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Posted by ブクログ
サブタイトルにあるとおり、紫式部の物語。上巻568ページ、下巻498ページという長編。
紫式部の名前は、この作品では小市。姉は大市、弟は薬師麿(元服後は惟規)。
7歳の小市が、5歳の弟とともに、乳母と17歳の叔母の周防に連れられて、墓参りに行くところから始まる。
そして、27歳になった小市が、越前守に任ぜられた父為時について越前へと旅立とうとしている、ここまでが上巻。
はじめのうちは、父為時の世代を中心に、おじやおばを通してさまざまな人間関係が描かれており、小市の生活環境や立場などがよくわかる。もちろん、天皇やその周囲、兼家をはじめとする中ノ関白家なども描かれつつ、小市の成長につれて小市の思いなども語られるようになっていく。
おもしろい。私は好き。古典でおなじみの作品や著者が登場し、目の前で息づいているのがうれしい。周防や大市の恋が切なく、清少納言がかっこいい。
登場人物が多く、そのほとんどが藤原姓なので、新しい名前が出てくるたびにメモするようにしている。読み進めるのに時間はかかるけど、じっくり楽しんでいる。
Posted by ブクログ
紫式部の生涯を描いた物語です。
上巻では幼少期から父為時の越前守赴任に同行することになったところで終わっています。この時点で27歳ですって。
小説なので、和泉式部や清少納言が思わぬ形で登場したり、蜻蛉日記がベストセラーだったり、読者へのサービス精神が旺盛な内容でした(笑)
和泉式部についてはちょっとやり過ぎかなーと思うけど。
また、風俗や作法が私の知る平安時代とかけ離れていてはじめそれに違和感があったけど、だんだんそれは上流階級のほんの一部の風俗で、大部分の下級藤原一族の暮らしは本書のような感じなのかもなあと思えてきました。今放映している大河もね、そんな感じですものね。
正直ダラダラしていて期待したほど面白くはなかったのだけど、後半の方が結婚や出仕などトピックが盛り沢山なので下巻に期待です。。
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