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Posted by ブクログ 2023年12月20日
「アウシュヴィッツのあとで詩を書くことは野蛮である」というアドルノの名言。それくらいにも、ナチスドイツの怪我が痛かったと見える。
フランクフルト学派、というよりは、ハーバーマスを知りたくて読んだ。英米の分析哲学、フランスのポストモダンには、慣れ親しんできたが、ドイツはビミョーだった。ニーチェ、フッ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月21日
フランクフルト学派の歩みを概観する一冊。ホルクハイマーによるフロイトとマルクスの調和の試み、またはベンヤミンによる逆風下における天使の存在は、ヘーゲルを頂点とするドイツ哲学が思索してきた社会哲学のその延長に位置しているように見える。一見そんなパラダイムを超えた問いにも感じる「なぜ人類は真の人間的状態...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月09日
これまでの知識を整理し、秩序立て、さらに新しい視点が得られる、新書らしいフランクフルト学派史の要約。切実さはあまりないが、理解できる楽しみ、生きることへの誠実さが本書にはある。
・すぐに手近な解決策を求める場合、私たちはその批判が見据えようとしている現実からじつは目を背けているだけなのではないでし...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月23日
フランクフルト学派についてのコンパクトな入門書です。
社会学研究所の設立からはじまって、フロム、ベンヤミン、ホルクハイマー、アドルノ、ハーバーマスらの思想を概観し、さらにフランクフルト学派第三世代の仕事について簡潔な説明がなされています。
新書という形式でわかりやすくフランクフルト学派の思想を説...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月03日
20141204~1231
1920年代から続くドイツの哲学・社会思想史の系譜。とても読みやすい。アドルノ、ベンヤミン、ホルクハイマー等々、名前は知っていてもその思想まではよく知らない彼らについて、もっと知りたくなった。学生時代はそういう思想史や理論系はとっつきにくかったけど、社会人になってみると、...続きを読む
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