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Posted by ブクログ 2022年10月28日
感じたところを、ここまで言葉にできるのかと思った。命が迫ってくる。生易しいものではない、生きるということ。猛々しく美しく、畏れも感じるほどの命の力が伝わってきて、植物と著者の力に衝撃を受けた。世界の植物、日本の植物、帰化植物まで、長年ひたすら心を寄せてきたからこその、植物との距離感。リズミカルな気取...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月22日
はじめにカラー写真がいくつか載っているのだが、出てくる植物があまりに多く、全く足りないので、検索しまくりながら読んだ。
画像と見比べながら読むと、伊藤さんの表現がいかに的確であるか、知っている植物についてはなおのこと、感心する。
多肉植物の名前は漢字表記がスタンダードで、妖怪みたいな名前が不思議だし...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月12日
伊藤比呂美さんのエッセイは好きでよく読む。が、動物系、植物系は、自分自身にあまり興味がないので、ちょっと苦手。頑張って読んだ。
おまけに、植物名を何度も検索して画像を見た。
セイバンモロコシ、オオアレチノギク・・・うっとおしい雑草とばかり思っていた馴染みの草たちの名前を覚えた。
ゼラニウム、ナスタチ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月07日
カリフォルニアで、熊本で、育てたり目にしたりした植物について、同時に、植物に惹かれる自分について、伊藤比呂美さんが綴ったもの。ずいぶん前に出た「ミドリノオバサン」に続くものと言える。
「ミドリノ~」の頃とは、詩人の身辺は大きく変わっている。その分、沈積した情感が漂っているようにも思うが、ヘンな湿り...続きを読む
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