地図と鉄道省文書で読む私鉄の歩み 関西1 阪神・阪急・京阪

地図と鉄道省文書で読む私鉄の歩み 関西1 阪神・阪急・京阪

2,376円 (税込)

11pt

5.0

※こちらの作品はファイルサイズが大きいため、Wi-Fi環境でのダウンロードを推奨いたします

新しいライフスタイルの誕生

日本初のインターアーバン(都市間高速鉄道)として知られる阪神電気鉄道は、1時間は待たねばならない官営鉄道に対し、住宅地にこまめに駅を設置し、運賃を安くすることで、鉄道利用という新たな需要を喚起していく。「たまにはおめかしして大阪や神戸へお買い物」というライフスタイルがこのころ生まれた。
阪急電鉄は、専務・小林一三のもと、温泉や少女歌劇、遊園地などとともに、沿線の住宅地開発に力を入れる。また、ターミナルデパートの建設などの取り組みで、阪神との熾烈な乗客獲得合戦を繰り広げていく。
大大阪市誕生で東京市を抜き、日本一の大都市となったこの地は、沿線人口急増に苦しんでいた。そのようななか京阪電気鉄道は大阪・天満橋と京都・五条をノンストップで結ぶ、日本最初の急行運転をおこなう。一両編成運転が当たり前の時代に二両連結の申請をし、複々線化を実行に移すなど、将来を見据えた大胆な先行投資で当局を驚かせた。
関東の私鉄をはじめ、日本全国の鉄道に多大な影響を及ぼしたこの3社の歩みを、鉄道や軌道に関する公文書と各時代の地形図を合わせて眺めることで、近代日本の姿がはっきりと浮かび上がる。掲載地図はすべてフルカラー。

...続きを読む

地図と鉄道省文書で読む私鉄の歩み 関西1 阪神・阪急・京阪 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年05月03日

    シリーズ自体は気にはなってたけど首都圏はよう知らんしな、と思ってたら関西版登場。内容的にはだいたいは知ってたけど、細かいところは知らん話やったり。公文書とか読みづらいところもあるけど、何せ書いてる方が楽しそうなんが伝わってくるのがええよね。

    0

地図と鉄道省文書で読む私鉄の歩み 関西1 阪神・阪急・京阪 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 趣味・実用

趣味・実用 ランキング

今尾恵介 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す