無人島、研究と冒険、半分半分。

無人島、研究と冒険、半分半分。

1,760円 (税込)

8pt

絶海の孤島、南硫黄島。本州から南に1200kmの場所にあり、その開闢以来人類が2度しか上陸したことのない、原生の生態系が残る奇跡の島である。
本書は、その島に特別なミッションを受けて挑む研究者たち(主に鳥類学者)の姿を、臨場感あふれる筆致で描く冒険小説であるとともに、進化や生態についての研究成果報告書でもある。

襲い来るサメ!崩れ落ちるガケ!降り注ぐトリ!噛みつくコウモリ!大気がハエ!(サメ以外は本当です)。抱腹絶倒空前絶後の科学エッセイがここに誕生。

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無人島、研究と冒険、半分半分。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    絶海の孤島、南硫黄島への二回にわたる実地調査の様子を描くエッセイ。筆者の軽妙な語り口で愉快な道中のように錯覚してしまうが、状況を想像するとだいぶハードであったことがうかがえる。
    現地の調査の様子が描かれているのはは2007年と17年の二回。四半世紀ぶりの調査となり、ルート構築や外来種問題などへの配慮

    0
    2024年11月18日

    Posted by ブクログ

    太平洋に浮かぶ南硫黄島、国内に残された貴重な秘境。10年一度の研究上陸。鳥類学者が体験した濃密な体験。

    海からそびえ立ち人の登る海浜のない孤島。外来生物の侵入のない生態を研究する。

    世の中、探せばまだまだ研究のタネは沢山あることを教えてくれる。筆者は2回参加。10年後の3回目は年齢的にギリギリ間

    0
    2023年12月17日

    Posted by ブクログ

    絶海の孤・南硫黄島での調査の様子を楽しく伝えてくれる本。表紙からしてユニーク。

    「鳥類学者だからって鳥が好きだと思うなよ」もそうでしたが、難しい内容もジョークを交えながらかなり砕いて(ときには砕けすぎるところもあるけどそこは愛嬌で)説明してくれるので、どんどん読み進めてしまいます。
    孤島での調査な

    0
    2023年12月02日

    Posted by ブクログ

    南硫黄島は人間の侵入を拒む、絶海の孤島。
    だからこその原生状態の生態系が残る、場所。
    そんな島での調査と研究の日々は、あまりにも壮絶だった。
    ・南硫黄島の地図 ・横から見た図 ・各島との位置関係
    ・はじめに
    第一部 探検・はじめまして 第二部 熟考・ここが天王山
    第三部 灼熱・宴もたけなわ
    ・あとが

    0
    2023年11月04日

    Posted by ブクログ

    安定の面白さ。やっぱりハズレないわ。
    南硫黄島でのそれはそれは過酷な調査を、いつもの調子でちゃかしたりしながら語る。オプティミスティックというか、ちゃかすことによって、祓いがおこなわれているような(笑)。きっと川上先生はマーシアン移民適正テストで簡単に合格しそうなキャラクタだと思う。ドMなフィールド

    0
    2023年10月15日

    Posted by ブクログ

    南硫黄島での調査の様子が面白おかしく書かれていて、楽しかった。パラパラマンガも面白かった。何度か調査を行っていても、分からないことはまだ出てくるようで、研究に終わりはないのだなぁと思った。

    0
    2023年09月25日

    Posted by ブクログ

    あぜやんリリース

    最近、旅本にハマっていて、この本も冒険心をくすぐる面白本。

    鳥類研究者の著者が南硫黄島に研究と冒険の旅に出るお話。

    著者の文章が面白くて、楽しく読ませてくれる。
    研究者の本っていうと難しいという印象だが、本書はめっちゃ面白い。

    0
    2025年06月01日

    Posted by ブクログ

    フィールド調査の内容を面白おかしく分かりやすく書かれている
    エッセイとしても楽しいが、調査結果の考察も面白かった

    外来種の生態系へ及ぼす影響については直接的な影響のみならず間接的な影響まで含めて考える必要があり一筋縄ではいかない

    生態系エンジニアという概念を知ることができた
    食物連鎖における生産

    0
    2024年11月24日

    Posted by ブクログ

    丸山ゴンザレスとか高野秀行氏の文章を彷彿とさせるようなコミカルなタッチで、冒険譚と研究話が楽しめる二度も三度も美味しい本。南硫黄島という日本人の99%以上が踏み入ったこともない無人島で鳥類の生態研究をするという話。若干、悪乗りというかウケ狙いの箇所はあるが、それは本を楽しくするためのご愛敬。

    ー 

    0
    2024年07月18日

    Posted by ブクログ

    鳥類学者の著者が、小笠原諸島の更に南の無人島である南硫黄島の自然環境調査隊に参加した一部始終を纏めた1冊。著者の作品に触れるのは3冊目です。
    個人的に、島への憧れのようなものは持っているのですが、火山列島のような絶海の孤島感のある島(まぁ列島なんで孤島じゃないですが)はちょっと怖さの方が先に立ちます

    0
    2024年02月09日

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