無人島、研究と冒険、半分半分。

無人島、研究と冒険、半分半分。

1,408円 (税込)

7pt

絶海の孤島、南硫黄島。本州から南に1200kmの場所にあり、その開闢以来人類が2度しか上陸したことのない、原生の生態系が残る奇跡の島である。
本書は、その島に特別なミッションを受けて挑む研究者たち(主に鳥類学者)の姿を、臨場感あふれる筆致で描く冒険小説であるとともに、進化や生態についての研究成果報告書でもある。

襲い来るサメ!崩れ落ちるガケ!降り注ぐトリ!噛みつくコウモリ!大気がハエ!(サメ以外は本当です)。抱腹絶倒空前絶後の科学エッセイがここに誕生。

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無人島、研究と冒険、半分半分。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月17日

    太平洋に浮かぶ南硫黄島、国内に残された貴重な秘境。10年一度の研究上陸。鳥類学者が体験した濃密な体験。

    海からそびえ立ち人の登る海浜のない孤島。外来生物の侵入のない生態を研究する。

    世の中、探せばまだまだ研究のタネは沢山あることを教えてくれる。筆者は2回参加。10年後の3回目は年齢的にギリギリ間...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月02日

    絶海の孤・南硫黄島での調査の様子を楽しく伝えてくれる本。表紙からしてユニーク。

    「鳥類学者だからって鳥が好きだと思うなよ」もそうでしたが、難しい内容もジョークを交えながらかなり砕いて(ときには砕けすぎるところもあるけどそこは愛嬌で)説明してくれるので、どんどん読み進めてしまいます。
    孤島での調査な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月04日

    南硫黄島は人間の侵入を拒む、絶海の孤島。
    だからこその原生状態の生態系が残る、場所。
    そんな島での調査と研究の日々は、あまりにも壮絶だった。
    ・南硫黄島の地図 ・横から見た図 ・各島との位置関係
    ・はじめに
    第一部 探検・はじめまして 第二部 熟考・ここが天王山
    第三部 灼熱・宴もたけなわ
    ・あとが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月15日

    安定の面白さ。やっぱりハズレないわ。
    南硫黄島でのそれはそれは過酷な調査を、いつもの調子でちゃかしたりしながら語る。オプティミスティックというか、ちゃかすことによって、祓いがおこなわれているような(笑)。きっと川上先生はマーシアン移民適正テストで簡単に合格しそうなキャラクタだと思う。ドMなフィールド...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月25日

    南硫黄島での調査の様子が面白おかしく書かれていて、楽しかった。パラパラマンガも面白かった。何度か調査を行っていても、分からないことはまだ出てくるようで、研究に終わりはないのだなぁと思った。

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    Posted by ブクログ 2024年02月09日

    鳥類学者の著者が、小笠原諸島の更に南の無人島である南硫黄島の自然環境調査隊に参加した一部始終を纏めた1冊。著者の作品に触れるのは3冊目です。
    個人的に、島への憧れのようなものは持っているのですが、火山列島のような絶海の孤島感のある島(まぁ列島なんで孤島じゃないですが)はちょっと怖さの方が先に立ちます...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月01日

    以前読んだ「鳥類学者だからって鳥が好きだと思うなよ」が面白かったのでこちらも!

    上陸調査がほとんど行われたことのない絶海の孤島・南硫黄島。二度に渡る学術調査の様子や鳥類学者視点での発見などが綴られています。

    相変わらず「はじめに」から面白い書きっぷりでした。
    クスクス笑いながら知見を深められて、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月29日

    西ノ島については2021年9月に再調査を予定していたが、8月14日に再噴火し、2022年、2023年も10月に噴火しているため調査保留になっている。
    現在の西ノ島の生態系が気になるところですが、本書の舞台は西ノ島でなく南硫黄島です。

    川上さんは鳥類学者だから、クロウミツバメやシロハラミズナギドリな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月12日

    鳥類学者のフィールドワークを面白おかしく描いた本。本当は、もっとアカデミックでキツいだろうが、多くの人に興味持ってもらうためか楽しそうに書かれてる。無人島生活も経験したいなぁと一瞬頭をよぎった。

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    Posted by ブクログ 2024年01月29日

    内容以前に、ものすごく読みにくい。
    著者の責任ではないと思うが、目次のフォントはまる文字を模した手書き風だし、余白には無駄なペン書きの着色線画が描かれている。
    それがパラパラ漫画になってようがなんだろうが、書籍を読むということは文字を読むのであって、余白のうるささやふざけたフォントに読みにくくされる...続きを読む

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