ゆくとし くるとし

ゆくとし くるとし

471円 (税込)

2pt

助産所を営む母に居候を決めこむ見知らぬオカマ。実家に帰省した私を包み込んだのは、そんな彼女たちのくふふふという温かな笑い声だった──。ヘッポコ助産所ではぐくまれる母とオカマと私の物語。受賞作に書き下ろし作品「僕らのパレード」を加えて、2006年11月『ゆくとし くるとし』として単行本化(マガジンハウスより)。表題作のみ2011年12月に電子書籍としても刊行。
(電子書籍版には「僕らのパレード」は含まれておりません。)

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ゆくとし くるとし のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年06月17日

    大沼さんの作品って、オカマが出てくる事が多いんだけど、すっごくいい味出してるんだよね〜(^-^)/
    ミカ姉 最高!

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    Posted by ブクログ 2013年01月27日

    東京の大学に進学をしたトリコだが、目的を見失い留年が確定してしまう。その報告を含めての年末の帰省で、実家に帰るがそこには、母と仲良くコタツに入っているオカマのミカがトリコを迎える。何故オカマが居るのか説明をしない母と聞かない娘。掃除以外は家事がまったくだめな母と似た娘を前に、住み込みのミカがおせち料...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月24日

    入院生活の長かったこどもの頃、病院のベッドで
    「願いをひとつだけ叶えよう」的な童話を読むたび、私だったら?と考えました。

    「丈夫な子になれますように」にしたいけど、丈夫になったとしても
    ある日突然事故とかで死んじゃったらいやだし、
    結婚した人が実はものすごく意地悪な人だったりしたら困るしなぁ。。。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月26日

    家族は血のつながりではなく、心の繋がりでは無かろうか?時には繋がりの紐が絡まる事もあるし、離れてしまう事もあるだろう。心が寒い時に暖めてくれるのは家族なのだ。とてもよい本だった。

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    Posted by ブクログ 2011年09月10日

    ミカさんの笑顔は、美しくはないけれどほんわりと心地好い
    もっと、信じてしまえばいいのかも知れない。色んなコトを、もっと単純に。
    でも、言わなきゃいけないと思ったのだ。ちゃんと、立ち上がって。
    苦しそうな彼を見て、僕はキモイと言われてもいいと心に決めた。僕は僕がキモくない。それでじゅうぶん。それでいい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    久々に、「良い本だ〜・・・」と、しみじみ思いました。。。                                                 表題作もすごく良いけど、同時収録された「僕らのパレード」という話が更に良かった!!                                ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    大学生の主人公が久しぶりに故郷へ戻ると家に居るのは母親と「オカマ」。表紙の絵にも引かれましたが、そんな冒頭部にも興味を抱いて読んでみるととても面白かったです。もう一つのお話、「僕らのパレード」ではサムとアヤエのやり取りが可愛らしく、最後の展開には切なくて胸が締め付けられそうでした。

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    Posted by ブクログ 2014年02月11日

    一編は…不器用な母娘関係の仲を取り持つミカ姉さん。ヘタクソな自己表現のトリちゃんも新年とともに、やっと"母親の中の母親"の懐に飛び込めた。もう一編は… 田舎に溶け込むサムくんの奮闘ぶりと軽~いミステリー色の結末。ピュアな天然酵母ぶりを発散する。二編を通じて、"真夜パン&...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年11月30日

    出だしが面白かったのでそのまま全部読み終えてしまいました...。
    大沼さんの本はいいですね。心が和やかになる...

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    Posted by ブクログ 2013年06月27日

    最初2ページくらい読んで「きっといい話だ」と確信して一気読み。作者らしい、ほんわかした気分で終わることができた。 好きな一冊。後半の「僕らのパレード」よりも「ゆくとしくるとし」の方が好き。 オカマちゃん=ムロツヨシ・・・ まよパンドラマの印象が抜けないわ。

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