信長の天下所司代 筆頭吏僚村井貞勝

信長の天下所司代 筆頭吏僚村井貞勝

990円 (税込)

4pt

3.6

元亀四年に足利義昭を追放した後、信長は「天下所司代」を置き、京都支配を行った。本能寺の変までの九年間、一貫してその任にあったのは村井貞勝である。彼は信長の絶大な信頼を得て、市政から朝廷・公家との折衝までを一手に担い、ルイス=フロイスからは「尊敬すべき異教徒」と呼ばれた。武功とは無縁の吏僚でありながら有能を認められて「天下」=京都を仕切り、織田政権の要となった村井貞勝の活躍に光を当てる。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

信長の天下所司代 筆頭吏僚村井貞勝 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    明智・羽柴ら軍事・行政とも行う者の多い織田家臣団において行政専門の吏僚として幕府滅亡後の京都行政を担った村井貞勝を扱った書。一冊丸々村井というのは2012年の時点でこの書のみか。一次史料をもとにした日次記を中心に彼の動きを追い、暦論議や推任問題等考察する。伝記と思って読むと拍子抜けするやも。村井の動

    0
    2013年07月07日

    Posted by ブクログ

    京都所司代の村井貞勝を公家の日記や残された文書をもとに論述する。
    村井貞勝の功績はもちろん、織田政権と京都の関係についても勉強になった。

    0
    2016年03月14日

    Posted by ブクログ

    信長の下でその行政・外交の実務を担った中心人物、村井貞勝。
    戦国という時代のイメージを形づくった多くの武将達と比べてあまりにも地味な存在だが、激動の時代を踏み固めていく信長の統一事業において果たした役割の大きさが伝わってくる。
    どういった性格であったり、人間性だったのかをもっと知りたいと思った。

    0
    2013年07月12日

    Posted by ブクログ

    信長の京都支配を一手に担った男とは。足利義昭を追放してから、本能寺の変までの九年間、一貫して所司代の任にあたった村井貞勝の活躍に光を当てる。

    本書は二部構成である。貞勝が天下所司代になるまでと、天下所司代としての日次記である。

    本書がユニークなのは、当時の一級資料をから、貞勝の日次記をまとめ

    0
    2011年09月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ただ羅列。そう言われるかもしれないけど、これが文献史学。それで日本史専攻の大学生の多くは脱落してくんだよね。思ってたのと違う! って。

    ・天正10年の暦について、当時主流の三島暦と、暦博士がつくる京暦とで閏月の配置が異なり、元旦が1ヶ月違うという事態が生じた。信長は領内を同じ暦で統一させることを目

    0
    2011年01月10日

信長の天下所司代 筆頭吏僚村井貞勝 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

中公新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

谷口克広 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す