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困難にぶつかったとき、迷いが生じたとき、松井はどう考え、どう乗り越えてきたか。愛するニューヨークを去る決断、ワールドシリーズMVPの伏線となった一球、チームの指示に反して手術を回避した理由……野球人生で初めて直面した長く苦しい時期から世界一への道程、さらに、新天地にかける思いを、初公開エピソードを織り交ぜながら綴る。常にぶれない強さを支えるその思考法とは――。
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Posted by ブクログ
私が就活を乗り切った本。ラグビーを取り組む上でもかなり感銘を受けた一冊。松井父が松井に送った言葉である、「人間万事塞翁が馬」は今でも心に残る名言だと思う。
松井秀喜ってやっぱりすごいな。大好きだ。報道ではいつも前向きで真摯な対応してるけどやっぱりそれなりに葛藤があったんだね。 松井最高。
(01.24.2017) 個人的には『不動心』の方が良かった。だけど、この本もすごく心に残る箇所がいくつもあった。どんな状況においても常に平常心で、努力を積み重ねていけば、人生の道が開かれるのかな、と読みながら思った。ますます松井秀喜という人物が好きになった。
随所に松井さんの人生観が読み取れ、興味深い内容だった。松井さんは万人が認める人生の成功者だと思う。人とのつながりを大切にする人が人生で成功するのだろうという印象が強く心に残った。
著者の信念について知りたくて読書。 2012年シーズンは移籍先も決まらず、2か月遅れでマイナーリーグからのスタート、5月末にメジャー昇格を果たしたニュースを見て、本書を読ませてもらった。『不動心』の続編的な内容だといえる。 著者は努力の天才と評されることがある。謙虚な人間性は、ご両親の影響が大き...続きを読むいと感じる。星稜高校の山下監督、長嶋茂雄元監督、トーリ監督、チームメイトに恵まれているように思われるが、著者の態度、人間性が引き寄せているのだと思う。いい師匠を求めているので、結果的に現れてくるのだと思う。 この点は私も大いに刺激されるし、参考にさせてもらえる。 お世話になった人や恩師に変わらぬ敬意と尊敬の念を払える人は謙虚でいられると思う。 故長嶋亜希子さんとのエピソードは目頭が熱くなる。お世話になった人にいつまでも感謝する人間でありたいと思う。 元チームメイトのジータ選手が調子の悪い時こそ通常と同じような態度、振る舞いをするのはメンタルヘルスマネジメントの観点からも重要な要素だと思う。いい状態を演じることが、メンタル面へいい影響を与える。 ジョー・ディマジオをメジャーリーグの手本とした長嶋元監督。そして、その長嶋元監督を恩師として影響を受けたという著者。だから、いつでも全力でプレーするのだと思った。見に来てくれているファンのために。 それにしても読書家と敬服する。ますます著者の品格、人間性に魅力を感じるとともに応援したくなる内容。 読書時間:約1時間
[ 内容 ] 困難にぶつかったとき、迷いが生じたとき、松井はどう考え、どう乗り越えてきたか。 愛するニューヨークを去る決断、ワールドシリーズMVPの伏線となった一球、チームの指示に反して手術を回避した理由…野球人生で初めて直面した長く苦しい時期から世界一への道程、さらに、新天地にかける思いを、初公開...続きを読むエピソードを織り交ぜながら綴る。 常にぶれない強さを支えるその思考法とは―。 [ 目次 ] 第1章 決して忘れない一日 第2章 「復活」ではなく生まれ変わる 第3章 「強い肉体」との別れ 第4章 信じることをやめない 第5章 世界一のファン、そして世界一の球場 第6章 人生で一番大切なこと [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
彼のチームに対する姿勢、野球に対する心構え、スランプ時の思考法、それら全てが仕事にも当てはまる金言です。尊敬する人物からのメッセージはビジネス書の何倍も重みがあります。
高校時代から順調な野球人生だったゴジラ松井に起こった突然のケガ。復帰しても、その治療のため適度な休養も必要となる。毎試合出場を目標にしている彼にとって、「欠場」というのは、大きなショックだったろう。 それでも松井はチームのことを考え、自分はチームにとってのパーツの一つだという意識を忘れない。だから...続きを読むこそ、レギュラーが保証されなくなっても腐ることなくベストを尽くし、その結果、ワールドチャンピオン、ワールドシリーズMVPという栄冠を手にした。 そして、ヤンキースとニューヨークに賛辞を送り、新チームへと移籍。 礼に始まり、礼に終わる態度、妻を表には出さない気遣い。この人は古き良き日本人だなと思う。
「不動心」の続編的エッセイ。 あれから松井選手自身に、考え方のブレが出ていないことが確認できる。 あと前作でも感じたけど、 松井選手って、本当に読書家なんだろうなぁと、 文章を読み進めるほどにそう感じられるほど、 文体がすっきりしていてとてもわかりやすかった。
ワールドシリーズを制覇し、そのMVPとなった松井が、翌年ヤンキースとの契約とならなかったのは挫折であろう。巨人の4番を打ち、ヤンキースの4番を打ち、そしてWシリーズのMVP。言うなれば、アスリートの頂点とも言え、それほどの実力と実績、人気を誇る、松井ですらそうなのである、そう思わせてくれる本である。...続きを読むしかし、彼も真面目であり野球という自分の仕事についてひたむきであるという事が何よりも魅力なのだろう。
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