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よい外国人じゃなきゃ、ダメ? 台湾出身で〈日本語に住む〉著者が問う〈ふつう〉への抵抗。小さな声も自由に羽ばたき出すエッセイ集。3歳で台湾から日本に移り住んだ著者が、日常で味わった小さな違和からアイディンティティをめぐる問題、カズオイシグロから「愛の不時着」まで文学・映画を読解する批評文を収録し、日本の〈ふつう〉をやわらかに揺すぶるエッセイ集
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Posted by ブクログ
「日本人でありながら日本の悪口さえ言っておけば自分の価値が信じられるような人が喜ぶ作品は、一切書かない」という言葉に突き刺された。その言葉が指し示す対象に少なからず自分は含まれているように思ったから。 日本社会に強力にはたらく単一化の力学に対して存在の複雑さと多様さを取り戻す戦い。そもそも国家、国...続きを読む籍、国境という概念が歪で、その概念に適さない人間が歪なわけではないということ。 自分の過去の不適切な発言が思い起こされ、また、自分が今も気づかずしてしまっている差別的言動が必ずあるだろうということに消え入りたくなる。 しかし惑う存在として存在することを肯定してくれるこのエッセイはとても温かい。
アイデンティティ、差別、日本人について、考えさせられた。日本を含め、アジアの国の歴史は複雑。人は見たいものしか見れない。私もこの本をきっかけに視野を広げて、国について、アイデンティティについて、考えていきたい。
私も嫌な経験はかなりある。 なんて言えばいいのか、難しいのだが、無意識に差別する人と意識的に差別する人がいる。
日本人にとっての国と海外の人との国のあり方は違うんだろうな。 親が転勤族で出身どこですか?と聞かれて、咄嗟になんと言っていいか分からない感覚がちょっと近いような…。グローバル化、インクルーシブ化バリアフリー化色々難しい問題を孕んでいる。 移民受け入れが困難な日本の体質なんだろうな。 ◎人種と人種の...続きを読む間でモノを書く人々 李良枝 ジュリー オオツカ カリ ファハルド アンスタイン トニ モリスン ニケシュ シュクラ
台湾人の両親のもとに台湾で生まれ、3歳で日本に移住し、ほぼ日本語の中で育った著者のエッセイや対談などをまとめた作品。偏見や歴史認識の問題、著者が幼い頃に少し見せた特別な存在であることの優越感など肩肘張らずに書かれていた。技術の進歩とともに世界がぎゅっと小さくなり人の往来もさらにハードルが低くなって日...続きを読む本の中にも様々な人が増えてくるだろう。多様性という言葉が死語になるくらいの変化が起こるような気もする。
芥川賞とった人のエッセイかあっと思って手にとる あとで調べたらわたしが思ってたの楊逸さんだった 中国の人でもとれるんだーっと当時思って 温さんも名前が中国系だったのでなんかごっちゃになってた 名前が中国系だとみんなおんなじになってしまうのって これもまた問題なのやろか。 とはいえそこまで興味のないこ...続きを読むとへの認識がざっくりしてしまうのはどうしようもない。 が、これを読んで温さんは私の中で温さんになった。 のでもうざっくり認識ではない 日本語は日本人の言葉、と思っていた。 日本語は日本人だけのものじゃない、とか 日本国籍をもたず、でも日本語で育つ人がいる、とか あんま考えたことなかった 何か境におかれた人はいろいろ考えたり感じたりする機会が 多いのだろうなあと そうして言われなければ分からない、きずかないことの なんと多いことか。 世界はどこまでも多様で複雑 それを求めてはいないんだろうけど、 じゃない側からの声を聞くと なんかごめんなさい、といつも思ってしまう。 知らないでいること無関心でいることに対し とはいえ自分に直接関係してこないと やっぱりなんでも他人事になってしまうのは わたしが薄情だからなのか? いろいろ考えちゃうけど、読みやすく、おもしろかった この人の小説も読んでみたいかも
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