昏き聖母 下
  • 最新刊

昏き聖母 下

小説・文芸
1,100円 (税込)

5pt

4.5

ラーハン王のブレホンは、フィデルマとは因縁の仲。事態は絶望的だったが、フィデルマは諦めなかった。調べるうちに、事件のあった晩の夜警がそのあと事故死していたり、エイダルフが被害者を襲っていたと証言した少女が消えてしまったりと、不審なことが次々判明する。さらに、処刑を目前にエイダルフが牢からいなくなってしまい――。誰かがエイダルフを助けるために連れ出したのか、それとも何らかの理由で消そうとしているのか。謎が謎を呼ぶもつれた事件を、フィデルマはいかに解き明かす? そしてエイダルフの運命は? シリーズ第9弾。

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昏き聖母 の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 昏き聖母 上
    1,100円 (税込)
    巡礼の旅に出ていたフィデルマは、良き友であるサクソン人の修道士エイダルフが、カンタベリーへの帰途、殺人罪で捕らえられたという兄からの手紙を受け取り、急ぎラーハン王国に向かった。ラーハンといえば、フィデルマの兄が治めるモアンとは揉めごとの絶えない隣国。どうやらエイダルフは12歳の少女に対する暴行と殺人の容疑で捕まったらしい。ドーリィーとして弁護しようとするフィデルマだが、エイダルフの処刑は既に翌朝に決まったと告げられる。不利な状況下で、彼の無実を証明すべく事件の捜査を始めるが……。人気シリーズ最新作。
  • 昏き聖母 下
    1,100円 (税込)
    ラーハン王のブレホンは、フィデルマとは因縁の仲。事態は絶望的だったが、フィデルマは諦めなかった。調べるうちに、事件のあった晩の夜警がそのあと事故死していたり、エイダルフが被害者を襲っていたと証言した少女が消えてしまったりと、不審なことが次々判明する。さらに、処刑を目前にエイダルフが牢からいなくなってしまい――。誰かがエイダルフを助けるために連れ出したのか、それとも何らかの理由で消そうとしているのか。謎が謎を呼ぶもつれた事件を、フィデルマはいかに解き明かす? そしてエイダルフの運命は? シリーズ第9弾。

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昏き聖母 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ミステリ。修道女フィデルマ。
    シリーズ長編の9作目。
    5作目、7作目、9作目と、飛び飛びで読んでしまっているな…。

    今作はエイダルフが殺人罪で捉えられているという設定により、かなりスリリング。
    おおまかなプロットは予想通りとはいえ、ハラハラしながら一気に読んだ。
    ミステリとしては、関係者から証言を集め、証拠となる物品を探し、得られた事実を照らし合わせて、法の下に真実を探求する流れが特徴。
    重厚な本格ミステリ特有の論理的推理を、より分かりやすく表現しているように思える。
    盲目の男ダルバッハが非常に良いキャラ。
    著者の『蜘蛛の巣』でも障害を持ったキャラクターが強い個性を放っていた記憶がある。
    そもそも、どのキャラクターも個性がハッキリしていて、著者はキャラクターを描くのが上手い気がする。
    大満足の一冊でした。

    2025年に読んだ作品でもベスト級の評価だが、これに並ぶ作品がマイクル・フリン『異星人の郷』。
    どちらも宗教色が強い作品で、古い時代を描いた歴史もの。
    自分の好みが若い頃からだいぶ変わってきているような…。

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    面白い。面白すぎる。  フィデルマが助けを求めたアイルランド五王国全土のブレホンの長ボラーンが駆けつけて、間一髪、エイダルフは死なずに済んだ。

     7世紀半ばなので、物的証拠よりも状況証拠が中心だが、理路整然と謎を解き明かしていくのが小気味良い。

     旅立つエイダルフについて行くフィデルマ。やっと二人は幸せに!

     次作が待ち遠しい!

    0
    2026年01月18日

    Posted by ブクログ

    こちらも大好きなシリーズの1つです。定期的に翻訳が続いているのを見ると、私同様に根強いファンが存在しているようです。舞台は、7世紀半ばのアイルランド。日本は、飛鳥時代、大化の改新の頃でしょうか。このシリーズの最大の魅力は、何と言っても、主人公フィデルマのキャラクターです。修道女にして、ドーリィー(法廷弁護士)の資格を持ち、モアン王国の国王コルグーの妹君でも有ります。美人で聡明で有り、ドーリィーの資格を活かして、数々の難事件を解決してしまう推察力を備えています。
    ストーリーは、フィデルマの思い人で有るエイダルフが、隣国ラーハンで少女を強姦し、殺害した罪で死刑を言い渡されてしまいます。何かの間違いで有ると信じ、フィデルマは、弁護の為、ラーハン王国へ急ぎ向かいます。ラーハン王国に到着すると、他にも立て続けに事件が起きており、何やら陰謀めいた動きも感じられます。エイダルフの死刑を阻止して、事件の真相を突き止める事は出来るのでしょうか?
    伏線もきっちり回収されており、フィデルマの推理の披露シーンもバッチリ決まっていますが、本作は、ラストのフィデルマとエイダルフのやり取り、2人の関係性に変化が有るのか、読者がヤキモキする所が、最大の読み所ではないでしょうか。☆4.6

    0
    2023年03月29日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (上巻から)

    フィデルマに負けずに居丈高な女性修道院長は怪しいとは思っていたが、
    いくら修道士や修道女の結婚が禁止されていないとはいえ、
    二股でしかも不倫だっとは、衝撃的だった。
    それと、エイダルフが逃げている途中で出会った目の見えない男が、
    印象的だったが、あまり活躍しなくて残念だった。

    謎解きとしては、
    船で人身売買という程度しか予測できなかったが、
    フィデルマは最初から犯人のことを怪しいと思っていたとか。
    そんな風には全然見えなかったけど。

    とはいえ、最も衝撃的だったのはラスト。
    フィデルマの誘いを断ってサクソン諸王国へ戻るエイダルフに、
    フィデルマがついていく決断をするとは。
    二人の旅はどうなるのだろう。

    0
    2025年05月17日

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