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プライツィヒ高校では学園祭において、二年生は演劇をおこなうこととされている。二年A組に在席するヴァンツァーは裏方を志望するも、クラス全員の反対にあい主役を務めることに。
ライジャもある人物から課外活動の一環で、舞台に出演を、と熱心に誘われ困惑する。
レティシアに至っては大学のセミナーの仲間たちがノリノリで芝居を企画、なんと『かわいそうな孤児』の役を演じる羽目に。だが、独特すぎる過去を持つレティシアには「自殺しようとする少年(レティシア視点による)」がなぜかわいそうなのか皆目理解できない。
一方、ジンジャーも少々悩むことがおき、インストラクターとしてジャスミンとケリーを引っ張り出した。かつて、映画撮影と偽り、黒玉(ジャスミン視点による)を吹っ飛ばした際の映画監督が関わる案件だった。
ジャスミンはルウもリィもシェラも誘い出し、プロの演技者に用事のできたヴァンツァーとレティシア、ライジャも同行するというフルメンバーがつどうことになる。
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Posted by ブクログ
面白かった、、、。17日の金曜に近所の書店に入荷したんだが、その日の夜には2巡した。尊すぎる。今回の装丁がまた、超美麗ヴァンツァー様。くそのつくぐらいの真面目な彼が、学校の文化祭の劇に出演する話。だが、それでおわるわけがなく、普通でない人々が出てくる普通でない茅田本。ただただ、美しく、素っ頓狂な人々が、わらわらと出てきて、周りの顎と目玉を落としてしまうという。ザ王道。ジンジャーも恐ろしい(笑)、そして新キャラのランディが素晴らしい。ラストの全員大団円ならぬ大顎落に大満足。
ちょうど、『かげきしょうじょ』を再読中だったので、舞台芸術萌えに拍車がかかる。
Posted by ブクログ
高校の学園祭のクラス単位の演劇で、囚われの姫と彼女を救い出す騎士という一人二役を演じる事になったヴァンツァー。演技に対しても完璧超人振りを遺憾無く発揮したが、相手役から恋する姫役が出来ていないと指摘され、ジンジャーに相談を持ちかける。新劇場でのこけら落とし公演での不安点の解消の為ジンジャーがジャスミンに声をかけた事から相談の所でフルメンバーが揃い、演技についてあれこれ言い合う所が楽しい。孤児役の気持ちが理解できないレティシアに対する総ツッコミ。そりゃそうだ。普段語られないヴァンツァーの高校生活が新鮮。「永久凍土の貴公子」と呼ばれている割にはそれなりに溶け込めてるなぁ。ズケズケ言う演出担当ベアテがいいキャラ。次は同じく演技に悩むレティシア編らしいけど何時になるのか。
Posted by ブクログ
「目指せ一般市民」の命題のもとに学生生活を送っている金銀天使の面々。
彼らにうってつけのイベントがやってきます。そう学園祭。
もてなす側としても、もてなされる側としてもこのイベントに参加し、万全にこなすことで、十全に満喫することでこそ一般市民に近づくのではないでしょうか。
そうは問屋が卸さないのは、天使たちの世の常。今回卸してもらえないのはヴァンツァー。彼が挑む相手はクラス出し物の芝居。ここで主役を演じることになったヴァンツァーを中心に巻き起こる騒動の『極光城の魔法使い』です。
表紙は女装したヴァンツァー。
金銀天使たちの面々が転生した先での暮らしに随従するでなく、彼ら自身が培ってきた思考習慣との差異のすり合わせで、少しずつ道具や機械でなく人であるということを自覚してゆく物語かな、と思っている『天使たちの課外活動』。
ただ、一番心動かされるのは、天使たちの周辺にいる人物が変化する場面だったりする。それは、天使たちの面々の変化が微々たるものに対して、大きな動きであるからかな。今回でいうとランディがそれです。
特に決意と覚悟の瞬間だったので、よかった。涙しそうになりました。
自分の意思で道を違えたのではなく、そうだと思い込んでいる鬱屈が感じられていただけに、決意と覚悟で立ちあがろうとした彼の感情のほとばしりは美しい。若さがその情熱に身を任せることを止めないのでしょうね。羨ましい。
一応、学園祭ではクラス出し物に順位をつけることになっているのですが、その結果発表はされてません。が、それはいう必要がないということですね。満場一致でヴァンツァーたちA組の優勝ですよ。
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