不始末 独り身同心(三)
  • 完結

不始末 独り身同心(三)

733円 (税込)

3pt

3.0

縁談相手の百合との破談騒ぎを免れた北町奉行所定町廻り同心・井原伊十郎は、盗人『ほたる火』の探索に心血を注いでいた。江戸市中では『ほたる火』の人気が高まり、浮世絵までもが評判になっていたのだ。その浮世絵を見た伊十郎は、音曲の師匠・おふじに似ている事に気付く。絵師の鳥海英才に話を聞くと『ほたる火』をその目で見たという。やはりおふじが『ほたる火』なのか? 一方、伊十郎の元に赤子を抱いた若い女が訪れた。女の話では、赤子は伊十郎の子だというのだ。全く身に覚えのない母子の登場に頭を抱える伊十郎。不徳か陰謀か……独り身同心の行末は!? シリーズ第三弾。

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独り身同心 のシリーズ作品

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1~7件目 / 7件
  • 縁談 独り身同心(一)
    完結
    733円 (税込)
    北町奉行所定町廻り同心・井原伊十郎に、上役から縁談話が持ち込まれた。相手は五百石鳥の旗本の出戻り娘だが絶世の美女だという。独り身ゆえの気楽さから、如何に話を断ろうかと悩んでいたある日、縁談相手の百合が伊十郎の元を訪れた。評判通りの天女のような美しさに一目惚れした伊十郎。しかし時を同じくして、妖艶な音曲の師匠・おふじが現れ、伊十郎の心は揺らぎ始める――。一方で、江戸市中を騒がす盗人『ほたる火』と対峙した伊十郎だったが、あることから『ほたる火』を取り逃がしてしまう……。独り身同心に降りかかる、女と事件の行く末は? 待望の新シリーズ、第一弾(解説・三田主水)
  • 破談 独り身同心(二)
    完結
    733円 (税込)
    鳴りを潜めていた盗人『ほたる火』がまたもや出没し、北町奉行所定町廻り同心・井原伊十郎は再度探索を始めた。伊十郎は以前『ほたる火』と対峙した際、足首に怪我を追わせていたが、時を同じくして出会った音曲の師匠・おふじも同じ怪我をしていた事に気が付く。伊十郎は、おふじが『ほたる火』ではないかと疑い始めるが――。一方で、縁談相手の百合となかなか逢えない日々を過ごす伊十郎。ある日、彼の元に信じられない話が舞い込んでくることに……。高貴な百合、妖艶なおふじ、二つの花の間で揺れ動く独り身同心が、市井で起こる難事件を追いかける!! 大好評シリーズ第二弾!
  • 不始末 独り身同心(三)
    完結
    733円 (税込)
    縁談相手の百合との破談騒ぎを免れた北町奉行所定町廻り同心・井原伊十郎は、盗人『ほたる火』の探索に心血を注いでいた。江戸市中では『ほたる火』の人気が高まり、浮世絵までもが評判になっていたのだ。その浮世絵を見た伊十郎は、音曲の師匠・おふじに似ている事に気付く。絵師の鳥海英才に話を聞くと『ほたる火』をその目で見たという。やはりおふじが『ほたる火』なのか? 一方、伊十郎の元に赤子を抱いた若い女が訪れた。女の話では、赤子は伊十郎の子だというのだ。全く身に覚えのない母子の登場に頭を抱える伊十郎。不徳か陰謀か……独り身同心の行末は!? シリーズ第三弾。
  • 心残り 独り身同心(四)
    完結
    733円 (税込)
    冬を間近に控えた晩秋のある日、豊島町にある鼻緒問屋『和賀屋』から三十両が盗まれた。その金額から、江戸の町を賑わすと盗人『ほたる火』の仕業ではないかと疑われた。だが、北町奉行所定町廻同心・井原伊十郎は、『ほたる火』との僅かな手口の違いを見つけ、偽物の仕業と気がつく。偽物の正体と三十両の行方は――。一方、伊十郎の縁談相手、百合に厄介な疑惑が生まれた。『ほたる火』の姿を見たという絵師の鳥海英才が、百合の顔を見るや、彼女を『ほたる火』と言ったのだ。果たして百合が『ほたる火』なのか……。そして、独り身同心・井原伊十郎の縁談やいかに――。大好評シリーズ第四弾!
  • 戸惑い 独り身同心(五)
    完結
    737円 (税込)
    北町奉行所定廻り同心・井原伊十郎は、縁談相手の百合と、音曲の師匠おふじの二人の美女の事で深い懊悩を抱えていた。江戸の町を賑わす盗人『ほたる火』の正体が、実はこの二人ではないかと疑われたのだ。一方、乾物問屋『大徳屋』に泥棒が入り、下男が刺殺された。賊は女だったとうい証言から『ほたる火』の仕業ではないかと疑惑が生まれた。伊十郎は、『ほたる火』が人を殺めるはずがないとその探索に乗り出すことに……。一向に進まぬ縁談を前に、同心・井原伊十郎の真価が試される!! 佐平次親分も久しぶりに登場する、大好評シリーズ第五弾。
  • 逃亡 独り身同心(六)
    完結
    737円 (税込)
    生活苦にあえぐ旗本の間で、娘を裕福な商人の後添えにすることが増え、幕閣内で問題になっているらしい。北町奉行所定廻り同心・井原伊十郎は、その内情を確かめるべく、仲介を行っている六兵衛という男の探索に出る。しかし、探索先にて襲われ監禁されてしまう。命辛々逃げ出せた伊十郎だったが、彼の閉じ込められた先に男の死体が見つかったというのだ。聞き込み証言と刀についた血糊によって、伊十郎は下手人扱いととされ、謹慎を命じられる。しかし自らの身の潔白を証明すべく、伊十郎は江戸の町を逃げ回ることに……。大好評シリーズ第六弾。
  • 決心 独り身同心(七)
    完結
    737円 (税込)
    北町奉行所定町廻り同心・井原伊十郎は、江戸の町を騒がす女盗賊『ほたる火』を追っていた。これまでの経緯から音曲の師匠であるおふじが『ほたる火』ではないかと疑い、張り込みを行うことに。ある夜伊十郎らは、何処かに出かけようとするおふじをつけていたが、蔵前界隈でその姿を見失ってしまう。そして翌朝、蔵前にある札差『大国屋』に『ほたる火』が盗みに入ったとの知らせを受け、おふじへの疑いが濃くなっていき――。縁談相手の百合との行方も大団円を迎えるのか? 独り身同心が迫られる男の決意とは!? 大好評シリーズこれにて完結。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

不始末 独り身同心(三) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年08月01日

    第三弾
    同心・井原伊十郎活躍(佐平次のときのスケベ同心がいい?)
    これまでと同様、女盗賊「ほたる火」と婚約者「百合」そして女師匠の「おふじ」を絡めながら進行
    今回はある大名の隠し子が、伊十郎の隠し子として母子ともに登場

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年08月12日

    「三人佐平次捕物帳」の脇役から出世(?)した井原伊十郎の「独り身同心」シリーズ第3弾。女好きは相変わらずのため、百合とおふじに振り回される。盗人「ほたる火」の正体は?興味深い展開になってきた。

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