対論 1968

対論 1968

全共闘に代表される若者たちの社会変革の運動が、国内のみならず世界で最高潮に達した「1968年」。
あれから現在に至るまで、国内ではいまだに当時を超える規模の若者の叛乱は出現していない。
そもそも、あの叛乱は何だったのか。
そして現在の日本に何をもたらしたのか。
メディアに流布される「1968年」の物語の外側から、その意義を洞察してきた笠井潔とスガ秀実。
同世代の批評家同士であり、かつ時に互いを批判し合ったこともある二人。
この論敵同士による、最初で最後の「対話」の行方は――。
聞き手は外山恒一。

◆目次◆
序章 対話の前に
第一章 1968
第二章 1968以後
終章 国家と運動のこれから

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対論 1968 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年01月20日

    57〜 大衆蜂起⇔市民運動
    66 自分探し 生きづらさ 主体性
    『万延〜』から大江は単純な疎外論ではなくなる
    78 太陽の塔=原発
    縄文あるいは土着的なものの古層が天皇制に絡めとられることについてきちんと考えなかった。だから戦後天皇制の経済基盤である高度成長的な産業主義と結果的に一致した。
    84 主...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年11月28日

    その運動は壮大なものになり
    世間を争乱の渦に巻き込むまでになった…

    そんな時代を生きてきた2名の対談集。
    正直言ってよくわからないものだったけどね。

    おそらくここに哲学やら何かが
    絡んでくるから、なお一層厄介なのだと思う。

    だけれどもそれに興味を持った人
    しかもさほど密接じゃない人までをも
    ...続きを読む

    0

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