男の子であることを秘密にしたまま、舞妓を続けている千代菊。置屋の女将であるおかあちゃんが、室町時代に作られたという仏像をへそくりをはたいて買ったらしい。ところがその仏像は、最近の作品を古く見せかけたものだと言われてしまい…!? 一方、お客さまの楡崎と奈良へ行き、若手の仏師と知り合った千代菊は、彼の工房で気になるものを見つけて…。仏像に秘められた謎を千代菊が追う!
Posted by ブクログ 2011年01月13日
7月の新刊。
少年舞妓シリーズ37作目!読み切り。
書き慣れた作家さんらしく、テンポよく、それなりにまとまった作品。
だけど、わざわざ買ってまで読むほどのものじゃない気がする。
古い時代の少女小説の感じをひきずってるような気がするし。
雑誌の連載でさくっと読むので十分なシリーズだと思う。
はやりのニ...続きを読む
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