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わたしたちの社会生活はたくさんの法律によって支えられています.その「法」の仕組みはどうなっているか,法律学者のお父さんが高校生の娘と対話をしながら探っていきます.身近な動物の話題をきっかけに,名前があるのはなぜ? 親子関係,契約とは何だろう? など楽しみながら法の考え方を学び,理解を深められる入門書.
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Posted by ブクログ
美術が好きじゃなくても、スポーツが好きじゃなくても、美術館や運動競技場を建てること自体には反対しないだろう。自分は嫌いだとか関心がないとしても、好きな人がいるってことはわかる。だから、ある程度の税金が投じられるのは仕方ないと認めている。動物についても、同じように社会的合意が形成されるかどうかってこと...続きを読むが問題だ。もちろんお金がかかることだから、何でもできるわけじゃない。何を優先させるかは、みんなで相談して決める必要がある。それが政治ってことだね。
これから一般人となる義務教育・高校生には、是非読んでもらいたい本。 結法は網目のように張り巡らされていて、生活の全てであるともいえる。あらゆることが、何らかの法律に結びついている。 それだけに、法の存在意義への疑問や、法の内容への疑問は当然に浮かぶもののように思われる。しかし、法律とはあまりにも当...続きを読むたり前の存在である。したがって、そんな疑問さえ浮かばないのも無理からぬ態度である。 本書は、そこのところの意識を刺激して、法律の基礎の基礎のところを教えてくれる。 大村先生がこういう本を出しておられるとは、まったく知らなかった。 ただし、対話編形式なので、読みつけていない人は苦しいかもしれない。 また、取り扱っている内容に比して語り口が緩めで、そのギャップから読みにくさを感じることもある。
法についての具体例もちょいちょい出てくるけど、あくまで本質は”法とは何たるか”の部分。本書の場合、対話形式が上手に活かされていて、法入門としての有難みも十分。ジュニア新書の面目躍如、って感じですね。
父と娘の〜的な本によくある、ヴェルターズオリジナル的な雰囲気は皆無! なんだか娘が父に対して厳しい笑! 一風変わった対談形式で、随所に盛り込まれているボケに楽しく一気読みしました 法とは何か、なんでそのルールはないといけないのか、じっくり考えながら読むことができます! 読書案内もついていて、興味の幅...続きを読むを広げるには素晴らしい一冊
[ 内容 ] わたしたちの生活を支えている「法」の仕組みはどうなっているのかを、法学者のお父さんが高校生の娘と対話をしながら探っていく。 身近な話題をきっかけに、楽しみながら法の基本的な考え方を理解できる入門書。 [ 目次 ] 前 夜 中高生のための法教育 ――犬も歩けば法にあたる 第1夜 名前が...続きを読むあるのは何のため? ――我輩は猫である 第2夜 落し物か捨て子か ――まいごのこねこちゃん 第3夜 親子であるには?親子であれば? ――ぞうさん 第4夜 飼主の死後の動物 ――忠犬ハチ公 第5夜 動物を殺してはいけない? ――ねこふんじゃった 第6夜 動物の取引 ――ある晴れた昼下がり 第7夜 迷惑を防ぐ飼主の責任 ――101匹わんちゃん 第8夜 野生動物を捕獲する ――森のくまさん 第9夜 児童の虐待・動物の愛護 ――ねこを紙袋に押し込んで 第10夜 飼主の移動の自由 ――盲導犬クイール 第11夜 コンパニオン・アニマルって何? ――とっとこハム太郎 第12夜 動物と共存する ――アマミノクロウサギ [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
話題が脱線する部分が多々あり、読みづらくなっている。 法の概念的なものを浅くとらえるには、いい本だと思う。
ほんとうに入門書というか、 「法」というものに対しての導入部分での父娘の議論という感じで、 初心者の地固めにはいい感じ。 全編通して、犬などの動物を話題にあげながら考えていく形式です。 これまでモヤモヤしていたところをはっきりさせてくれたのが、 親が子どもに対して暴力をふるうことについてでした。 ...続きを読む過度ならば虐待と言われるけれど、 そうでなければ懲戒権としての体罰はありなんだですねえ。 あくまで「親が」であって「先生が」でも「隣の家のおじさんが」でもない。 子どもを叩くのは嫌だけど、 そうでもしないと言うことをきかない場合がありますよね。 こそこそ隠れて陰湿に仕置きではなくていいのです(そっちこそ怖いですが)。 また、最後には、権利についての問いかけ、考察があります。 権利を増やしていくことがより自由を生んでいくという考え方があったりしますが、 本書ではそういうのではなく、 権利というものも言葉の上では「権利」で一緒ですが、 スケールが違う「権利」があることを明らかにしています。 上位概念の「権利」と下位概念の「権利」があり、 たとえば、上位概念は憲法とか大きくて深いところでのルールと関係する「権利」。 下位概念は、町内会の規則だとか、アパートの規則だとかと関係する「権利」。 たとえばですが、流行した欅坂46の『サイレントマジョリティー』で歌われている自由についてでも、 そういう権利はあるけれど、守らなきゃいけないルールがあるってこととリンクします。 僕は法律にうといというか、勉強したことが無いので、 バリアフリー法も障害者基本法もしらなかったし、 動物愛護法も名前だけしかしりませんでした。 この入門書を契機に、今後、すこし法関係の本にも手を出していこうと思っています。 500年くらい前のイギリス人・ホッブズは、 人間がほんとうに自由な状態でいれば、 それは闘争状態になるのだと言いました。 だからこそ、法律が必要になるってところに繋がります。 人間って、自分に対する善のために行動しますけれども、 それが他人にとっては悪でってことは頻繁にあって、 だからこそ性善説では割り切れないと常々思うところなんです。 そもそも、性善説は生まれたときには善だったという意味だろうし、 オトナになった人には適用できないものでもあるでしょうし、 オトナも善なんだって解釈にするのであれば、 法律なんてこの世には存在しなくてよくなります。 というように、法って大事だなあと。 若い頃はルールなんて無視だ!っていう姿勢に憧れもあったくらいで、 それはそれで、音楽を作ったりというクリエイティブな作業の位相では 意味のあることだったかもしれないですけれど、 他の位相でも混同してしまうとすごく厄介で、 そういうところはいい歳になったら分別をもっていたいところです。
法律は動物にからむ? (章の副題が) 問題提起され 結論は一致せず 民事のため しかし全体像を把握できるかもしれない 会話方式で話題が進むので脱線が多い 結論への導き方も論理的な正当性があるか? 読者対象は一般的な 入門書として みれば わかりやすく 良書
親子の対話が面白いし、話にちゃんとオチもつけてる。動物愛護法とかマニアックなものから民法までいろんな法を扱ってるけど、法学入門の話じゃない
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大村敦志
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