楽園の殺人

楽園の殺人

小説・文芸
1,870円 (税込)

9pt

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絶海の孤島
稀少な動植物の楽園
――島を脅かす人間こそ外来種なのか

楽園の島に閉じこめられた調査団を襲う惨劇――

本土よりはるか南方の《東硫黄島》。この小さな無人島は四方を海に囲まれ独自の生態系を形づくっていた。学芸員の蜂須賀をはじめとする調査団が組織され、島の生態系をと生き物たち調査することになった。外来生物の持ち込みを防ぐために厳重な準備と防護のもと、島に上陸を果たす。しかし、到着後まもなく調査団のひとりが殺されてしまう。口の中に外来植物の種子を詰め込まれたおぞましい遺体に、疑心暗鬼になっていく調査団のメンバー。調査船とも連絡が取れなくなり、ボートも使用不能に。島から脱出できない中、第二の殺人が起こってしまう――

緒賀岳志・装画

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    二見書房
  • タイトル
    :
    楽園の殺人
  • タイトルID
    :
    1159639
  • ページ数
    :
    316ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年07月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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楽園の殺人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読みやすい!!あっと言う間に読み終えました。
    クローズドサークル、連続殺人と王道の本格ミステリで、こういうのを読みたかったんだよ〜。という感じです。

    登場人物もはじめは多くて覚えるのが大変かな?と思ったけど、個性的で研究対象もそれぞれ違うから全く問題ありませんでした。

    フィールドワークや環境問題のちょっとした雑学も仕入れられて、中高校生とかにもオススメできる作品です。

    0
    2023年12月05日

    Posted by ブクログ

    人の手が全く入っていない南の島はその島固有の生物たちの楽園。その楽園で起こる悲惨な連続殺人事件。犯人は調査団の仲間か、それともこの島に潜んでいる何かか。
    生物に限らず、ある専門分野に特化した小説は往々にして説明が長ったらしく、素人にはうんざりすることが多い。そしてそれを理解するのに労力を使い、肝心の事件の推理をする頃には疲れ果ててしまう。この小説はその説明などちょうど良く、事件をメインに考えられて面白かった。

    0
    2022年02月27日

    Posted by ブクログ

    小笠原諸島にある無人島「東硫黄島」。固有種の楽園と呼ばれるこの島に調査にやってきたメンバーたちだが、猟奇的な連続殺人事件が…

    最後は結構あっさりな犯人の独白だったかなー。まあなんとなく誰が犯人がは想像つきやすかったかも。でも3人目に殺された子はかわいそすぎる。

    こういう島に上陸するのは本当大変そう。

    0
    2025年07月18日

    Posted by ブクログ

    独自の生態系を誇る東硫黄島。そこに上陸した調査団を襲う殺人。犯人は果たして。
    様々な動植物の生態系が描かれており、よく調べた形跡が見られる。だが殺人などのインパクトが薄く驚きには程遠い。読みやすさは評価できるが、惜しい作品だった。

    0
    2023年10月16日

    Posted by ブクログ

    可もなく不可もなく。
    読みやすくてサラサラと読み終えたけどその理由で人を殺すのか、と思ってしまった。

    0
    2022年02月16日

    Posted by ブクログ

    硫黄列島の一つ、東硫黄島で十五年振りに行われる生態系調査。そのためにやって来た東京博物館の研究者たち七名と、島でリゾート事業をするべく事前調査に来たリゾート会社社員二名の計九名。
    この究極のクローズドサークルどいえる環境で起こる連続殺人事件。

    第一の殺人では被害者が刺殺され、口にはこの島にないはずの植物の種子が溢れるほど詰め込まれていた。
    第二の殺人ではやはり被害者が刺殺され、口にはカニの足とハサミが詰め込まれていた。
    そして犯人は外部に唯一繋がる無線も隠し、沖合いに停泊している連絡用の船の無線やドローン、更にはゴムボートなどにも穴を開けていた。

    一体犯人は何のためにこのような周到な計画と犯罪を行ったのか…とワクワクしながら読んだのだが。
    皆さんのレビューにあるように事件自体はアッサリしている。サクサク進むし動機も意外性というほどのことはなかった。

    ただこのような無人島、それも長らく人が入っていない島の生態系調査という設定は興味深かった。以前テレビ番組でやはりこうした無人島の生態系調査の様子を見たが、調査時に持ち込むものや衣類は、何らかの種子や虫などの混入が無いように全て新品を用意するそうだ。排泄物も全て持ち帰るとのことで大変だと思ったが、この作品では更に上陸前は種子のある食べ物は食べないようにしたとの記述もあり、そこまで神経質にならないといけないのかと驚いた。

    この作品はミステリーよりもむしろそうした調査や外来種の話に興味が向いた。
    特に研究者ならではの視点とか対処とか、事件の最中でも調査しているとか、そうした部分を面白く読んだ。
    クローズドサークルものによくあるが、周囲を信じられなくて単独行動してしまう者や犯人と疑って食って掛かる者、何とか皆をまとめようとする者やメンバーを信じて共に行動する者などいろんなタイプがいて、犯人はどのタイプなのかと考えるのは楽しかった。

    最後に警察が島に来た時も、外来種対策で海に入って余計なものを洗い流して上陸していたので徹底していた。こんなところで事件が起こると警察も大変だ。

    0
    2022年02月10日

    Posted by ブクログ

    小笠原諸島の南端にある「東硫黄島」。かつて一時期、人が滞在した形跡はあったものの、ほぼ手付かずの状態だった。過去に島の調査が行われた結果、独自の生態系があることを発見した。以降、島は厳しく制限されていた。
    そして、15年ぶりに調査するということで、厳重な準備を整えた上で、博物館の研究員などが上陸した。
    研究・調査をしていたが、しばらくすると調査団の一人が殺された。外部との連絡が途絶えたり、ボートが使用不能になったりと疑心暗鬼な状態が続く。犯人はこの中にいる⁉︎
    そんな中、新たな殺人が起きる。


    クローズドサークルモノで、今まで色々な設定がされてきましたが、この作品の特徴は、外来種問題が加えられていることです。島にいるはずのない動植物がいることにより、島での生態系が崩れていきます。

    他にも人間が島に入ることによって影響される環境破壊などの問題も取り扱っていて、ミステリーだけでなく、動植物の生態系や外来種問題についての知識も学べましたので、色んな意味で楽しめました。

    表紙を見る限りでは、オドロオドロしい描写や「惨劇」といった言葉にホラー的な雰囲気を感じたのですが、読んでみると、マイルドだなと思いました。

    たしかに遺体の口には、悍ましいものが詰め込まれている描写はあったのですが、文章にしてみると、あっさり感があり、逆に読みやすさはありました。

    孤島の中で起きる殺人事件。外部と閉ざされた中で、どう助けを求めていくのか?研究員らが知恵を駆使して奔走する描写は、「へー」と感心する場面もあり、面白かったです。

    一番の見所である事件解決への推理劇ですが、正直微妙かなと思いました。犯人がわかったものの、余韻もないまま、すぐに言ったりするので、読者としては唐突感がありました。

    また、殺人のトリックも、普通といいましょうか、あまり動植物には触れずに犯行を行ったりしています。そう考えると、遺体の口にあるモノは別に特別な外来種じゃなくても良かったのでは?という疑問が沸きました。

    犯行動機も含めて、なんやかんや結局は、生態系を壊すのは人間なんだなと思いました。側からみると、それが悲しくもありました。

    自然は自然のままが良い。人間が都合よく手を加えることは後に破壊へと繋がっていくのではと思います。
    人間と自然がどう共存していけばいいのか。改めて考えないといけないなと思いました。

    0
    2021年11月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    独自の生態系を持つ無人島へ調査に来た博物館の研究員達。リゾート化を目論むスポンサーも同行し、不穏な雰囲気。
    そんな中、この島にあってはいけない外来種の種を大量に口に詰め込まれ、研究員の1人が殺された。
    犯人の動機には切実さがあるが、それもまたエゴかなとも思う

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    細かな情景が浮かぶ描写にひきこまれました。
    ただ、犯人は早いうちから「きっとこの人だろうなぁ」と一択で思う人物だったので、あまり驚く展開ではなかったです。でも、鷹取さんの行動は少し予想外だったかも。
    あとは3人目の水原さんの殺人動機や死に至るまでの動きが少し雑に感じてしまいました。
    リゾート会社の二人の関係性も「相馬>猪熊」っぽい描写が多かったけど、そこまで猪熊が忠誠心を抱くように感じる理由がわからず(猪熊が相馬を殺したとするミスリードのため?)、なんとなく不完全燃焼な気分でした。

    個人的には小笠原にそこそこ長めに行ったことがあり、その時以来聞いた固有種の名前が出てきて懐かしさをおぼえたりもして、動植物について時折調べながら読んでちょこっと勉強にもなりました。

    0
    2025年08月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    独自の生態系を形づくる、南方の無人島に調査に訪れた学芸員たちとリゾート会社の社員2人。外来生物の持ち込みを防ぐために厳重な準備と防護をして上陸。それぞれ自分の専門分野の調査を始める。しかし、まもなく調査団のひとりが殺される。疑心暗鬼で調査団内部には亀裂が生じ、殺人が続く。

    犯人の動機が身勝手。かえってイメージが悪くなるだろうに。鳥類専門の鷹取の態度がまさに専門家の面目躍如で、研究もちゃっかりやっているところもなかなかよい。

    0
    2022年07月18日

楽園の殺人 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    二見書房
  • タイトル
    :
    楽園の殺人
  • タイトルID
    :
    1159639
  • ページ数
    :
    316ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年07月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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