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長年、老年精神医学に携わり、6,000人以上の高齢者を診てきた著者は、いい歳のとり方をする人と、そうでない人がいることを日ごろ実感している。いい歳のとり方をしている人は、老いを素直に受け入れ、老いの現実にジタバタしたりビクビクしたり、あるいは何かに固執したりすることなく、老いそのものを楽しもうとする。本書では、そうした魅力的な理想の老人を、「品のある老人」「賢い老人」「おもしろい老人」という三つのカテゴリーに分けて解説し、それらを備えていることが「老いの品格」であるとする。そのようなすてきな老人になるためにはどうすればよいか。著者は、「知識に経験を交えながら議論する」「いつまでも現役の消費者でいる」「墓より金より名前を残す」など、具体的なヒントを提示している。70代、80代を安心して快活に生きる方法を説く本。老いることに勇気が湧き、老いを楽しみたくなる!
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年09月20日
高齢者の心構えというところですね。
当事者として気持ちが楽になるところ、気をつけなければいけない事を指摘してもらっている感じです。
ネットでなんでもすぐに知ることのできる現在は「物知り老人」=「賢い老人」ではないというくだりも面白い。
確かにスマホで確認できる事をウンチクがましく語られたらうるさいジ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月02日
「こんな大人になりたい」とは考えるが、「こんな老人になりたい」とは確かに考えていない。
私はどんな老人になりたいのか?本書を読んでありたい老人像を考えたいと思った。
本書の内容は非常に参考になり、例えばアルツハイマーには絶対になりたくないと考えている人が多く、私もその1人であるが、アルツハイマーに...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月08日
85歳を過ぎると、症状に個人差はあるけど、脳の神経の変性、体内のがん、動脈硬化のない人はいない。いつかはボケ、いつかは歩けなくなる。歩けるうちは歩くことを楽しみたいと思います! 6月で62歳の和田秀樹先生、今旬な方だと思います。「老いの品格」、2022.6発行。歳とってやっちゃいけないことは、説教...続きを読む
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