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つらい体験から人間不信になったラブラドール・レトリーバーのサミーは、保護施設を脱走し、人間に変身できる犬たちが暮らすという楽園のような町マッドクリークを目指す。逃げた犬(サミー)の足取りを追ってきた動物愛護活動家のラヴは、たどりついた町のダイナーで、犬と同じチョコレート色の髪を持つ美しい男の姿を見るのだった……。人気シフター・ロマンス、月吠えシリーズ第4弾!
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Posted by ブクログ
やっぱりこのシリーズは最高! 前作でこの後どうなるんだろうと思ってたけど、今回はその心配はとりあえずなく、安心設計。犬保護シェルターのラヴと、トラウマ持ちのラブラドールのロマンス。話が横にそれることなく、二人の距離が縮まっていく様子に萌え。 笑いも健在。面接の時に集まった町の人々(?)の『ありがとう...続きを読む!』に笑みがこぼれる。 やっぱり好きだな~このシリーズ。 ありがとう!そして、また次を待ってます!
それぞれの立場からの書き分けがうまい作者さん。前回のジェイソン周りの不穏な影はいったん棚上げ。今回はマッドクリークの外からの敵(悪党やウイルス)と戦うのではなくマッドクリークの内部の問題と向き合って解決しようとする話なのでこれまでの巻より読むのはメンタル的に少ししんどい。こいつさえやっつければという...続きを読む「悪者」がいないので…。でも本当に苦しいとこだがこれを乗り越えれば元通り以上により良くなることが分かるので、なくてはならない巻でしたね。しかしラヴは素敵な人なんだが、この経歴(ハイクラスの富豪一家で有能なビジネスエリート)の人間にランスが敵うわけないわなみたいなとことかつらみよな…お前はよくやったよ(泣)エピローグの譲渡会でよそ者が来すぎるという現実が無理すぎたのか抗不安薬により全てを受け入れるマインドになったランスが一番のおもろポイントでしたね。守ってあげてくれよなティム。去勢されてる犬もいるよな〜とはこれまで読んでて思ってたのでサミーの設定はようやくきたか感。今回珍しくはっきりしたリバ描写あり。多分ラヴが他の攻キャラに比べてあまりにもアルファ然としすぎているので、カップル間の力関係の不均衡を嫌う欧米BL的にリバ入れるべきと判断したのかなと。正解だと思います。サミーはやるときはやる子!
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