花盛りの椅子

花盛りの椅子

作者名 :
通常価格 1,980円 (1,800円+税)
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作品内容

傷ついた古家具には、無数の命が仕舞われている。緑生い茂る山の中、ぽつんと佇む「森野古家具店」。そこには、過去の沁みこんだ被災家具たちが、各々の物語をたずさえ集まってくるのだった――。職人見習いの「鴻池さん」が、家具に秘められた当時の記憶に触れる、感性ゆたかな連作短編集。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文芸単行本
ページ数
272ページ
電子版発売日
2022年02月04日
紙の本の発売
2022年02月
サイズ(目安)
1MB

花盛りの椅子 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年06月26日

    「家具は部屋の時間をその身に記憶している。生活の時間の蓄積が美しく現れている家具は、どこか清潔な気配がある」までは、ふむふむ、さくさく読んでいたが、霊的な話が展開し始めて姿勢を正してしまった。初めての作家だけど不思議な空気感漂わせている。

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    Posted by ブクログ 2022年06月23日

    杉江松恋さんのツイッターで発見。
    読んでると、ちょっと不思議で静謐、おまけにフルカラーのショートムービーを見てるような感じになる。
    作者は映像作家でもあるらしい。
    大震災の経験者が出てくる。
    「巣籠り箪笥」のラストはぞわっとした。

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    Posted by ブクログ 2022年03月19日

    キャラクターが良く立ち上がっていて、鴻池さんもどんな女性か想像できるし、イケメンあり、癒しキャラの社長ありです。
    ただ家具が蘇って、心温まる話で終わるわけでは無いけど、本当に日本のどこかでこういう話ありそうだなーって思えるお話です。

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    Posted by ブクログ 2022年06月17日

    古家具にまつわる怪異譚だが、主人公の語りが必ずしも信用できないこと、開示されない情報があることでミステリ的な要素も。
    作業場の奥でひっそり眠っていた被災家具が、突然ぬるっと様相を変える。呼び込んだ記憶は、思いのほか水分を含んで生臭くさえあるのに、突き放せない切迫さと愛おしさが、確かにある。

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    Posted by ブクログ 2022年06月01日

    古い家具にまつわる様々な過去が、一人の女性家具職人の目を通して語られる連作短編集。

    廃棄されることになった古い家具の背景には、東日本大震災や阪神淡路大震災などの自然災害があり、霊的なものも現れて、薄暗く湿った雰囲気が漂っている。
    作者は美大で映像を専門に学んだというだけあって、情景の切り取り方がう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月12日

    震災などにより傷ついた家具をリメイクしている「森野古家具店」で働く「鴻池さん」。彼女自身、東日本大震災により家族が犠牲になっている。
    家具を使用している人はもとより、家具自体にも歴史や思いが込められている。それがリメイクされ新たな人の手に託され、人生と同じように家具も巡り巡りながら生きているのだなと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月04日

    森野古家具店では、災害などで損傷した家具を回収し、家具職人がその中から作り直して販売している。そこで働く職人見習いの鴻池は、様々な人や家具と出会うことで、気持ちに変化が訪れる。


    人と共に家具にも歴史ありということで、背景にある天災がもたらした人々の心情には心苦しかったです。
    東日本大震災や阪神大...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年03月27日

    「小説すばる」2月号だったかに書評、というか対談が載ってて、どうも設定に聞き覚えがあると思ったら、やはり2021/8号に最終回が載っててそれを読んでいたらしい。最終回だけぼんやりと覚えている状態で、一章から読み直すというのはなかなか得難い経験。
    まあ、短編集に近いものなので一章ずつ読んでも違和感はな...続きを読む

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