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中国独特の自然学として発展した“風水”。著者は19世紀の西洋人としてこの奇妙な体系に出会った。風水は、「理」=自然の一般秩序、「数」=自然の数的比率、「気」=活力に満ちた微妙なエネルギー、「形」=自然の外形という四つの概念から成り立ち、人間の運命を左右する。風水の前提となる陰陽五行説の概要から、専用道具・羅盤の使い方、さらには中国人の居住地選びにどのような影響を及ぼしているかまでを説く。近代的風水研究の嚆矢となった一冊。
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Posted by ブクログ
開始:2023/4/22 終了:2023/5/1 感想 風水とは何か。自然をあるがままに捉えるのではなく人間の生活と両立できるように整えるもの。影響は消えない。今後も数百年に渡り残り続ける。
19世紀の宣教師が個人的興味で収集した内容ではあるが非常に体系的にまとめられている。いわゆる科学的アプローチによる考察であり、最終的には風水を迷信と結論付けてはいるものの、その科学的アプローチのおかげで風水の形が明らかになっている。一方、迷信と決めてかかっているせいでいくつかの見落としもあるように...続きを読む思う。例えば居住地に対する西洋人の処置が、風水を理解していると評価されていることの意味が分からないとたびたび書いているが、居住地に対して処置が必要であることをお互いに経験上知っており、西洋人はそれを科学と呼び、中国人は風水と呼んでいるだけで全く同じことであると気づいていない。とはいえ、八卦や相生、相克、羅盤の読み方が簡潔にまとまっている点は評価できる。
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風水 ――中国哲学のランドスケープ
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エルネスト・アイテル
中野美代子
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