無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
ITシステムの導入を最終目的にしたDXは、もうやめましょう。
企業文化変革に成功し、ビジネスモデルを転換するなどして、企業価値を高めるに至った日本企業は、数パーセントに過ぎません。新しいソリューションを導入することや、レガシーシステムを刷新すること、つまり旧来からある「IT化」が目的化しているためです。
この10年で成長したGAFA、BATHなどのデジタルネイティブ企業は、一気に顧客を囲い込み、産業構造までも変えてしまいました。まだ当分、脅威が感じられない、という業界もあるかもしれません。しかし、来るべき脅威の波に備えて、古くなってしまった企業の常識をいまから変革していかないと、危機が来てからでは、間に合いません。
10年後、現経営陣は会社にはいません。あなたが会社の経営を任され、ある日突然、危機が訪れたら、あなたは会社を変革できるでしょうか。
本書は、DX成功の要諦をWhy、What、How、そして、あなた自身が何をすべきなのか、という構成でまとめ、これまで年間1200社のDXに携わってきた経験から培ったマッキンゼーのノウハウを、惜しみなく詰め込んでいます。
10年後の自社を救うのは、あなたです。
Posted by ブクログ 2024年03月31日
マッキンゼーが解き明かす 生き残るためのDX
編著:黒川 通彦, 平山 智晴、松本拓也、片山博順
DXをきっかけとし、強い危機感を社内に醸成し、自社を破壊し創造し直した企業だけが生き残っている。日本では、各企業の置かれた環境は異なり、まだ当分、脅威が感じられない、という業界もある。しかし、来るべき...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月05日
マッキンゼーデジタルによるDX推進のための考え方、方法論の解説。デジタル変革を担う40-50代の次期リーダーに向けて書かれていて、具体的なイメージを持つことができる。whyから始めてwhat、howという流れで解説される。
whyとして産業構造の変化が解説される。5年後ぐらいはいまのビジネスモデルの...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月27日
コンサル会社の作ったDX本。
グローバルでの事例を豊富に持っているというコンサルの強みを生かしながら、
俯瞰的に大企業のDX化の際のポイントがまとまっているように感じました。
実際に個社事例で考えてみると、中々難しさはあるんですが、
そこからはマッキンゼーに発注してください、ってことかな、笑。
ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月15日
DXの本質は企業文化変革。部門ごとの業務改善、IT化に留まらない。役員レベルがDXの重要性、テクノロジーの進化を理解してトップダウンで全社的に進めることで、顧客に新しい価値を提供できる企業に変革することが必要だと分かった。
過去の栄光に縋らず、テクノロジーの変化を受け入れて、失敗を恐れないチャレン...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月13日
DXとは企業文化の破壊と再構築であると捉え、中長期的なビジョンを持って変革を推進するためには何をするべきかが示された本。実際に各企業が直面している状況下では懸案事項がもっと複雑に絡み合うと思われるが、DXにあたって振り返るべき基本的な考え方・姿勢が本書に示されていると感じた。
ユースケースなどの紹介...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月12日
ITシステムの導入を最終目的にしたDXではなく、企業文化を変え、企業価値を高めることがDXの目的であり、「企業変革こそがDXの神髄」ということがよくわかる。
DX成功の要諦をWhy、What、How、何をすべきなのかという構成でまとめられている。
◯DXによって変革すべきは
・利益構造
・組織能力...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月12日
dxに関する本。理解をより深め実効性ある戦略構築、遂行のために読書。
さすがマッキンゼーで体系的かつきれいな整理はなされているが、やや表面的に感じてしまう部分も。
メモ
・最も大切なのは現場従業員の意識改革と自走化。それが成否をわける。
・従来バラバラだったデータを可視化し、経営のあり方をデータド...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月17日
DXの本質は企業文化変革。
こう言われると、確かに成功する企業が少ないのも納得する。
文化を変えようとしたら失敗も増えるし、やりにくくもなる。
既存の文化が好きであれば、それを否定されたような気持ちになって、反感を覚えるかも。
思いつきでやるのではなく、本書から成功している人たちの方法を学ぶことが...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。