蕎麦屋の恋

蕎麦屋の恋

小説・文芸
759円 (税込)

3pt

秋原健一、四十三歳、ふつうの会社員。波多野妙子、OLを辞めた三十歳。それぞれに過去の小さくも苦い思いを抱えた男と女は、通勤の京浜急行で出会い、途中下車した駅の蕎麦屋でせいろをすすり、ただテレビを観る。淡く、不思議な甘さに包まれながら――。爽やかな感性の触れあいを描いた表題作他二編収録。日常に潜むふとした喜びやせつなさを掬い取った可憐な短編集。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    蕎麦屋の恋
  • タイトルID
    :
    135259
  • 電子版発売日
    :
    2012年08月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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蕎麦屋の恋 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    京浜急行を舞台にした小説ということで、京急百貨店で平積みになっていたので思わず衝動買いしてしました。

    姫野カオルコ先生の著作は初めて手に取ったのですが、劇的なストーリー展開があるわけでもなく、登場人物の激しい内面の葛藤があるわけでもなく、ただの日常を描いているのに、その心理描写が絶妙です。

    いつの間にか自分の経験とも重ね合わせてしまい、とても共感しながら、春風のように心の中をさーっと作品が駆け抜けていきました。
    読み終えたあとに、じんわりと心に残ります。

    姫野カオルコ先生の作品に出会えたことに感謝です。
    短編小説3編から成り立っている本ですが、ほかの著書も是非読んでみたいと思います。

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    お午後のお紅茶がものすごく笑えた。

    あそこまでひどいところに行ったことはないけど、お店をやっている人は大なり小なりこだわりがあるんだと思う。それが行き過ぎると他人に迷惑をかけるもんだと思うと、笑える。
    でも、自分も気をつけないとなぁ

    0
    2011年06月24日

    Posted by ブクログ

    「お午後のお紅茶」は姫野節炸裂。
    似非オシャレの気持ち悪さに対する
    痛快な批判がとてもおもしろい。
    表現うますぎ。

    0
    2010年02月10日

    Posted by ブクログ

    あんなに笑えるエッセイを書く人がこんなに優しい物語も書くのか…。
    ゆっくりとした流れ、酔って歩く夜道のような浮遊感。
    「ツ、イ、ラ、ク」ははげしくて青い恋であったのに対して、こういう大人の恋(?)も素敵…と大袈裟でもなく思う。
    優しい話じゃないかもしれないけど優しい話だと私は思った。
    「お午後のお紅茶」はラストが笑える。
    解説は石田衣良氏(「池袋ウエストゲートパーク」の原作者。「14」?も読んだ。?が楽しみ)。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    一緒にテレビをみたい。
    そんなことってあるのかな? と思いましたが、でも可愛くていいですね。
    ちゃんとした理由がありました。

    モテる男がでてきますが、いいな~、もったいないな~
    世の中そんなにもてる男がいっぱいいるのか、、、
    いーなあ、といろいろ考えながら読みました。

    第一印象で決まるところも多いですよね。
    それって中身をほとんどみていない、ってことでしょ?
    男と女って、残酷だ。

    0
    2021年08月26日

    Posted by ブクログ

    大人の男女の淡くて温かくて寂しい恋を描いた表題作の他、プロ意識に厳しい著者ならではの「自然派カフェ」を風刺した作、男性の恋愛に対する勘違い、自意識過剰を描いた作の全3編収録。
    初期の作風を思わせつつ、ユーモアをまじえた軽やかな作品集。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    読み始めはいまいち・・・ と思った。 でもだんだんよくなった。何も起こらない、というか、起こってるけど、起こってない。そんな小説は好きです。
     コタツに入ってテレビを見る。ただそれだけに幸福を感じる。それってとっても素敵だなと思った。そして、それを感じて、なんとなく察して、自然に一緒にやってくれる男性に、そんな人に、出会いたいものです。
    二つめの『お午後お紅茶』どんな話かと思いきや、うーん。最後まで!でも、小説としてうまいなぁと思った。この本の中で一番良かったのは、『魚のスープ』
    姫野カオルコ、大人だな。この、なんだか微妙な短編集は、とっても微妙で。ラストもなんだか微妙で。でも、それが、真実っぽくて良い。かな。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    この人の作品もまだ一部しか読んでないな。直木賞候補にもなった『ツ・イ・ラ・ク』はビックリするほどに面白かったけど、他の作品は結構揺れがあって好き嫌いが分かれる。
    地味に女に持てる製薬会社の課長と板前志望の女の子の不思議なデートを描く表題作、こじゃれ感を装ったものを憎む美容師小林君のタタカイ「お午後のお紅茶」、学生時代の女友達の招待で妻とスウェーデンへ行くことになった男の物語「魚のスープ」、以上の3篇が収められている。
    痛快なのは「お午後のお紅茶」。小林君が勤める青山の美容院そばのレストランが標的となるのだが、いかにも「おしゃれでしょ」って感じの店で女主人は偉そうでしかも味付けは濃いし、なんか押し付けがましい!!わかるわー。なんか許せないんだよ、演出がミエミエなかんじとか。しかも店の名前は「ポプリ」だ。勘弁して欲しいわ。読みながら小林君とともに憤ってしまう作品。石田衣良の解説もGood.

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    京急上大岡八重洲ブックセンター限定ブックカバーとあり、姫野カオルコ大好きだし、ちょい小っ恥ずかしくあったが、平積みされてて思わず購入。
    穏やかな人達の、穏やかに折り合いをつけて生きてる日常、びっくりする展開もないけれど、誰かの目線?なのか皮肉っぽくも描写されたりして、姫野先生…読後じわじわボディブローのようにくる面白さでした。

    0
    2025年07月26日

    Posted by ブクログ

    最近、新書や対談ばかり読んでるから、小説サイドにズレたい感覚から、女性作家の短編という、読みやすそうな着地点へ。しかし、40のオッサンが、恋と名の付く、カオルコと名乗る人の本を電車で読む勇気をわかって欲しい。

    姫野カオルコの本は、「リアル・シンデレラ」以来。短編は初。

    なんて言うんだろう、気持ちの良い読後感。
    アッパーでもダウナーでもない、ニュートラルって気持ち良いよねー、って感じ。恋だからって別に燃え上がらなくても良いし性行為の描写が無くても良いやん、バックバク心臓打たんでも燃え上がるほどヒート!しなくても良いやーん、って感じ。

    女性作家が書いた、村上春樹短編的な?違うかな。
    恋とか性に対しての距離感が春樹っぽい気がします。いわゆるデタッチメントってのは違うけど、それは恋とか性に対する基本的なスタンスとかベクトルの男性/女性の差なのかな。距離は同じでも距離感は違うというか。

    こういう作品に対して、男女で読後の感想を語り合ってみたいです。

    0
    2022年02月03日

蕎麦屋の恋 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    蕎麦屋の恋
  • タイトルID
    :
    135259
  • 電子版発売日
    :
    2012年08月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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