変奏曲

変奏曲

小説・文芸
462円 (税込)

2pt

……無理やりに高志の顔の向きを変えさせた。それでも高志は目蓋を開かなかった。「Onanieしようとしたでしょう?」〈本文より〉 血の絆で結ばれた洋子と高志。異なる性の双子が貪る、耽美な禁断のエロティシズム。それは、洋子の婚礼が近づくにつれ、哀しく顕在化していった……。幻想は現実に、情念は行為へ。現代を超えて幽玄世界へと誘う現代のロマネスク文学。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    変奏曲
  • タイトルID
    :
    220978
  • 電子版発売日
    :
    2014年02月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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変奏曲 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    違う性を受けた双子のインセストな話だ。
    犯罪ではないが、道徳的タブーを犯した二人の苦悩を、
    時代を超えて同じ名前で、それぞれの登場人物たちが繰り広げるオムニバス。
    これは深読みすれば、輪廻転生とも言えるのか?
    切なくも短絡的なSMチックな血の絆。
    これほどまでに淫美で耽美に感じられる話はない。
    グロい性表現には賛否両論あるだろうが、
    引き込まれてしまう一冊。


    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    双子の姉弟が主人公の恋愛小説。
    同じ人物が少しずつ変わりながら別々の時代・背景で愛し合う
    オムニバス形式の作品です。
    最初の現代の場面では「??」という感じだったのですが
    二章目から一気にのめりこみました。

    全体を通して“耽美さ”が強く打ち出されていてとても官能的。
    甘ったるいのではなく耽美なのです。
    登場人物だけでなく小道具も共通して使われていて、その使い方も巧みです。
    読み終わったあと不思議な「ほわーっ」というため息が漏れます。
    普通のラブストーリーとは何かが違う「ほわーっ」なのですが
    うまく言葉にできませんゴメンナサイ。

    著者自ら女性向けと言い切っている作品ですがどうなのでしょう。
    男の人が読んだらつまらないのかなぁ。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    2010/01/24.

    色は全然違うが、若干恩田陸「ライオンハート」を思い出した。
    こういう、ちょっとした禁忌ものはすきです。
    えろてぃしずむを加速させるために必要なのは、背徳感。

    0
    2010年05月10日

    Posted by ブクログ

    双子にしかわからない血の絆が、運命となり、2人を破滅へと導いてゆく。濃く、せつない、悲しい恋の結末。ちょっと重いです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「変奏曲」は、ライラックの章と石榴の章が好き。素人目に見てもリアルな時代考証でロマンに浸れるから。
    あと、エロすぎる。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    読み終わった後、ライラックの花だけ妙に印象に残った…。
    中学生の自分が読むにはちょっと難しかったと思う。

    0
    2011年07月14日

    Posted by ブクログ

    masochistishな香り。人にはお勧めできない。こっそり読むべきだ。奇妙なメロディを繰り返す変奏曲。

    0
    2010年10月21日

    Posted by ブクログ

    あくまで推論だが、変奏曲は恋愛小説の文学史案内ではないか?
    最初の桜の章では他の章にはない多くの謎から始まっているが、これは現在の恋愛に対する謎である。なぜ、今私はここにあるのか?という問いに対して求められるのは答えであり、答えはいつも過去にあるのだ。だから物語に他の物語が介入すると言う特殊な設定が組み立てられる。過去、つまりライラックの章は近代文学の成熟期である大正時代の特殊な恋愛から答えを導き出すストーリーが編み出される。そして、耽美的な美を備えた大正の物語は関東大震災という文学の転機点から第二次世界大戦という断絶を経て、悲劇的な物語へと一変する。柘榴の章は娼婦になった洋子の登場だが、ここで注目すべきは、洋子のある種分身であるたかしが死んでいるところから始まる。つまり一度男は死んでいるのだ。男の死は男の文学史の死の象徴だと言える。だからライラックの章の主人公であったたかしは男だけの語られる文学の象徴に成り得たのだ。そして、ラストの章は一気に2020年の物語になるが、ここに壮大なオチが誕生する。本文抜粋「会社があらかじめ仕組んだ単純なセリフと動作を稚拙に繰り返せるだけだ」←これってつまりラブプラスだ!
    だから、これは未来の恋愛がラブプラス化せざるを得ないと言うことを予見したとんでもない小説だったのだ!という感想。

    0
    2009年10月14日

    Posted by ブクログ

    2009/7/24
    これはちょっとよくわからない。
    一貫したストーリーじゃないのだな。
    最初の人たちはどうなったのだろう・・・

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    このくそ暑さに読書なんてとっても出来ないと思っていたが、読んでしまった。しかし残念なことに依然読んでいたことを忘れて同じ物を読んでしまった。姫野カオルコと言う名前で借りたからだ。「整形美女」は哲学だった。外見と内面のギャップ、不潔な清純さ、単調で変化のない生活のようで真理を知っていた父親。印象深い作品だった。しかしこれはまた別である。なにかレディースコミックを思い出してしまう。暑苦しい、とため息。2005・8・11

    0
    2011年07月16日

変奏曲 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    変奏曲
  • タイトルID
    :
    220978
  • 電子版発売日
    :
    2014年02月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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