オーロラが見られなくても

オーロラが見られなくても

小説・文芸
1,870円 (税込)

9pt

それはわたしの人生に、ひさしぶりに点った、遠い目標だった。

壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、モロッコのシャフシャウエン。二十七歳の岬はここに「自分を少し捨てに」やってきた。グラスにあふれんばかりの生のミントと熱くて甘い緑茶を注いだミントティーや、帽子のような鍋に入ったレモンとチキンのタジン。初めての景色と料理に出会った岬に、予想外の事態が起こり……。(「ジブラルタルで会えたら」)長年の介護が突然終わった佳奈は、アイスランドを訪れた。胸を突かれるように美しい氷河湖や、屋台で買って頬張る熱々の“全部のっけ”のホットドッグ。輝かしい未来なんて想像もできなかった佳奈だけれど、胸にある思いが湧きあがる……。(「オーロラが見られなくても」)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川書店単行本
  • タイトル
    :
    オーロラが見られなくても
  • タイトルID
    :
    20153085
  • 電子版発売日
    :
    2025年11月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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オーロラが見られなくても のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    海外に旅をしたような気分になる
    違う景色を観ること、ただ風に吹かれてぼーっとすること、人生には休息が必要。

    0
    2026年10月16日

    Posted by ブクログ

    姉が突然オーロラを見に行った。10年ぐらい前の話、私が知った時には、もう帰ってきていた。
    姉の英語力がどの程度か知らないけれど、学生時代、私よりうんと頭は良かった。何より、オーロラを見たいと思いつき、その思いつきを実行に移せるぐらいには、姉にとって英語は越えられる壁だったのだろう。
    羨ましいと思った。オーロラを見たいと思った姉に何があったのか、何かあったのか知らないけれど、姉にとって世界は私より狭いのだ。
    あれから10年、何度も英語を始め、何度も止めてきた。諦めるハードルなどもうないに等しい。また、始めよう。なんなら来年、20年ぶりに飛行機に乗ってみることにした。国内だけど。
    知らない場所で息が出来るようになりたい。
    そんな本。

    0
    2026年10月13日

    Posted by ブクログ

    異国の情景と登場人物の生きる現実に対する心情描写とのバランスが良くて、程よく感情移入できた。
    短編だからこそ、その国の描ききれなかったであろう部分を自分で見に行きたいと思った。
    旅行へのモチベーションを上げたいと思って読んだが、正解だった!

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    どの話も、読んだ後に視界が少しだけ広がった気分になる。
    そして出てくる食べ物が、みんな美味しそう。特に自販機のコロッケ、食べてみたいなぁ。

    0
    2026年08月13日

    Posted by ブクログ

    傷心の女性の短編旅行記。近藤史恵さんの文章は引っかかりがなくするすると読みやすい。特に本作はアムステルダム、リトアニア、リヤド、タンジェにマラケシュ、レイキャビク、そしてハルビンと日本人には馴染みの少ない地が多く、風景や食べ物の描写だけでも楽しめた。そして、旅行もの、舞台が海外のものだといつも考えてしまうのだけど、取材旅行に作者も訪れたんだなぁ羨ましいなぁと。

    0
    2026年10月25日

    Posted by ブクログ

    訳アリで海外に出かけた主人公達による旅紀行の短編集。それぞれの観光地はあまり馴染みのあるものではなく、それでいてきっと作者が取材に行ったのであろう、とてもリアルに描かれており、旅行気分に浸れる。更にご当地の食べ物がとても魅力的であり、この本で描かれている土地への旅行にいつか行きたいと思います。
    どのエピソードも塞いでいた主人公が立ち直るきっかけを旅行で得ることになるが、1人で行く旅行は色々なものに気を取られることで一途な悩みが分散させるものかな、とも思う。気分を前向きにさせてくれるいい旅行が出来るよう、経験を積んで行きたいと感じる。
    旅の小説を探して読みたくなった。

    0
    2026年10月20日

    Posted by ブクログ

    色んな海外の土地を一人旅する人の短編集。食との体験が多いね。たしか選書サービスを利用したときに、これもお勧めと教えてもらった。どれも短くてするする読める。ヨーロッパの都市をいくつか行ったことあるので、読んでいてうんうんとイメージが湧いたり、そんな土地なんだ行ってみたいな…とGoogleマップで土地を調べたり、読めてよかった。表題作のタイトルが一番美しいけど、話としては1話目の遠くの縁側が一番好きだった。ハルビンもアイスランドも行ったことないので行ってみたくなった。マイナスの世界で食べるアイスキャンデーの味知りたいな

    0
    2026年10月10日

    Posted by ブクログ

    出張先のアムステルダムでパスポートを紛失して延泊を余儀なくされた会社員の女性の話、10年付き合った彼女に振られてラトビアに住む妹に会いに行くカメラマンの話、親友の結婚に複雑な心境を抱えたままモロッコに一人旅にいく女性の話、、、
    どれもあともうちょっと続きを見守りたい…!というところで終わってしまう。

    表題の『オーロラが見られなくても』が1番好きだったが、書き下ろしの『マイナス12度のアイスキャンデー』も良かった。

    0
    2026年10月09日

    Posted by ブクログ

    旅と付随するごはんのはなし こういうあまり計画を詰め込みすぎない旅をしたい
    なぜかいつもこの方の本を読むと働いていてよかったと思ってしまう

    0
    2026年09月15日

    Posted by ブクログ



    海外へ一人旅をする主人公達の短編集。

    主人公達は心に傷を負っていたり様々な理由があるが、旅先は違っても、外国の空気や美味しい食事で心を洗われていくようだ。

    一人旅なんて海外どころか国内でも行ったことがない。
    そんな自分が一人で海外なんて行ける気もしないが、憧れが募った。

    建築物やお祭りの様子をGoogle検索しながら読んだが、意外にも(!?)寒いハルビンに興味を持った。
    寒い空気って景色も綺麗に見えて、食事も美味しそう。
    いつかハルビンに行ってみたい。

    気軽にすいすい読めて、心が踊る読書体験ができました。

    0
    2026年09月05日

オーロラが見られなくても の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川書店単行本
  • タイトル
    :
    オーロラが見られなくても
  • タイトルID
    :
    20153085
  • 電子版発売日
    :
    2025年11月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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