スコッパーの女

スコッパーの女

小説・文芸
1,870円 (税込)

9pt

文章を読むと、作家の内面を体感できる共感覚を持つ女はある時、吐くほどにおぞましい内面世界を持ったΩという作家を見つける。Ωの驚愕の正体とは。(スコッパ―の女)
著者が知り合った奇妙な作家L。彼は物事の終焉までの距離を【深さ】として観測できるらしい。ある日Lは鏡に映った自分に【深さ】が全くないことを知る……。(終焉を告げる小説家)
自分が生み出した天峰翔陽というキャラクター。同名の人物が現実にいることが分かり、やがて物語と現実がシンクロし始める。(シンクロニシティ) 他2編。

小説家に纏わる身の毛もよだつ戦慄の短編集。

「この本に収録されている作品は、私が収集した出版関係者の奇妙なエピソードを、小説の形式に書き直したものである。
中には現在も活躍中の小説家が登場する。もしかしたら、あなたの尊敬する大好きな作家こそ、この本に登場する破滅的な小説家その人かもしれない。」 山白朝子

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  • スコッパーの女
    1,870円 (税込)
    文章を読むと、作家の内面を体感できる共感覚を持つ女はある時、吐くほどにおぞましい内面世界を持ったΩという作家を見つける。Ωの驚愕の正体とは。(スコッパ―の女) 著者が知り合った奇妙な作家L。彼は物事の終焉までの距離を【深さ】として観測できるらしい。ある日Lは鏡に映った自分に【深さ】が全くないことを知る……。(終焉を告げる小説家) 自分が生み出した天峰翔陽というキャラクター。同名の人物が現実にいることが分かり、やがて物語と現実がシンクロし始める。(シンクロニシティ) 他2編。 小説家に纏わる身の毛もよだつ戦慄の短編集。 「この本に収録されている作品は、私が収集した出版関係者の奇妙なエピソードを、小説の形式に書き直したものである。 中には現在も活躍中の小説家が登場する。もしかしたら、あなたの尊敬する大好きな作家こそ、この本に登場する破滅的な小説家その人かもしれない。」 山白朝子

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スコッパーの女 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    山白朝子さん名義の新作は嬉しすぎる〜♡
    小説家にまつわる怪異的なエピソードの短編5編。

    あ〜やっぱり好きだ〜♪
    もう前書きから心掴まれてしまった。
    実際のところフィクションなんだろうけど、小説家ってちょっと風変わりなイメージあるし、ほんとに実話ベースなのかも、、と思ってしまう。

    世にも奇妙な〜っぽいゾクっとする感じのお話たち。
    5編どれも 面白かった。
    特に印象に残ったのは 自分の描いた人物と同姓同名で年齢も風貌も酷似した人物が偶然にも存在したという「シンクロ二シティ」。
    あと たくさんの無名の新人の中から埋もれた才能を見つけ出す 「スコッパーの女」。
    どちらもなんとなく途中で予想がつくのだけれど それがまた実話っぽくもあり ゾッとした。
    やっぱり山白さんの湿っぽい世界観が好きだなぁ!




    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    初読みの作家。めちゃくちゃ面白い!!!スランプに陥っている作家がスランプ脱出のためにいろんな人に会って話を聞いたりするのだけど、適度な感じでホラー要素があったり、ちょっとユーモラスだったり、ホロッとしたり、とにかく面白い。どれも興味深く面白かった。『青軸卿』が特に好き。

    0
    2026年09月24日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの山白朝子さん。新作を見つけると高揚する。

    実話なのか創作なのか、最後まで分からなくなるような不思議な短編集。

    人の死ぬ時期が分かる作家の話や、小説講師のゾッとする話、あとこちらも不穏な「シンクロニシティ」、そして青軸のキーボードを偏愛する「青軸卿」などどれも一筋縄ではいかない。

    表題作「スコッパーの女」を読んで、山白朝子さんの発想力と才能に驚かされた。その人が書いた文章を読むと、その為人が分かってしまう異能。よくこんな話を思いつくもんだ。自分の文章もこの女性に読んでもらいたい、怖いもの見たさで。

    0
    2026年09月09日

    Posted by ブクログ

    正直、山白朝子の大ファンなので新作が読めるだけで嬉しかった。文体からおぞましさが伝わってくるすごさ。かなり震えた。

    0
    2026年04月19日

    Posted by ブクログ

    作家どうしのアイデア交換会で手に入れたアイデアをもとに書かれた短編集、という設定。
    1話目の「終焉を告げる小説家」で救われた、良かった、と思ったら、その後は恐ろしい話が続く。
    最終話「スコッパーの女」では読者を死に追いやった魔王のような作家が登場。
    どの話も怖かった。そしてどの作家も創作の苦しみの只中にいた。作家たちのモデルが乙一さんじゃありませんように。

    0
    2026年04月01日

    Posted by ブクログ

    スコッパーとは
    埋もれている小説を掘り出す人

    どこか闇や死を纏うような
    語り口調や独白
    表題作を含む5つの短編
    どの話も異なる切り口で
    妙に引き込まれる
    終わり間際まで余すことなく
    楽しませてもらった

    本の頁数の位置や独特の余白に覚えがある
    斜線堂有紀さんの
    『本の背骨が最後に残る』だ
    話し内容も文体も異なるのに
    何故か纏う雰囲気に近しいものを感じた
    スコッパーの女の影響かもしれない…
    こういう感覚の本、すき

    0
    2026年03月30日

    Posted by ブクログ

    小説の作家に纏わるホラー短編集。

    「スコッパーの女」が一番好き。

    何かあるよね。
    危険とかヤバいと分かってんのに興味本位で見ちゃうとか、やっちゃう行動。

    「足の親指の切った爪の匂いを嗅ぐ」

    ↑
    絶対臭いと分かってんのに、自分はやっちゃうw

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    小説家の語る、小説家にまつわる短篇集。
    ホラーなのか、ミステリーなのか、まさか実話ベース?と思ってしまうような夢や幻を見てるような不思議でゾッとする話ばかり。
    「終焉を告げる小説家」は最初意味が分からなかったけど、読んでいくとなるほど【深い】!面白い設定でお気に入り。
    表題作「スコッパーの女」は話とは別だけど、応募作品を読んで選考する裏側の話が垣間見えて面白かった。
    全体的に不気味な雰囲気と世界観が好みなので別の作品も読みたいです。

    0
    2026年08月29日

    Posted by ブクログ

    山白朝子さんの新刊。前作の小説家についてのお話の続編の短編集です。
    このお話でもなんとも言えない怖さのある小説家が登場します。
    とは言え今回はなんとも心が温まるような静謐さも持ったような話しもありました。
    今回は最初の「終焉を告げる小説家」が好みです。
    こうなんと言うか特殊な能力を持っているのに淡々と大袈裟でなくそっと世界に貢献しているような雰囲気の話しで、読むとこの世界も捨てたもんじゃないなとか思ってしまいます。
    まあ、それ以外も驚きの結末が待っていますけど。

    0
    2026年06月04日

    Posted by ブクログ

    私は乙一作品は読んだことがなく、中田永一作品から入ったクチで、1人アンソロジーを読んで山白作品おもしろそうだなと手に取ったんだけどこちらやはり面白かった…今更ながら乙一作品も読もうかしら…

    0
    2026年05月20日

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