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Posted by ブクログ
大好きな作家の有川さん!この作品も大好きになった。有川さんの作品に出てくる男性が、好きなのかもしれない笑笑
そんな人と出会いたい笑笑
登場人物みんなの人間性がとてもよくて、嫌な人がいない。それが読んでいてとても心地よかった。
それぞれ立場や考え方は違っても、仕事に対するモチベーションや一生懸命さがあって、みんな素敵だった。
特に掛水くんがよかった。
素直で一生懸命で、人の言葉を受け止めながら少しずつ成長していく。こんな人が近くにいたら、きっと好きになってしまうと思う。
そして下元さんを読んでいると、課長をしている身近な人のことも少し重なった。
きっとこんなふうに周りを見ながら、いい課長をしているんだろうな、と想像したり。
仕事の物語なのに堅苦しくなく、恋も人間関係もあたたかい。
誰かと一緒に何かを一生懸命やることや、仕事に夢中になれることって素敵だなと思えた。
Posted by ブクログ
めっちゃ面白かった…んだけど、こんなボロクソ言って大丈夫?怒られん??と心配になるぐらいダメ出しの嵐。
なので、巻末特別企画を読んだ時はホッとしましたー。
《県庁ルール》と《民間感覚》がどれほど乖離しているか。
吉門の手厳しい指摘は、公務員ではない自分にとっても結構刺さる部分が多かった。
自分の名前を相手の意識に確実に刺しに行く。
それが《名刺》だなんて考えた事も無かった。
そんな耳に痛い言葉をしっかり受け止めて“お役所仕事”を抜け出そうと奮闘する掛水達を応援せずにはいられない。
身近すぎて気づけなかった地元の魅力。
普段見ている景色が、意識を変えるだけで全く違うものに見える。
こんなん読んだら高知県行きたくなるわ。
Posted by ブクログ
お仕事小説としてかなり面白かった。行政の仕事や地域振興の進め方が具体的で、社会人として学びが多い一冊だった。
一方で、結末については少し物足りなさもあった。企画の立ち上がり方は華々しいのに、最終的な成果はトイレ整備、道路標識改善、パンフレット設置など非常に地道で、「それだけ?」という感覚が残った。もちろん作中でも「重要なことほど地味」と描かれており、現実的な地域政策としてはむしろ誠実なのだと思う。
ただ、読者としては、その積み重ねが何か対外的な成果につながる場面――例えば観光施策が評価された、話題化した、次の展開につながった、という達成感も少し見たかった。
終盤の地元紙対談も、主人公にとっては大きな前進として描かれているが、読者目線では「県庁公式企画を地元紙が取り上げるのはそこまで特別か」という印象も残った。むしろ、その段階まで広報や連携が進んでいなかったことのほうに驚いた。
とはいえ、その派手さより地道な積み上げを価値として描いた姿勢こそ、この作品らしさなのだと思う。爽快な成功譚というより、行政の仕事の現実と手触りを味わうタイプのお仕事小説だった。
県庁おもてなし課
有川浩さんの本は、片っ端から購読してます。
やっぱり分かり易さでしょうかね〜…有川浩さん全般に言える事だと思います。
良い意味で、スッと入って参ります…時間があっという間に過ぎて行きますね。
Posted by ブクログ
とにかく読みやすい。軽快なテレビドラマのように、どんどん読み進められる。ちょっと頼りない主人公も若い女子の登場人物も、つい美男美女を思い浮かべながら、軽快に読み進められる。本当に庶民の感覚とかけ離れた「お役所」の考え方にはいちいち呆れるし、「お役所」的慣習をどんどん打ち破る作戦も楽しい。
しかし、どんどんスピードをあげて読んでいた勢いが、あるページで止まってしまった。登場人物のあるひとりのセリフに、涙がしばらく止まらなくなる。ああそうか、このセリフを生かすために、若い人々の描写がいやに淡白だったのか。手持ちのポケットティッシュがなくなってしまった。作者の戦略が心憎い。
それにしても「おもてなし課」というのは本当にあると知ってびっくり。「アピールが弱い」と言われた高知県の観光資源もよく紹介されていて、旅行したくなる(パラグライダーは是非体験してみたいと思った)。この作者の作品はどれも面白いけど、これが一番好きだな、今のところ。
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