ことり
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ことり

792円 (税込)

3pt

人間の言葉は話せないけれど、
小鳥のさえずりをよく理解し、
こよなく愛する兄と、
兄の言葉を唯一わかる弟。
小鳥たちの声だけに耳を澄ます二人は、
世の片隅でつつしみ深く一生を生きた。
やさしく切ない、著者の会心作。

解説・小野正嗣。

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ことり のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    本作は、声にならない声をすくいあげる物語だった。
    兄は人間の言葉からは静かにこぼれ落ちてしまう存在だが、ことりのさえずりだけは正確に受け取ることができる。その姿は、社会から取り残されているようでいて、同時に誰よりも純粋な世界に触れているようにも見える。
    弟は兄の言葉を翻訳し、現実とのあいだをつなぐ細

    0
    2026年02月15日

    Posted by ブクログ

    少し特殊で、だけどその人の生き方で慎ましく暮らしている。少し変な人だけど、何だか応援したくもある。そんな弟。たった一人の肉親の兄と暮らしていた日々はとてもかけがえのないものだっただろう。一人になってからも、生き方は大きく変えずに日々を過ごし、少し羨ましくもある。そんな生活を覗かしてもらっているうちに

    0
    2026年01月15日

    Posted by ブクログ

    読み終わってまず思ったことは読み終わってしまったということ。
    もっともっとこの世界に居たかった。

    匿名性の高い小説はどちらかというと苦手としていたと思っていたけれど、小川さんが別格なのか、自分の感性が変化したのか。

    主人公は「小父さん」
    人の言葉は話せないが、小鳥のさえずりを理解する「お兄さん」

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    ラランドニシダが一番好きな小説と言っていたので読んだ
    美しい文章、描写。
    はっとする出来事に、胸がきゅーっとする。
    設定も面白いし、ほんと読んでよかった。
    読んでいて心が穏やかになる文体で最高。

    0
    2025年12月18日

    Posted by ブクログ

    幸せそうです 小鳥の小父さんも、そのお兄さんも、自分の求めるもの、必要なことをよく知っていて、それだけを大切に生きています。
    時に、願いの叶わないこともありますが、それでも大丈夫です。二人とも一番大切な欲しいものは、ぶれずに手にしているのです。
    慎ましやかではありますが、実はとても贅沢な人生なのかも

    0
    2026年02月25日

    Posted by ブクログ

    久々に本というメディアでしか体現できない物語を読みました。日常の生活の中で、一瞬で通り過ぎてしまいそうなことに目線を合わせて、丁寧に紡いでいったものがたりでした。
    他の作品も追ってみます。

    0
    2026年03月16日

    Posted by ブクログ

    放っておくと雑踏にかき消されてしまいそうなぐらい小さな声に耳を傾ける物語。厳しい世界を描いた静かで優しい文章だった。

    0
    2026年02月18日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに紙の文庫本を買って読んだ。表紙の小鳥の絵が可愛くてつい買ってしまった。小川洋子の小説らしい、風変わりな人たちの静かな日常を綴ったお話。
    道端ですれ違ってふと気になった風変わりな人について、どんな人生を送っているんだろう?と思いを巡らすことがある。そんな風変わりな人の人生を、丸っと覗き見した

    0
    2026年02月09日

    Posted by ブクログ

    小鳥の小父さんと言われる男性の生涯の物語。人間が理解できない言葉を話す兄の言うことを唯一理解できる存在として、兄と肩を寄せて暮らす日常は、変化を好まず、小鳥のさえずりをはじめ、ほかの人には見えない何かを大切にひっそりと、それでも少しずつ世界がズレていく様子が物悲しい。

    0
    2026年02月01日

    Posted by ブクログ

    静かで独特な世界観の中で、1人の人間がいかに生きて亡くなっていったのか見守ることのできる作品だった。
    周囲の人々からの偏見や狭い生活圏の中で、言い訳することもせず(できず)、自分が大切とするものを淡々と守りながら静かに生きる小父さんのストーリーに触れられたことに意義を感じた。

    【印象に残ったフレー

    0
    2026年02月01日

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