【感想・ネタバレ】ことりのレビュー

あらすじ

人間の言葉は話せないけれど、
小鳥のさえずりをよく理解し、
こよなく愛する兄と、
兄の言葉を唯一わかる弟。
小鳥たちの声だけに耳を澄ます二人は、
世の片隅でつつしみ深く一生を生きた。
やさしく切ない、著者の会心作。

解説・小野正嗣。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

これほど人の生に関して美しく儚く残酷に書ける小川洋子の他に誰がいると思えるほどの作品だった。
猫を抱いて象と泳ぐの時も思ったが一人の人間にフォーカスしてその人生を描いた作品の上手さは計り知れないものがある、
小川洋子の文からしか感じ取れない独自の感情がそこにはあって風景や場所を頭で思い描くのではなく心の中にその本の世界が作られる様な感覚になる、そしてそこから匂い、音風が滲み出てきてそれがとても心地よく愛おしいのである。

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

恵比寿の有隣堂で、鳥の本の特設コーナーがあり、ことりが好きなので購入。
ことりのおじさんとおじさんのお兄さんが静かに二人暮らしをしているわ。おじさんが園の鳥小屋を丁寧に掃除する。どうかこのまま誰にも邪魔されない暮らしが続きますように、と祈るような気持ちでページをめくりました。

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2026年05月09日

Posted by ブクログ

初小川洋子作品。

吉本ばななと同様に自分に合っていると感じた。

この作品は寂しい作品だと思った。

鳥を通して、小父さんの人生を語った作品で小父さんという鳥を鳥籠にいれて、様子をみているような感覚。

余韻の寂寥感がすごいため、元気のあるときに読むことをおすすめします。

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2026年04月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1人の小父さんの人生を読んだ。
一見波瀾万丈で、第三者から憐れみの目を向けられそうな人生にも見えるが、小鳥とお兄さんとの揺るがない繋がりがあり、穏やかに最期を迎えることができ、とても彩りのある素敵な人生に思えた。

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2026年02月23日

Posted by ブクログ

本作は、声にならない声をすくいあげる物語だった。
兄は人間の言葉からは静かにこぼれ落ちてしまう存在だが、ことりのさえずりだけは正確に受け取ることができる。その姿は、社会から取り残されているようでいて、同時に誰よりも純粋な世界に触れているようにも見える。
弟は兄の言葉を翻訳し、現実とのあいだをつなぐ細い橋となる。兄の世界を守ろうとするその姿は献身的で、けれどどこか、常に風にさらされているような不安を帯びている。二人の暮らしは小さく閉じているが、その閉じた空間のなかにだけ流れる時間は、外の世界よりもずっと澄んでいる。
ことりの声は、救いであると同時に隔たりでもある。羽ばたきは自由の象徴でありながら、兄を社会から遠ざける羽音でもある。その二重性が、物語全体に淡い影を落としている。
大きな出来事は起こらない。ただ静かに、季節のように時間が積み重なっていく。しかし読み終えたとき、胸の奥に小さな鳥が一羽とまっているような感覚が残る。それは哀しみなのか、やさしさなのか、名前をつけられない余韻だった。

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

幸せそうです 小鳥の小父さんも、そのお兄さんも、自分の求めるもの、必要なことをよく知っていて、それだけを大切に生きています。
時に、願いの叶わないこともありますが、それでも大丈夫です。二人とも一番大切な欲しいものは、ぶれずに手にしているのです。
慎ましやかではありますが、実はとても贅沢な人生なのかも知れません。
私とは求めるものが全く違うけれども、それを手にしているという点で、うらやましく思います。
疲れたときに、また読みたくなるだろう、そんな本です。

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2026年02月25日

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愛することと愛されることは決してイコールではないのだ。

ことり、お兄さん、司書。おじさんが愛したものはおじさんを愛してくれたかもしれない。
でも、世界を構成する要素というのはそれだけではない。愛するものと嫌いなものの間にとてつもない量の どちらでもない がいる。

最近私は、周りにいる人の多くにとって、私はどちらでもないものなのだと感じることが多い。
おじさんみたいに自分の世界を大事にする時間を増やそうと思う。

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2026年06月26日

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小父さんが切ない。
自分の目が、
庭に差し込む光になるのか、井戸を覗き込む人間の目になるか、
読み終えて悩まされました。

鳥籠を抱え亡くなった小父さんの生涯を見る物語。
鳥の言葉を理解し鳥の言葉しか話さない兄と、
二人で暮らし続ける小父さんもまた
鳥の言葉を理解し、鳥の言葉で話し始める。

この手の物語を読むと、大抵いたたまれない気持ちになる。
人を羨やむことが、
自分を落ちこぼれと認識させる。
そんな自己嫌悪に入るぐらいなら、
手に入るものを有難いと感謝する。

そういうもんかなと思いつつも
自分は、そんな上手いこと変わらないというか
なんというか。
大抵、不貞腐れながら、なんとか生きてる。

年輪を重ねたけれどそんなに達観しないもんだ。




もし彼が生まれていなければ、
何か変わっていたろうか。
大切な物は、急に現れたり離れたりするから
守れないことがあるのは仕方ないけれど
メジロの歌声が
ことりから小鳥に変わるまで
小父さんは大切にする物を見つけて、
生きた。

人となりとして、慎ましさや遠慮深さは
人との繋がりの内側でしか美徳にならないのだろうという考えが
自分の中にあるのかな。
外側にいる間は、それは臆病で何もできないことりと
同じだ。ということかな。



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2026年06月03日

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小川洋子さんの暖かなまなざしが心地よい1冊。読み進めていくと、おそらくASDの兄と弟の「小鳥の小父さん」の静かな日々をそっとのぞき込むような気がしてくる。今でこそ誰もが濃淡をもってASD,ADHDの側面を持っているかのように認識されている世界になっているものの、その認識が一般的であるかははなはだ疑問でもある。そんなこの世だからこそ、終章で鳴き合わせのために小さなかごに閉じ込められたメジロを次々に解き放ち、自身の庭でメジロの入った籠を抱きかかえながら昇天する小父さんは、この世からより広い大きなあの世に解き放たれたのだと思いたい。

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2026年05月21日

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今まで読んだ小川洋子の長編の中では一番救いがないような気がする…。おじさんとして生きるしんどさ…。本当の弱者は手を差し伸べたくなるような姿をしていない。おじさんは幸せだったんでしょうか?きっと幸せだったんでしょう。生きるってなんなんでしょうね?

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2026年05月12日

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小川洋子さんらしい、やさしい切ない話でした。
ことりの小父さんの生活から、まず両親がいなくなり、次に小鳥の言葉を話すお兄さんが、そして小鳥にこだわる小父さんにやさしい思いを寄せる司書さんがいなくなり、更に長年鳥小屋の掃除に通った幼稚園からも閉め出されて、少しづつ色々なものがなくなっていきます。そんな、ひとり残された年老いた小父さんに傷付いたメジロが飛び込んできます。お互いを必要とする小さな存在同士の愛情に満ちた最後の日々。とても幸福な気持ちで読め終えることができました。
それともうひとつ、あとがきを日美に出ていた小野正嗣さんが書いていて、それも私的にはとても良かったです。小野さんが小川さんをインタビューした時のエピソードは小川さんの人柄が感じられて素晴らしいあとがきだと思いました。

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2026年05月09日

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久々に本というメディアでしか体現できない物語を読みました。日常の生活の中で、一瞬で通り過ぎてしまいそうなことに目線を合わせて、丁寧に紡いでいったものがたりでした。
他の作品も追ってみます。

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2026年03月16日

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放っておくと雑踏にかき消されてしまいそうなぐらい小さな声に耳を傾ける物語。厳しい世界を描いた静かで優しい文章だった。

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2026年02月18日

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久しぶりに紙の文庫本を買って読んだ。表紙の小鳥の絵が可愛くてつい買ってしまった。小川洋子の小説らしい、風変わりな人たちの静かな日常を綴ったお話。
道端ですれ違ってふと気になった風変わりな人について、どんな人生を送っているんだろう?と思いを巡らすことがある。そんな風変わりな人の人生を、丸っと覗き見したような読後感。そんな静かな不思議なお話だった。

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2026年02月09日

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小鳥の小父さんと言われる男性の生涯の物語。人間が理解できない言葉を話す兄の言うことを唯一理解できる存在として、兄と肩を寄せて暮らす日常は、変化を好まず、小鳥のさえずりをはじめ、ほかの人には見えない何かを大切にひっそりと、それでも少しずつ世界がズレていく様子が物悲しい。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

静かで独特な世界観の中で、1人の人間がいかに生きて亡くなっていったのか見守ることのできる作品だった。
周囲の人々からの偏見や狭い生活圏の中で、言い訳することもせず(できず)、自分が大切とするものを淡々と守りながら静かに生きる小父さんのストーリーに触れられたことに意義を感じた。

【印象に残ったフレーズ】
"鳥籠は小鳥を閉じ込めるための籠ではありません。小鳥に相応しい小さな自由を与えるための籠です"
「いくら鳥が鳴いていても、気づかない人がいるのと同じです」

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

解説のタイトルが、「取り繕えない人たちへの愛の歌」なんだけど、ほんとうにそれに尽きるなあ…と。小川洋子の、はぐれ者にやさしいところがとてもすき。なにも知らない人から見たらたぶん「変」なんだと思うし、自分も実際目の当たりにしたら「変」って感じるんじゃないかなと思うし、でもこの物語のようなその人の世界を尊重する物語があることに誰だってほっとする気がする。感情移入したわけでもないのに、切なさとさみしさと安心が混ざってため息が出た。

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2026年01月31日

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小川洋子さんの文章の端正さ、美しさが輝く作品だった。小父さん、お兄さんはきっといわゆるマイノリティであり、ポーポー語という「みんなとは違う言葉で話す人」であるが、共感できないマイノリティとしてではなくて、誰しもが理解したいと思いながら完全には理解できないことを実感として感じられた。小父さんとお兄さんも、コミュニケーションは通じているが、一緒の言葉で会話できているわけではなく、わかり合っている人でも、完全に理解し合うことはできない、という人間の根源的な寂しさと、だからこそ耳を傾けたいと思う尊さを感じた。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

なかなか入り込めなかった。わかるんだけど・・・感情が入らない。
この作者の本はこちらと世界観が違いすぎて、読み進んでいくうちに重くなってくる。嫌いじゃないんだけど、入りずらい。
この兄弟。難しいね。他人とのかかわりも難しいんだと思う。
そうやって暮らしていくってこともあるんだな・・・

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2026年06月27日

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ネタバレ

ことりの小父さんと呼ばれるおじさんの人生。

小父さんにはポーポー語を話すお兄さんがいて、
両親がいた頃から
お兄さんとの生活を大切に守っていたし、
幼稚園の鳥小屋も大切にしてたし、
司書さんも大切にしたかったし、
仕事も丁寧にしてたし、
ブローチも宝物だったし…

全部を繰り返し繰り返し、
丁寧に丁寧に扱うことで、
それはそれは大切に守ってたし
守りたかったのに
なかなかそうはいかなくて、みんな結局は
小父さんのもとから離れていってしまって…

小父さんはただ守りたいだけなのに
(時にはひどい方法で)離れてしまうのが辛い。
とても静かな小説の世界の中で
何度も胸が締め付けられる、
いたたまれない、悔しい気持ちにさせられた。

でも、守り続けていた小父さんが
鳥たちを解放して自分も旅立つラストは
とても清々しく晴れやかな読後感だった。

小父さん、あっちの世界では
お兄さんとポーポー語で話してるんだろうな。

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2026年06月03日

Posted by ブクログ

読み進めるほどに不安な気持ちがもくもく出て来たけど、最後は小鳥のようにふわりと着地しました。素敵な本でした。

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2026年06月02日

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終始静かなお話しだった。
途中から加わる登場人物に、この人が何か展開を作るのか?!と食い気味になるくらい…!!

この本自体が小鳥の鳴き声のように
こちら側がじっと耳を澄ましていないと
取りこぼしそうになる、そんな感覚。

この静かな読書体験は貴重な気がする。

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2026年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ある小父さんの一生。
始め、彼が亡くなった所から過去を遡る描写は衝撃だった。この物語を全く知らずに読んだためだ。どこまでが姪(私の中では)の語らいで、どこからが小父さんの語らいなのか。
流れるよう描写展開は美しかった。静に始まり静に閉じる。ある意味、人から見た人生ってこういうもんだよなとか思った。本人はそこに感情が重くのしかかるから、動的な人生であったろうが、話として大きな展開が少ないと感じるのはまさにそういう事ではないのだろうか。

1つ無くしたら次の拠り所を探した小父さんが段々とそれらの悲しみを感じ生きるのは辛くも感じたが、始めから最期までことりは彼の傍にいたのだった。

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2026年05月11日

Posted by ブクログ

小鳥を愛し、小鳥の言葉を大切にした兄への想いを抱えながら生きたおじさんの生涯の物語。大きな展開があるわけではないけど、「なんか気付いたら最後まで読んじゃったな〜」という作品。
うまく言語化できない自分の気持ちや考えを唯一表現できたのがポーポー語(鳥語?)で、だけど周りの人はそれを理解できない。兄とだけ気持ちを共有することができたのに、もういない。いかに孤独だったか。いかにことりの存在が大切だったか。

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2026年05月06日

Posted by ブクログ

小川さんの作品は、静かに、足音を忍ばせて歩き
そして静かにフェードアウトする印象がある。

今回の作品は、フェードアウトした直後の場面から始まる。
両親の死後、鳥と心を通わせる兄と、支え続けた弟。
兄の死によって奪われた日常と、そこから始まる再生。

訪れた変化とコミュニケーション不足による勘違いか
小父さんは築いてきて日常の全てを失ったが
小父さんを救ったのもまた、ことりだった。

読み終わったら、もう一度最初に戻るといいかもしれない。

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2026年04月26日

Posted by ブクログ

物語としては大きな出来事があったり、事件が起こったりということはなく、とても静かな物語なのですが、「小鳥の小父さん」と呼ばれた人の生涯が小鳥とともに描かれていて、小川洋子さんの手にかかればとてもささやかな日常の一つ一つが本当に鮮やかに美しいものだと感じさせてくれるので、一文も読み落としたくなくてかなりゆっくりと読み込みました。
切なく、少し哀しい物語ですが、人の温かさや優しさが心に染みるとてもいい作品に出合えました。

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2026年03月04日

Posted by ブクログ

社会とのつながりに疎い人間が急に社会と繋がった時に、それが想いのほか刺激的だった時に取る行動に私は、ちょっと気持ち悪いなと感じてしまいました。また、周りの人たちの身勝手さと言うか思いやりのなさに、社会、人間の狂気を感じました。
だからこそ小父さんは鳥と過ごしたのかなぁ思うと、終わり方は良かったと思います。

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2026年03月03日

Posted by ブクログ

小鳥が人生の全てだった兄と、その弟で主人公である「小鳥の小父さん」の一生を描いた物語。
私は、お兄さんが亡くなってから、小父さんの本当の人生が始まった気がした。兄との記憶を辿りつつ、自分自身の拠り所を見つけようとする姿を見て、小父さんが平穏に生きられるようにと、祈りながら読み進めた。
小父さんの最期は、きっと幸せだったんじゃないかと思う。

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2026年03月01日

Posted by ブクログ

切なくて暖かい物語。孤独を抱えながらも自分のやるべきことを見出して人生を歩む姿が印象的だった。もう一度読みたくなる。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

小川洋子さんの独特の世界観が描かれている素敵な作品でした
世俗的なものに影響されることなく、強く何かを求めることもせず(本当は求めているのかも知れないけれどそこには常に諦めのようなものが感じられる)人生を歩んでいる姿は私に安心感を与えてくれます
時々小父さんが見せる大胆な行動には少しドキドキしました

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2026年01月29日

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