あらすじ
人間の言葉は話せないけれど、
小鳥のさえずりをよく理解し、
こよなく愛する兄と、
兄の言葉を唯一わかる弟。
小鳥たちの声だけに耳を澄ます二人は、
世の片隅でつつしみ深く一生を生きた。
やさしく切ない、著者の会心作。
解説・小野正嗣。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
1人の小父さんの人生を読んだ。
一見波瀾万丈で、第三者から憐れみの目を向けられそうな人生にも見えるが、小鳥とお兄さんとの揺るがない繋がりがあり、穏やかに最期を迎えることができ、とても彩りのある素敵な人生に思えた。
Posted by ブクログ
花鳥風月(この話では「鳥」の部分しかないが)を楽しむことへの豊かさを感じる本だった。無害な小父さんが時の経過とともに虐げられていくのは見れられなかったが、小鳥の歌がいつも傷を癒してくれる描写が素敵だった。