透明な夜の香り

透明な夜の香り

649円 (税込)

3pt

元・書店員の一香は、古い洋館の家事手伝いのアルバイトを始める。そこでは調香師の小川朔が、幼馴染の探偵・新城とともに、客の望む「香り」を作っていた。人並み外れた嗅覚を持ち、鼻で、相手の行動パターンや健康状態を一瞬にして嗅ぎ分ける朔は、どんな香りでも作り出すことができ、それゆえ風変わりな依頼が次々と届けられる。だが、一香は朔の近くにいるうちに、彼が天才的嗅覚を持つがゆえに深い孤独を抱えていることに気づきはじめる……。直木賞作家が紡ぎだす「香り」にまつわるドラマティックな長編小説。第6回渡辺淳一文学賞受賞作。

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透明な夜の香り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    物語が総じて穏やかなのと、香りの描写も美しくて幻想的な物語でした。登場人物たちが総じて静かなので、新城や源さんのキャラがより際立つようでしたが、煩くなく嫌な感じもせず、とても好きなキャラでした。

    0
    2026年03月28日

    Posted by ブクログ

    事情があり職場に行けなくなり無職だった主人公一香は怪しげなバイト募集の張り紙を見て調合師をしている朔の元で家政婦として働くある意味事件物ある意味恋愛小説だ
    事件物とは言うほど大げさな事件ではなく朔さんに纏わるちょっとした日常であり日常で無い不思議な日々を解決して一香はそれを助けたり見守ったり8つの事

    0
    2026年03月24日

    Posted by ブクログ

    香りを題材にした小説。
    読んでいない時も頭の中で続きを想像するほど物語にグッと引き込まれた。
    香りだけでなく、朔のレシピをもとに一香が作る料理や、季節や体調に合わせたお茶がとても魅力的。

    0
    2026年03月19日

    Posted by ブクログ

    一言で表すと、妖麗。香りが持つ彩の美しさと、儚さと共に記憶に残る強さを描いた作品。記憶に残る匂いは、その人のベースとなる。匂いに敏感な世界はどう見えるのだろう。天才と匂いという感覚的なものを強く映し出して言葉で読んでいる感覚だった。気持ち、香り、記憶。その人にしか秘められない真の心は最後までわからな

    0
    2026年03月17日

    Posted by ブクログ

    なんて美しい文章を書く人なんだろうと思った。
    千早茜の言葉はただ情景を説明するだけではなく、文字の奥から風景や空気、そして香りまで立ち上ってくるようで、読者の五感に直接触れてくる感覚がある。ここまで「香り」を感じながら読んだ小説は初めてだった。

    夜の空気のように澄んでいて、どこか孤独で、それでいて

    0
    2026年03月11日

    Posted by ブクログ

    紺色の声って言葉、頭の中で浮かぶこの"小川朔"という人物像にいちばん調和する表現だなと思った。

    それと登場人物がみんな魅力的だった。
    働き者で京番茶が好きな源さん、粗野だけど朔のために自分がやれることは何か常に考え行動してる新城、うわべだけの共感はせず自分の中で物事を受け止める

    0
    2026年02月28日

    購入済み

    穏やかな気持ち

    世界線が不思議で逃避行した気持ちになりました。ストレスが溜まった人にとてもオススメです。ジブリみたいな世界観で本当に好きな物語でした。

    #癒やされる #感動する #エモい

    0
    2025年06月20日

    Posted by ブクログ

    テーマは香りと記憶。
    登場人物の所作と心理描写がとても丁寧に描かれる。
    作品全体を漂う、すうっとした空気に、ここ最近こんがらがってオーバーヒートしてる頭を冷やしてもらえた気がする。

    主人公は終始冷静、だからこそ、そこに秘めた深い後悔や欲望が垣間見えた瞬間に、じんわりと人肌を感じて立ち上がってくる。

    0
    2026年03月28日

    Posted by ブクログ

    森の奥にある洋館での、穏やかな日常生活が描かれていた。嗅覚は記憶を蘇らせるということを、この小説を読んで改めて感じた。もっと色んな香りを大切にしようと思った。一香のイメージが読書中あまり想像できなかったが、それは一香自体が空っぽな状態で始まるからだと最後に気づいた。変化することは怖いことの方が多いけ

    0
    2026年03月26日

    Posted by ブクログ

    本屋で見かけて、ずっと気になっていた一冊。
    気づけば、いつのまにか千早茜さんのファンになっていた。
    五感に訴えかけるような繊細な表現がたまらない。

    香りって、意外と記憶に強く残るものだと思う。
    私も金木犀の香りを嗅ぐと、幼い頃に亡くなった祖母との記憶を思い出す。

    ちょっとした出来事や依頼を、香り

    0
    2026年03月26日

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