作品一覧

  • イスラーム圏で働く 暮らしとビジネスのヒント
    4.1
    1巻858円 (税込)
    世界に広がる16億人のイスラーム市場。石油から、食や観光など、イスラームの人びととの付き合いはこれからのビジネスに必須だ。でも、なじみなく戸惑う人も多いのでは? そんな時の心強い味方――商社・建設・食品・観光など、現地で活躍する日本人が、土地と人と仕事を語る。地域別解説も付した体験的イスラーム案内。

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  • シーア派 台頭するイスラーム少数派
    3.6
    1巻858円 (税込)
    イスラーム教の二大宗派の一つだが、信者は全体の一割に過ぎないシーア派。しかし、イラン、イラク、レバノンなどでは多数を占め、挑発的な指導層や武装組織が力を誇示し、テロリズムの温床とさえ見られている。政教一致や民兵勢力といった特異な面が注目されるが、その実態とはいかなるものなのか。彼らの起源から、多数派のスンナ派と異なり、政治志向の強い宗教指導者が君臨するシステムを解明し、その実像を伝える。

ユーザーレビュー

  • イスラーム圏で働く 暮らしとビジネスのヒント

    Posted by ブクログ

    イスラム圏といっても北アフリカから東南アジアまで様々。それを各地で働いたり暮らしたことのある人の経験談で眺め渡すことができる。同じ国で生活するにしても、立場によって、見え方はずいぶん変わるし、人によってもずいぶん印象が変わる。そこが面白い。今までもありそうでなかった良書。10年前の本なので、続編のようなものが出ると嬉しい。

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    2025年10月26日
  • イスラーム圏で働く 暮らしとビジネスのヒント

    Posted by ブクログ

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    桜井啓子
    1959年東京生まれ。1991年上智大学外国語学研究科国際関係論専攻博士課程修了。博士(国際関係論)。現在、早稲田大学国際学術院教授。専門は比較社会学、地域研究(イラン)

    イスラーム世界への憧れは、高校世界史の資料集に載っていたモスクの美しさに惹 かれて以来。大学では史学を専攻し、イランがご専門の先生のゼミに入りました。さ らに夏休みにトルコを旅行して、イスラーム文化を肌で体験したことで、ますます虜 に。とうとう在学中一年間休学し、モロッコ、シリア、レバノン、ヨルダン、トル コ、エジプトなど地中海から中東を放浪する学生バックパッカーになりました。就職 先も自然とその流れで

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    2023年08月29日
  • イスラーム圏で働く 暮らしとビジネスのヒント

    Posted by ブクログ

    コンパクトにまとまっていて、イスラムをとりあえず知りたいという人にとっては大変いい本なのではないだろうか

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    2016年09月27日
  • イスラーム圏で働く 暮らしとビジネスのヒント

    Posted by ブクログ

    [他者としての参画]北アフリカから東南アジアまで広がるイスラーム圏で仕事をしている/してきた方々の生の声を収録した作品。人口及び経済規模が次第に大きくなると予想されるこの地域に、非ムスリムの日本人として暮らすということがどういったことなのかがぼんやりと浮かび上がってくる一冊です。編者は、著名な中東の地域研究者である桜井啓子。


    イスラームを共有しながらも、同時に国や言語、そして民族などを理由として、イスラーム圏において明確に差異が存在することを認識できるかと。それにしても、断食月の「ラマダーン」と、文脈によって意味が異なってくる「イン・シャー・アッラー」という言葉に関する言及が多いのを見るに

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    2016年04月27日
  • イスラーム圏で働く 暮らしとビジネスのヒント

    Posted by ブクログ

    厳しい戒律というイメージのイスラームの世界は、中東などの厳しい環境とも相まって、滞在したり住んだりするだけでも異空間のような感じがある。そのような環境でビジネスをするというのはどういうことか。そんな疑問に平易な言葉で答えてくれる日本人。その多くはビジネスマンで、修羅場も経験しているであろうが、現地の習慣や習俗を尊重し、粘り強く現地でビジネスを根付かせていることが分かる。同じイスラームといっても、共通する部分も多いが、民族性や地域性でそれぞれに異なる部分もあり、それぞれの任地で得た貴重な体験が詰まっている。

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    2019年03月17日

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