作品一覧

  • チームワークを科学する イノベーションを導くチームの作り方
    -
    1巻2,970円 (税込)
    最強のチームワークをつくる! パフォーマンスを上げ、イノベーションを生み出すチームワークとは何か―― 横断研究からみえてきたエビデンスに基づき詳細解説! 【キース・ソーヤーによる特別寄稿も掲載】 ●デザイン教育●信頼の醸成●リーダシップの創発●均等で活発な議論 etc. 目まぐるしく変転する予測困難な時代に求められる組織運営、人材開発とは? 経営学、心理学、教育学などさまざまな分野を横断し、従来にとらわれない発想と研究から、どのようなチームワークがパフォーマンスを上げ、新たなアイディアを生み出すのかを明らかにする。 【主要目次】 はじめに(堀井秀之) 第Ⅰ部 チームワーク科学を分析する 第1章 チームワーク科学の概観(田岡祐樹、松谷春花) 第2章 イノベーションを生み出すチームワーク――デザイン教育の場面から(田岡祐樹、伊藤鑑) 第3章 行政組織におけるチームワーク――チームイノベーションを生み出す職場の条件(前田貴洋、林嶺那、岡田淳志、小林悠太、中嶋学、森川想) 第4章 企業戦略を生み出すチームワーク――戦略創造性を高める多元的視点取得(竹田陽子) 第5章 信頼を醸成するチームワーク――ハイブリッド型PBL(油井毅) 第6章 知識創造活動を生み出すチームワーク――熱中対話の選考条件とその効果(彭思雄、松谷春花) 第7章 リーダーシップが創発するチームワーク――ヴァーチャル環境下でのアイディア創出のダイナミクス(鬼頭朋見) 第Ⅱ部 チームワーク科学を眺望する 第8章 チームワークと学習科学(大島純) 第9章 チームワークとコミュニケーション科学(稗方和夫) 第10章 チームワークと社会心理学(山口裕幸) 特別寄稿:創造的なチームワークのあり方 (キース・ソーヤー) おわりに(堀井秀之)
  • イノベーションを生むワークショップの教科書 i.school流アイディア創出法
    3.0
    アイディアを生み出すため、デザイン思考などさまざまな発想法が注目されていますが、クリエイティブな領域だけにどれもロジカルとは言えず、理解しにくいと感じるビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。優れたアイディアを生むには、クリエイターのような高度なセンスが問われるのでしょうか。やはり一般の人には無理なのでしょうか。そんなことはありません。 一般社団法人 日本社会イノベーションセンターが運営する教育プログラムi.schoolは、ワークショップと呼ぶグループワークによりアイディアを創出する活動を実施しています。最大の特長は、創造性に関する学術的知見に基づいてワークショップのプロセスを設計している点。個人の感覚に頼るのではなく、ロジカルに進めるため、多くのビジネスパーソンからは「i.school のワークショップは理解しやすい」と評価されています。本書はi.school 流のアイディア創出ワークショップに関する知見を掲載した、まさに教科書といえる存在です。 アイディア創出法を学びたい初心者から、既にデザイン思考など他の手法を学んだ人、今までの手法にしっくりこなかった人、疑問を持った人など企業でイノベーションを担当する多くの人に、ぜひご一読していただきたい1冊です。
  • 問題解決のための「社会技術」 分野を超えた知の協働
    3.2
    1巻748円 (税込)
    問題を解決するには、まず問題を把握しなければならない。だが現代社会において、問題の全体像はきわめて見えにくい。狂牛病やSARSをめぐる騒動、原発トラブルや医療ミスの隠蔽疑惑などを見ても、特定分野の専門家だけでは十全に対処できないことが明らかである。本書は、複雑化する社会問題を解決し、社会を円滑に運営する「社会技術」の概念を提唱。学問分野の枠を超えた、新たな取り組みを紹介する。

ユーザーレビュー

  • 問題解決のための「社会技術」 分野を超えた知の協働

    Posted by ブクログ

    理念に大いに賛同。もっと早くによんでおけば良かった。

    「社会技術」の研究の特徴を、①問題解決型、②俯瞰的(分野横断型)と説いた著者堀井。そして「問題解決のための文理協働は、十分に実現可能」(p.59)とする。申し分ない。
    私自身、たとえばまちづくりにおける「当事者」論の必要性を、『当事者主権』的な考え方であるとか、環境社会学・環境倫理学的な考え方から、感じていたところ。

    0
    2015年01月05日
  • イノベーションを生むワークショップの教科書 i.school流アイディア創出法

    Posted by ブクログ

    ワークショップの技法が詳しく説明されている。ただし、この効果を最大化するには、本を読んで理解するだけでなく、実際のワークショップに参加して体験してみる必要があると感じた。

    0
    2021年08月19日
  • 問題解決のための「社会技術」 分野を超えた知の協働

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    問題を解決するには、まず問題を把握しなければならない。
    だが現代社会において、問題の全体像はきわめて見えにくい。
    狂牛病やSARSをめぐる騒動、原発トラブルや医療ミスの隠蔽疑惑などを見ても、特定分野の専門家だけでは十全に対処できないことが明らかである。
    本書は、複雑化する社会問題を解決し、社会を円滑に運営する「社会技術」の概念を提唱。
    学問分野の枠を超えた、新たな取り組みを紹介する。

    [ 目次 ]
    第1章 複雑化する社会問題(なぜ解決困難な問題が多いのか SARS問題から見えてくるもの ほか)
    第2章 問題解決の方法論(問題解決の心理学 ヒューリスティックが鍵を握る ほか)

    0
    2010年05月28日
  • 問題解決のための「社会技術」 分野を超えた知の協働

    Posted by ブクログ

    問題解決策によって生じる状況の変化は複雑であり、ある価値基準に従えば望ましい変化であっても別の価値基準から見たら望ましくないということがありえる。
    問題解決型研究。特定の専門分野に捕われない俯瞰的研究である。

    0
    2009年10月07日
  • 問題解決のための「社会技術」 分野を超えた知の協働

    Posted by ブクログ

    お世話になっている堀井先生の著書。

    +
    問題とは、内包する要素、ステークホルダーの分量に応じてその難度は飛躍的に上昇する。
    あらゆる立場の人間、組織の存在する社会において、もはや全員の幸福の追求は不可能である、が、最大多数の幸福を目指すべく、問題を「構造化」「可視化」し俯瞰的に問題を把握することにより分野を超えた知識を総動員して、社会システムとして解決にあたることが必要である。

    実質的には、堀井先生の授業内容・WSと内容は重複しているため読みやすいものであった。
    プロセスのモデル化設計の評価における実践的価値の追及や問題の解決策自身により創出されるであろう新たな社会変化の把握とそ

    0
    2009年10月04日

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