作品一覧

  • 土地は誰のものか 人口減少時代の所有と利用
    3.3
    1巻990円 (税込)
    「太平洋戦争の敗北より深刻」と司馬遼太郎が嘆いた地価高騰・バブルから一転,空き家・空き地の増大へ.生存と生活の基盤である土地はどうなるのか.近年続々と制改定された,土地基本法と相続など関連する個別法を解説するとともに,外国の土地政策も参照し,都市計画との関係や「現代総有」の考え方から解決策を探る.

    試し読み

    フォロー
  • 都市計画法改正 -「土地総有」の提言-
    -
    1巻1,540円 (税込)
    都市計画法改正に向けた提言の書。都市計画法の歴史や法制度の変遷等を解説し、現行都市計画法の問題点を明らかにする。また、国土交通省の改正案を検証し、各界の反応、著者独自の提案をまとめている。都市計画法の歴史や構造の理解、都市計画法の改正議論の動向把握に最適な一冊。

    試し読み

    フォロー
  • 別冊BIOCITY01 富士山、世界遺産へ
    -
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本でいちはやく「持続可能な循環型社会」の重要性に注目し、1994年の創刊以来、世界中の最先端の研究や技術、思想、プロジェクトを紹介し続けてきた環境から地域創造を考える環境総合誌(季刊)。ひとつのイシューを環境、建築、生態学、社会学、芸術、地域創造、教育などさまざまな専門家が、分野横断的に議論するユニークな学術誌です。「3・11」後の48号からは、総合監修者に糸長浩司教授(日本大学生物資源科学部)を迎え、よりラディカルで、実践的なソーシャル・デザインのための提言をめざしています。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • 土地は誰のものか 人口減少時代の所有と利用

    Posted by ブクログ

    惣有に向かう方角が、見えない。細かくはある。けど、どうやったらそっちに行くのか、今いるところでどうするのかが、わからない。

    0
    2025年10月13日
  • 土地は誰のものか 人口減少時代の所有と利用

    Posted by ブクログ

    表題の「土地は誰のものか?」という問いを今まで意識することなく暮らしてきた。「まぁ誰かのもの」くらい。本書を読み終わって街を歩いていると、街の風景の見方が変わった気がする。「土地」を意識して歩くようになった。

    本書を通じて、明治時代に確立し現代にまで残る個人の「絶対的土地所有権」は、日本の歴史で見ても、海外と比較しても、主流とはいえないということがわかり、時代の要請に応じて変遷すべきものだと認識した。少子高齢化が猛スピードで進む中、東京一極集中により東京の地価は上がり続ける一方、地方の空き家空き地は増えていく現代において、筆者のいう「現代総有」は検討に値すると思う。

    また、本書は「土地」に

    0
    2023年03月01日
  • 土地は誰のものか 人口減少時代の所有と利用

    Posted by ブクログ

     令和二年、30年ぶりに改正された「土地基本法」。これまで自由主義的な「不動産所有=権利」という発想のもと運用されてきた日本の土地政策が、不動産所有には権利のみならず「管理義務」が付随するとの概念構成のもとで転換点を迎える。

     著者によれば、昨今の所有者不明土地や耕作放棄地などの土地に関する問題の根源は、高度成長期の「日本列島改造論」に象徴される生活・産業インフラの大規模な整備過程において、それまでの住宅・生産の基盤としての土地の性格が後退し、代わって公共事業の対象、換価可能な資産としての土地がクローズアップされたことにあるという。過度に市場原理が適用されてしまった結果、市場性の高い都市圏の

    0
    2022年07月18日
  • 土地は誰のものか 人口減少時代の所有と利用

    Posted by ブクログ

     首都圏の高層マンション群、狭小住宅、地方都市の駅近傍のマンションや建売住宅などが建て続けられ、その住人は人生の大半をかなりの額のローン返済の呪縛にとらわれることは必定だ。
     著者よればマンションは巨大な廃墟(廃棄したくてもできない)と化す運命だという。直観はしていたがやはりそうか。30年先なのか40年先なのか、詳しくは語られていない。なんとも絶望的な雰囲気が漂う。
     そして急速に増加しているのが空き家・空き地だ。日本の絶対的所有権に基づく日本の法のもとでは行政も手をこまねいている、というか策がない。
     一方、東日本大震災では復興のための都市計画が立てられた。しかし、著者はその計画は耳障りのよ

    0
    2022年04月03日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!