オースティンの作品一覧

「オースティン」の「説得」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

配信予定・最新刊

作品一覧

  • 説得
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    准男爵家の次女アン・エリオットは、若い海軍士官ウェントワースと婚約するが、先方の経済力が不満な周囲の説得にあい、結婚を取りやめてしまう。八年後、エリオット家は転居を機に、出世して裕福になったウェントワースと付き合うことに。気まずさのなか、初めはよそよそしく振る舞う二人だが、胸のうちは穏やかではいられない。そんなとき不意に事故が起こり……。揺れ動く大人の心情を細やかに描いたオースティン最後の長篇。

ユーザーレビュー

  • 説得

    Posted by ブクログ

    「もう、いいか」とちょっと思いました
    ちょっとね

    「もう、後は古典だけ読んでればいいか」と、ほんとにちょっと思いました
    ミステリーとかも含めてな

    「古典と余生」っていう題名で論文書いちゃおうかと思いました

    だって間違いないもの
    ジェイン・オースティン間違いないもの

    はい、イギリスが生んだ恋愛小説の名手ジェイン・オースティンの『説得』です

    実はこのあと『高慢と偏見殺人事件』という妖しげなパスティーシュが控えているのでね
    読んでみましたよ

    ざっくりあらすじ
    8年前に母親代わりと慕うラッセル夫人の『説得』により、海軍軍人ウェントワース大佐との婚約を破棄してしまった准男爵家の次女アンが、ひ

    0
    2025年03月17日
  • 説得

    Posted by ブクログ

    オースティン。かつて婚約していたが親戚の忠告を受け婚約破棄した女性が数年後に再会する話。
    恋愛小説は普段読まないが、この作者は好きなので手にとった。随所にオースティンの皮肉がひかるが
    登場人物にチャールズを3人も出すなと言いたい

    0
    2025年06月11日
  • 説得

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この作品で初めてオースティンを知ったが、面白い!
    最近恋愛小説を体が受け付けなくなっていたのだが、『説得』は精神的に成熟した大人の恋愛が描かれており、主人公が情動的で不合理な行動をとるようなこともなかったので、いらいらせず読むことができた。

    物語の序盤では「盛りを過ぎた」と表現されていた主人公アンが、物語が進むに連れてどんどん輝きを取り戻していく様は読んでいて幸せな気持ちになった。というか、アンができた人間すぎる!(父と姉以外の)登場人物皆がアンに好意を持つのも頷ける。
    他方で、メアリの自己中心っぷりには驚かされた。邪悪な人間ではないのだと思うが、彼女の我儘によってアンとウェントワース大佐の

    0
    2024年06月02日
  • 説得

    Posted by ブクログ

    miumiuのsummer readsでもらったものの、さすがに英語では読めなかったので翻訳本にトライ。
    予測してたより分厚く、読み始める前から怯む…
    そしてカタカナの名前が覚えづらい…家族嫌なやつ…読んでも読んでも進まない…などと思っていたが、屋敷を出たくらいから面白くなって順調に読み進めることができた。読みやすい翻訳で注釈も助かる。純粋に恋愛小説として楽しめたと思う。

    0
    2024年07月17日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!