南野ましろの作品一覧
「南野ましろ」の「ねこだけ海馬さん~いまどきダンボールに入れられてスーパーの駐車場に捨てられていた猫兄弟と暮らしています~」「真綿の王国」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ファンタジー設定&無口攻め
両方とも好きな設定で、そくパチリました。
受けがちょっとガチャガチャした性格でどハマりじゃなかったけど、全然おっけーです。
ちなみに、小さい間はエチは無しかと思いましたが、なるほどあるんですね。。
作者さん、すごいよあんたの妄想力。
Posted by ブクログ
1.2に引き続き、面白い!ライトノベルだけあって、とても読みやすいし、娯楽読書って感じ!
p.117 ならば、花を飾る習慣をつけさせるのは、浄化を明るくする良い手立てしれませんな。食うや食わずの状態では、自らの住まいを飾る余裕など失せるもの。されど、多様な時こそ、気持ちを奮い立たせるものや行動が必要でありましょう?鉢ならば、石を削って、作れば良い。花は、山から株を抜いてきて、街で増やせば良い。金はかかりませんな。それに、美しい花を見て、気持ちが荒むのは、よほどのひねくれ者。そう多くはおりますないよ。
p.133 良い悪いの問題じゃない。そうやって、本当のことだからって建前で、怒りのままに、投げつけた言葉で、君は相手を傷つけて、自分も同じだけ傷つけている。奥方様を罵って、少しでも気持ち良くなったかい?
p.260 私を好きにならずとも良い。義理の母などとも思わずとも良い。ただ、私を父上をお助けする仲間と思ってくれるならば、私はそなたと共にあろう。そなたの父上をお助けすると言う事は、姿 そなたを助けると言う事でもある。
p.294 とは言え、元の世のことも、決して忘れるな。思い出すことを、躊躇うな。勝手な言い分かも知れんが、たとえ思い出すことで寂しくなったとしても、それはおそらく、必要な寂しさなんだ。故郷を初めて長く離れ、ようやくお前の心持ちが少しわかるようになった…と思うのだ。ロデリック様の事、鷹たちの事、家族の事。思い出せば、里心がつくが、思い出さねば、己が根無し草になるような心持ちがする。お前もきっと同じだろ。元の夜は、いつかお前が帰る場所だ。折に触れて思い出し、しっかり心をつないでおけ。それで寂しくなったら、俺がいくらでも話を聞く。今夜のように、気晴らしの手立ても考えよう。それは、師匠の仕事だ。
Posted by ブクログ
またしても面白い、スッキリ終わるのが大好き。さらっと読めちゃうが、読み応えもある。このシリーズ大好き!3もすぐ読みたい。
p.172 生まれた時からずっとそうだったので、それが当たり前だと思っていました。だけど、この世界に来たをかけて、クリスさんのいう空恐ろしいの意味がわかってきたかも。ここでは、自分が何かすれば、やっただけの成果がついてくる。だけど、何もしなければ、何も起こらないでしょう?でも、僕のいた世界は違うんです。ほとんど何もしなくても、すごいことが怒っちゃうんですよ。他にも、ボタンを1つをしただけで、部屋を冷やしたり温めたりできる。いちいち火を熾したり薪をくべたりしなくても、スイッチ1つで気をつけて2丈ができる。クリック1つ…えーっと、つまり指を動かしただけで、熱々のご飯が届く。店では、すぐ食べられる状態で、魚や肉や野菜を打ってる。…そんな感じです。
ますます魔法じゃないか!
それは、本当は魔法じゃなくて、他人の苦労の賜物だったり、技術の進歩のおかげだったりするんですけど、そうした過程や裏側の事は目には見えないし、知りたいと思っても、あまりにもたくさんの人やものが関わりすぎていて、全部を把握しきれないんですよ。僕のいた世界は、ちょっと複雑になりすぎたのかもしれません。
p.244 そのままゆっくりと歩きながら、クリストファーは話を続ける。
「多分誰だって、自分1人でできる事はそんなにないんじゃないか?先生、自分の腕が届く範囲の事位だ。…こんな風にな。だが、誰かと出会って、そいつと手をつなげば、今度は2人でいっぱいに腕を伸ばした範囲の事が出来るようになる。もう1人増えれば、もっと広くなる。今みたいに1人がつけば、上にも範囲が広がる。これは、ロドリック様やフランシス様のように、気の利いた言葉言えんし、嘘もつけん。正直言って、お前をここにまねき寄せた、ジャヴィードの魔法を、好きにはなれんのだ。あれを使うのは、正しいことだとは思えない。俺たちの勝手で、お前を無理矢理ここに呼び寄せたことで、お前の人生は、悪い方にねじれてしまったかもしれないと思っている。だが、それでも、俺はお前と出会えて良かったと思う。必要だのなんだのと言う堅苦しい言葉よりも、今夜もお前と飯を食えて嬉しいと思う。…それでは足りんか?」
自分1人の力など、ちっぽけだ。だからこそ、誰かと出会い、共に新しい扉を開けることを、人は望み続ける。いろいろな人に出会い、たくさんの経験をして、自分のできることを、どんなにささやかでも、一つ一つ見つけていく。そして少しずつ、前に進んでいけば良いのだ。そう思うと、乾いた土に水が染み込むように、カチカチになっていた心が、ゆっくり解けていくのがわかる。