植垣康博の作品一覧
「植垣康博」の「兵士たちの連合赤軍〈改訂増補版〉」「兵士たちの連合赤軍 《新装版》」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
[末端よりの報告]学園闘争に従事し、権力との対決の果てに革命を夢見た若者は、いかにして連合赤軍に合流し、雪山での陰惨な「同士殺し」に加担することになったのか......。日本の現代史の一ページである赤軍派、そして連合赤軍の動きを、「一兵士」という立場で参画し続けた著者が、自らの行動を振り返り、当時の様子を生々しく記した作品です。著者は、雪山越えの逃避行の末、軽井沢駅で逮捕された後、長年にわたる拘留生活の中で本書を執筆した植垣康博。
完全に閉じ込められた「あちら側」の世界の話を、「こちら側」の世界の言語で一貫して書き残しているところに、本書を読む第一の価値があるのではないかと思います。時代も
Posted by ブクログ
学生運動から、連合赤軍の山岳ベース事件にいたるまで、内部では何が起きていたかを記した一冊。なぜ左翼に傾倒していったのか、なぜ連合赤軍事件(リンチ)は起きてしまったのか気になって読んだ。
革命運動に関しては、例えば「今の大学で勉強したい」と考えている人への配慮、あるいは既得権益への配慮、革命後のビジョンが全くないきわめて独善的な行動だと思うし、そこに答えておらず、自己弁護に終始している印象。一方で他の連合赤軍の自伝等は自己反省に終始している点で、ある意味客観性が保たれている作品とも言えると思う。
管理教育への反発、不満→現体制への反発
...歴史的に暴力革命でしか世界は変わらなかったから暴力に、