作品一覧

  • 寝太郎与力 映之進
    -
    1巻628円 (税込)
    町方与力の今井映之進は、かつては仕事熱心だったが、今は刻限が来ると同僚が仕事をしているのを横目に、さっさと家に帰ってしまう。映之進の態度に業を煮やした上司の筆頭与力・盛伊三郎は家に押し掛けるが……。
  • 甘水岩(あまみいわ) 修羅の忍び・伊真
    3.0
    1巻640円 (税込)
    戦えば、強くなるのだろうか――。忍耐が、人をつくるのだろうか――。聖地「甘水岩(あまみいわ)」をめぐる抗争に加わり、縦横無尽に活躍する青年忍者・伊真(いま)。彼は幼き日に人質の身となった過酷な経験により、心に荒涼たる闇を抱えていた。そして敵方との血で血を洗う死闘の中、彼の前に謎の巫女があらわれる。秘術を尽くした戦いの行方は? 謎の巫女の正体と目的は? 伊真を待つ運命は? そして、戦いに次ぐ戦いの日々を送り、常に虐げられてきた伊真の魂は救済されるのか?本書は、「耐える」をキーワードに、スピード感あふれる文体で、人間の心の中の修羅を描き上げ、読者の心胆を寒からしめる迫力に満ちた展開で、驚くべき結末へと読者を導いていく。時代小説の世界に、心理学と精神世界のテイストを加え、現代人の魂に深く訴えかける野心作であり、従来のファンは、著者の大胆かつ斬新な挑戦に、驚きを禁じ得ないだろう。

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  • 自分を生かす古武術の心得
    3.5
    日本古来より伝わる様々な古武術を学ぶことが、広がっている。古武術的な身体の使い方や意識の持ちようは、現代にも通じる知恵に満ちているのだ。では、古武術をたしなむとは、実際にどのようなものなのだろうか。老若男女の日常生活にも有効といわれる、古武術の考え方とは? 手裏剣術や柳生新陰流での自身の経験と実践をもとに、女性時代小説作家がわかりやすく論じる。【目次】はじめに/第一章 手裏剣術との出会い/第二章 指南法を工夫する/第三章 稽古者の心理と型の理解/第四章 武術で身体を見直す――軸と重心の話/第五章 身体内外の環境とストレス/第六章 古武術健康法/第七章 新境地を得る心の持ちよう

ユーザーレビュー

  • 自分を生かす古武術の心得

    Posted by ブクログ

    サーフィンも体術なので以前から興味のあった古武術の身体の使い方が参考になるのではないかと読んでみた。具体的な使い方もいくつか覚えられたし、師匠や稽古に対する考え方も学ぶことができた。

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    2023年06月15日
  • 自分を生かす古武術の心得

    Posted by ブクログ

    「古武術式健康法」の章を目当てに購入。
    実利だけを期待して読んだ不届きな読者だったかもしれない。
    しかし、筆者の身体感覚を言葉で伝える大切さと難しさを心得た記述に、納得することも多かった。
    期待していなかったはずの精神論(例えば、恐怖心を克服することなど)についても、説得されてしまっていたのだ。
    もちろん、肩こりの治し方、外反母趾の原因や、締め付ける着衣の害など、「すぐに使える知識」も、期待通り。
    本書を読み終わった晩、仰向けに寝ているとき、本書に言うように、「お尻を背骨に収納する」感覚で横になって、その体の楽さに驚いた。
    これまで、こんなに腿の前側の筋肉を緊張させていたのか、と発見があった。

    0
    2012年08月17日
  • 甘水岩(あまみいわ) 修羅の忍び・伊真

    Posted by ブクログ

    大変難しい小説。
    痛みがテーマらしく全編に渡って執拗に繰り返される。
    テーマ読みとらないとストーリーも楽しめないよねコレ

    0
    2012年10月23日
  • 自分を生かす古武術の心得

    Posted by ブクログ

    棒手裏剣、居合道の修行から得た古武術の考え方を解説している本。
    現代でも参考になることが多いですね。

    0
    2012年02月11日
  • 自分を生かす古武術の心得

    Posted by ブクログ

    「力」や「慣れ」による勝ちは武術的ではない…(p78)
    慣れるために、型の数を増やしていくという手もあるけれど、昔の武術はわずか5つの型に託している。
    型は完璧な形でありながら、同時に崩しえるものでなくてはならない。
    コンサルティングの場で、ケーススタディをいくつ知っているか…みたいなコトに違和感を感じていた。それって、こんなことなんだろう、と思った。

    0
    2012年01月14日

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