1.外食産業の構造があまりにも変わらないことに疑問を持ち続けていた時に、ちょうどこの本をみかけたので買うことにしました。
2.ブラック産業の代名詞として知られる外食産業が生まれ変わるためにはどうすればよいか、が述べられています。著者は外食産業へ他分野から進出してきた人であり、数々の疑問を持ったうえ
...続きを読むで、今の会社を立ち上げています。その中で、テクノロジーの活用が遅すぎることを指摘しております。本書でも、なぜ外食産業が変わらないのかを述べた上で、ブラック産業から脱却するための方法を述べています。
3.IT化が進まないこと、導入するものの失敗つづきなので手をつけることをやめたという企業が多いのではないか?と思います。とくに、食品、農業の分野は比較的に遅れ気味ということを聞いた事があり、法律上紙媒体でないと違反になるなどの制約があるため、中々効率化は進んでません。また、日本人の現金主義も重なり、電子決済が進まないことでの負担も減らない事が想定されます。
本書を読んで思ったことは、ITの使い所、取り入れる商品が間違っている事が多いため、諦めたパターンが多いのではないと思ってます。
このことが負担になっているのだと感じました。それにより、生産性が上がらず、ブラックが常態化してしまったのだと思いました。