作品一覧

  • 日本の公文書 開かれたアーカイブズが社会システムを支える
    3.5
    1巻1,045円 (税込)
    2011年4月、公文書管理法施行。 日本は公文書を残していけるのか? 国や行政法人の活動の記録である公文書を保存・公開するルールである「公文書管理法」。 その成り立ちから、社会的・歴史的な意味、運用に当たっての課題、そして、一人ひとりの人間が生きた証としての私文書まで、日本の記録資料の現状を取材した日経新聞編集委員が書く体験的アーカイブズ論。 アーカイブズの海は、深くて広い。

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  • アーカイブズが社会を変える
    3.4
    1巻814円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 二〇一一年四月、公文書管理法が施行される。国民の利害に関係する公文書を適切に管理し、利用者=国民の要求があれば閲覧を認めるという、民主主義の根幹に関わるきわめて重要な法律だ。日本はこれまで記録保存に関して「後れた国」だったが、この法律で何がどう変わるのか。公文書の世界で起きている地殻変動を伝え、知られざるアーカイブズの宇宙に誘う。
  • 公文書問題と日本の病理
    3.0
    1巻704円 (税込)
    森友学園、加計学園、陸上自衛隊PKO部隊日誌隠蔽。公文書をめぐってなぜこれほど問題が起きるのか。公文書問題の第一人者がその核心を衝き、根底にある問題点をえぐり出す。

ユーザーレビュー

  • アーカイブズが社会を変える

    Posted by ブクログ

    公文書の保管、公開について日本が諸外国に比べて立ち遅れていることは予想されていたことであるが、中国、韓国をはじめアジア諸外国の中でも立ち遅れていることを知り、かなりショックである。
    本書の書かれた2011年から比べ状況はだいぶ進んでいるとは思うものの、もともと文書で残すという素養がない、もしくはそのような余裕がないという国ということでありましょう。
    個人的にはかなり記録魔のつもりではあるもののこれをストックしておく余裕がない。結局はほとんど残っていない。最近はPDF化という手段が出てきた来たのだが、こちらも時間のかかる作業でなんでもかんでもPDF、というわけには行かない。また、どのようにバック

    0
    2015年01月13日
  • アーカイブズが社会を変える

    Posted by ブクログ

    アーカイブに関する課題と現状を幅広く拾っており、全体像を掴むのに役立つ。まっとうな問題提起は行うが、具体的な解決策まではあまり立ち入らない、という、いかにも新聞記者らしい書籍だが、悪くないと思う。

    0
    2011年09月14日
  • 日本の公文書 開かれたアーカイブズが社会システムを支える

    Posted by ブクログ

    今年の4月に公文書管理法が施行となった。本書の前半は、公文書管理法の意義、施行に至るまでの経緯、成立に関わったキーパーソン、公文書管理法の課題、などについて読み取ることができる。後半は、具体的な事例に基づいたアーカイブズ論である。著者はジャーナリストであり様々な側面から論じられている。これからのアーカイブズの主流となるデジタル文書は共有や利用の面では強力であるが、保存となると取り扱いが難しいメディアである。アーカイブズに関する全体像、日本の状況を知る上で、役に立つ本である。

    0
    2011年05月07日
  • 公文書問題と日本の病理

    Posted by ブクログ

    新書としてテーマを盛り込みすぎているので、それぞれの章が浅い印象です。テーマに期待していただけに少し残念です。

    0
    2024年05月25日
  • アーカイブズが社会を変える

    Posted by ブクログ

    記録がなければ歴史は語れない。2011.4公文書管理法が施行。公文書を含めた多種多様な分野の記録資料の保管や閲覧、適切に行われず世界的にも遅れていた日本の状況。

    歴史のある国を標榜するくらいだから、記録は残されていると思っていたのですが、全くそうではなかったことを、改めて知りました。

    0
    2014年11月01日

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