松岡資明のレビュー一覧

  • アーカイブズが社会を変える
    公文書の保管、公開について日本が諸外国に比べて立ち遅れていることは予想されていたことであるが、中国、韓国をはじめアジア諸外国の中でも立ち遅れていることを知り、かなりショックである。
    本書の書かれた2011年から比べ状況はだいぶ進んでいるとは思うものの、もともと文書で残すという素養がない、もしくはその...続きを読む
  • アーカイブズが社会を変える
    アーカイブに関する課題と現状を幅広く拾っており、全体像を掴むのに役立つ。まっとうな問題提起は行うが、具体的な解決策まではあまり立ち入らない、という、いかにも新聞記者らしい書籍だが、悪くないと思う。
  • 日本の公文書 開かれたアーカイブズが社会システムを支える
    今年の4月に公文書管理法が施行となった。本書の前半は、公文書管理法の意義、施行に至るまでの経緯、成立に関わったキーパーソン、公文書管理法の課題、などについて読み取ることができる。後半は、具体的な事例に基づいたアーカイブズ論である。著者はジャーナリストであり様々な側面から論じられている。これからのアー...続きを読む
  • アーカイブズが社会を変える
    記録がなければ歴史は語れない。2011.4公文書管理法が施行。公文書を含めた多種多様な分野の記録資料の保管や閲覧、適切に行われず世界的にも遅れていた日本の状況。

    歴史のある国を標榜するくらいだから、記録は残されていると思っていたのですが、全くそうではなかったことを、改めて知りました。
  • 日本の公文書 開かれたアーカイブズが社会システムを支える
    とにかく事例が満載です。アーカイブズという言葉の内包する意味がこれだけ広範囲であることを示している気もしますが、明確な目的を持たずに読んだら、「へえー」で終わってしまう気がします。浅く広く知るにはよい本だと思います。
  • アーカイブズが社会を変える
    アーカイブ事業の意義と日本の記録に対する意識の低さを指摘する内容。
    ライトに読める。
    個人的には公文書管理法の施工で何が変わるのかについてもう少し詳細に書いて欲しかったところ。
  • アーカイブズが社会を変える
    アーカイブズに関する事例を多く紹介していて参考になったが、記録保存が大切であるという主張がいまいち伝わらなかった気がする。
    脚本アーカイブズはとても興味深く、一般公開されたら面白そうだなと感じた。