脳神経内科医の著者が、脳科学の観点から幽霊譚を解釈する本。脳の話は大好きだし、より多角的に幽霊譚を味わうことができて楽しかった。あと、普通に病気であれば早めに見つけた方が色々良いと思う。
レビー小体型認知症(レビー小体病)の幻覚について当事者である樋口直美氏の本で読んだ時にも「体験する人の解釈によっては心霊現象では?」と思ったのだけれど、本書でもレビー小体型認知症に関する記述があった。
ところでこれだけ分析にちょうど良い「症例」が出てくるということは、相当な量の怪談を読んでこられたものとお見受けするが、やはりお好きなのだろうか。