古谷博和の作品一覧

「古谷博和」の「幽霊の脳科学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 幽霊の脳科学
    3.9
    1巻1,254円 (税込)
    幽霊を見るのには、科学的な理由があった! 脳神経内科医の著者のもとには時に「幽霊を見た」と訴える患者さんが訪れる。認知症やパーキンソン病による幻覚である。近年の研究によりそうした症状は「睡眠」と深く関わっていることが明らかになりつつあり、最新の診断基準に基づき古今東西の怪談や幽霊譚を分析すると、それらはまったく別の顔を見せ始める! 「タクシーから消える髪の長い女の乗客」は高速道路催眠現象? 「神隠し」はてんかんによる記憶障害? なぜ「夏の夜」によく出るのか? それは決して非科学的な存在ではない──。

ユーザーレビュー

  • 幽霊の脳科学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    怪談や幽霊譚に神経学的、神経生理学的なアプローチをするという試みが新鮮だった。幽霊の実態が脳機能障害あるいは睡眠障害によるものという視点が面白いが、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という具合に、それで全てが解明されるというわけでもない。

    著者が言うように、「怪談は「睡眠」「記憶」「人間の高次脳機能」などと深い関係があり、もしかするとそれらの機序をさらに解析していく上での手掛かりを私たちに与えてくれる可能性が」あるということであり、まだ探求すべきものが残されているのである。

    今後幽霊の正体が科学的に解明されるのか、ちょっとわくわくする。

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    2026年01月25日
  • 幽霊の脳科学

    Posted by ブクログ

    脳神経内科医の著者が、脳科学の観点から幽霊譚を解釈する本。脳の話は大好きだし、より多角的に幽霊譚を味わうことができて楽しかった。あと、普通に病気であれば早めに見つけた方が色々良いと思う。

    レビー小体型認知症(レビー小体病)の幻覚について当事者である樋口直美氏の本で読んだ時にも「体験する人の解釈によっては心霊現象では?」と思ったのだけれど、本書でもレビー小体型認知症に関する記述があった。

    ところでこれだけ分析にちょうど良い「症例」が出てくるということは、相当な量の怪談を読んでこられたものとお見受けするが、やはりお好きなのだろうか。

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    2026年01月02日
  • 幽霊の脳科学

    Posted by ブクログ

    怖い話が好きなのでわりとたくさん読んできて、遠野物語はもちろん大好きだし本書に出てくる遠藤周作の旅館でのエピソードなどもとても怖くて印象に残っていた。科学的に説明がつかないと思っていたこれらの怪談話が脳科学で説明されてしまうことが衝撃的だった!
    そう言えば先日読んだ「エクソシストは語る」の著者も、現代の科学では説明できない悪魔憑きもいずれ科学的に説明できる日が来るかも知れない、と書いていた。
    解明されてほしいような、ほしくないような。

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    2025年12月12日
  • 幽霊の脳科学

    Posted by ブクログ

     幽霊を見たというエピソードが取り上げられているのだが、それが「症例1」「症例2」とかになってて面白い。幽霊エピソードの7、8割は脳科学で説明がつくらしい。
     私は幽霊は信じていない。以前、この世の全てのものは分子、原子、最終的には素粒子でできているわけだけど、では幽霊がいるとしたら何でできているのか、というのを聞いて、うん確かに幽霊はいない!と思った(ダークマターとかダークエネルギーでもない、はず)。
     でも夜中に怖いことはあるね。

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    2025年11月19日
  • 幽霊の脳科学

    Posted by ブクログ

    怪談話や霊現象の逸話などを広く渉猟していて、サブカルチャー的な興趣を満たしつつも、脳科学の専門家の知見も適宜挿入されている。
    ハラリのサピエンス全史で述べられた認知革命のくだりが、高次機能障害の道具使用の事例を通して如実に実感できたり。

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    2025年11月08日

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