幽霊の脳科学

幽霊の脳科学

1,254円 (税込)

6pt

幽霊を見るのには、科学的な理由があった!

脳神経内科医の著者のもとには時に「幽霊を見た」と訴える患者さんが訪れる。認知症やパーキンソン病による幻覚である。近年の研究によりそうした症状は「睡眠」と深く関わっていることが明らかになりつつあり、最新の診断基準に基づき古今東西の怪談や幽霊譚を分析すると、それらはまったく別の顔を見せ始める! 「タクシーから消える髪の長い女の乗客」は高速道路催眠現象? 「神隠し」はてんかんによる記憶障害? なぜ「夏の夜」によく出るのか? それは決して非科学的な存在ではない──。

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幽霊の脳科学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     幽霊を見たというエピソードが取り上げられているのだが、それが「症例1」「症例2」とかになってて面白い。幽霊エピソードの7、8割は脳科学で説明がつくらしい。
     私は幽霊は信じていない。以前、この世の全てのものは分子、原子、最終的には素粒子でできているわけだけど、では幽霊がいるとしたら何でできているの

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    怪談話や霊現象の逸話などを広く渉猟していて、サブカルチャー的な興趣を満たしつつも、脳科学の専門家の知見も適宜挿入されている。
    ハラリのサピエンス全史で述べられた認知革命のくだりが、高次機能障害の道具使用の事例を通して如実に実感できたり。

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    ほぼ初めて新書というジャンル(?)を読んだ。
    専門的なブログみたいで面白い!
    論文ほど堅苦しくなく、知識ゼロでも補足しながら読めるように表や写真も載せてくれていて、わからなくてつまらないということはなかった。

    なぜ幽霊は夏に出るか、恐怖を感じる幽霊と温かみを感じる怪奇現象は何が違うのか、タクシーに

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    「幽霊はいるのか?いないのか?」
    幽霊を見たという患者さんを診察した脳神経内科医が著者。

    幽霊譚や、怪談集など、たくさんの症例を読むだけでも興味深かった。

    ナルコレプシー、パーキンソン病、認知症、統合失調症などは、幻覚を見やすいと知った。
    一般の人も、疲労や寝不足などが原因で幻覚を見て、幽霊と思

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    非科学否定本でもなく、エセ科学本でもなく、科学と文化の融合的に幽霊を捉えていこうという結末に「そうだな」と穏やかな気持ちにさせられた。誰かを否定したり不快にさせたりするのではないところに学問や研究は使われるべきで、「お前は(その考え方は)非科学的だ」「お前は病気だ」ということをしたいのではない。そこ

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    脳神経内科医らしく、幽霊の経験談をパターンに分けて、どういう病が関係しているかを解いてくれる。
    幽霊の正体見たり枯れ尾花という通り、勘違いも多いはずだし、この本のような病が確かに影響しているのだろう。ただ、写真にはっきり写ったり、多数が目撃したものはどうなんだろう。

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    幽霊を見たという体験は、神経学的に説明できる場合もあることがわかります。著者は全てが神経学で説明できるとは言ってはおらず、人間の脳を調べれば調べるほど謎は生まれてくるものなので、ゴーストバスターズにはなれないし、なるつもりもないようです。
    人類の進化の過程で、いつから幻覚を見るようになったのかという

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    幽霊を見たという現象を脳科学的に分析し、それを解説している本
    決して幽霊なんていねーよ、などというスタンスではなくこういった脳の事象や病気などからこういったものを見たり、体感したりしますよというもの
    私自身も体験したことが書かれており、怖がりなので非常に安心したのであった…
    どうやら人ならざるものが

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    夏の夜に現れる幽霊、タクシー幽霊、ろくろ首…古来から現代まで語り継がれる怪談・幽霊の発生要因を脳科学視点で解説する。多くは睡眠との関連がある事が分かる。マジックの種明かしを見るような感覚だ。同じアプローチの中村希明『怪談の科学』や駒ヶ嶺朋子『怪談に学ぶ脳神経内科』も併読するとより深く楽しめる。

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    怪談とかホラーってエンタメとして好き
    でも脳化学で説明できるらしい
    そういえば私もおばけを見たり感じたりしたときって寝てる時とか夜勤のときが多かった
    寝ぼけてたのかな

    0
    2025年09月29日

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