作品一覧

  • 曠野から―アフリカで考える―

    曠野から―アフリカで考える―

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,430円 (税込)
    西アフリカ長期滞在中に出会った、サヴァンナに暮らす人々やとりまく環境を、精緻な描写と豊かな表現で綴る。無文字社会でのフィールドワークを通して人間存在の根源に迫った、人類学の碩学の代表的エッセイ集を復刊!
  • 人類学的認識論のために

    人類学的認識論のために

    ビジネス・実用

    -
    1巻7,480円 (税込)
    現代世界の急速な変貌のなかで,人類学はどのような可能性をもつのか.本書は,民族,文化,地域などの基本概念を再検討し,人類学の記述や方法を根底から問い直すことで21世紀における理論的枠組みを示すものである.研究者のみならず,多元化する世界の中で「異文化」を考える読者にも必読の書.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • アフリカの歴史

    アフリカの歴史

    ビジネス・実用

    4.4
    1巻1,056円 (税込)
    人類誕生の舞台であり、民族移動や王朝の盛衰を経て、他者と共存するおおらかな知恵を蓄えたアフリカ大陸。現地調査を重ねた文化人類学者が、「世界史」の枠組みをも問い直す、文明論的スケールの通史。
  • 〈運ぶヒト〉の人類学

    〈運ぶヒト〉の人類学

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻792円 (税込)
    アフリカで生まれ、二足歩行を始めた人類は、空いた手で荷物を運び、世界にちらばっていった。この〈運ぶ〉という能力こそが、ヒトをヒトたらしめたのではないか? アフリカ、ヨーロッパ、東アジアの三つの地点を比較対照し、〈運ぶ〉文化の展開と身体との関係を探る。人類学に新たな光を当てる冒険の書。
  • わが家の博物誌

    わが家の博物誌

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    名著『サバンナの博物誌』の著者が相模湾を見下ろす「わが家」に集まったモノから考察する身近な人類文化の断章。2012年2月から12月にかけて、7回にわたって「Web望星」に連載された原稿を単行本としてまとめた。著者自身が撮影した写真やデッサンを、連載時そのままに収録。

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  • マグレブ紀行 [復刻版]

    マグレブ紀行 [復刻版]

    小説・文芸

    4.0
    1巻880円 (税込)
    マグレブはアラビア語で“日の沈む国”を意味し、モロッコを中心に、ジブラルタル海峡を挟んでスペインと向いあったアフリカの一角である。ここはオリエント、オクシデント、アフリカの接点であり、また十五世紀に始まる、旧世界と新大陸との再会を準備した所でもある。本書は、アフリカ史を専攻する著者が、日本とは地球半周を隔てたこの地方への「旅」の見聞を語りながら、西洋近代や日本を再考しようとした、異色の紀行文である。

ユーザーレビュー

  • アフリカの歴史

    Posted by ブクログ

    Wikipediaより 主としてアフリカを対象として民俗学的調査を行い、数多くの著作を著している。文化人類学の普及にも努め、クロード・レヴィ=ストロースの『悲しき熱帯』の翻訳でも知られる。

    語りや音楽などによる非文字コミュニケーションの研究において「口頭伝承論」の領域を切り開き[3][10]、ヨーロッパ、西アフリカ、日本の3つの文化を比較考量する「文化の三角測量」を提唱した[10]。

    0
    2026年07月29日
  • アフリカの歴史

    Posted by ブクログ

    アフリカの歴史
    著:川田 順造
    出版社:KADOKAWA
    角川ソフィア文庫 I 417 1

    良書、わかりやすかった

    アフリカ大陸をマルっと扱う点は一緒である。

    まず、サハラ砂漠を南北に分ける

    北部 白人コーカソイド、地中海世界、西アジアの一部、北アフリカ
        言語、アラブ語、アフロ・アジア語族

    南部 黒人ニグロイド、アフリカ、サブサハラ
        言語、バントゥ語族

    次に海岸線、海域で分ける

    環地中海世界
    環インド洋世界
    環大西洋世界
    内陸地帯 ニジェール川の上流など

    歴史については、アラビア語圏では記録があり、ない地域でもアラビア語による記述が残っている

    歴史を4つにわける

    第1期:アフリカ諸文化の基層形成の時代
     黎明の時代:太古~11世紀

    第2期:大規模通商国家および都市の発達と、長距離交易を媒介とするアフリカ大陸内部の広範な文化交流の時代
     初期国家形成の時代 8世紀~16世紀

    第3期:ヨーロッパ勢力の進出とそれに伴うアフリカ社会の変動、様々な地域における政治的統合の時代
     黒人帝国と植民地化の時代 15世紀~19世紀

    第4期:ヨーロッパによる植民地化と、独立後の新しいアフリカへの模索の時代
     植民地の時代 19世紀後半~現在

    アフリカ史を貫く1つの糸がある、それは、アラブとイスラム化である

    第1期:アラブは、地中海世界を制覇しマグリブを形成、イベリア半島へも進出した。ナイルを北上、クシュ、メロエが成立した。
    第2期:アラブの商人は、インド洋にも進出し、アフリカの東海岸に拠点として、スワヒリ文化を築き、サハラと河川をさかのぼって、アフリカ内部にも進出した。要地エジプトをマルムーク朝が押えていて、モンゴル、十字軍を撃退してアラブ世界をまもった。
    第3期:地中海をオスマントルコが押さていることから、ポルトガルはインド航路として、西アフリカ航路を開拓、その後、オランダが、南アフリカの拠点を確保、植民化がはじまった。
    第4期:対宗主国闘争の精神的なささえとなったのは、イスラム精神である。氏族を中心とした社会を形成するイスラム世界はなじみやすいものであった。
     
    気になったのは以下です。

    第1期:国家形成

     ナイル川 エジプト⇒クシュ⇒メロエ 黒人国家として現在のスーダンに成立

    第2期:西進するイスラム

     マグリブを制圧したイスラム商人は内陸へも進出する

     ニジェール川 ガーナ帝国⇒マリ帝国⇒ソンガイ、カネム、ハウザ チャド湖へのびる流域

     スワヒリ文化 サハラを超えるラクダのキャラバンをサーヘルというのに対して、アラビア半島から船をつかって、往来することを、スワーヒルという。その拠点が、ザンジバル・タンガニーカ一帯に繁栄したもの

    第3期:奴隷貿易がさかんになったのは、金や、香辛料の価格が、アメリカ大陸などとの貿易が進んだところから下落した。そのため、貿易を維持するために、奴隷の需要が盛んになった。

    第3期:南アフリカのボーア戦争。蘭英の貿易戦争の結果である。先に南アの拠点を押さえたのはオランダ人であったが、その後、7つの海を制覇した、英がその拠点を奪還したため。
    欧州は拠点として押さえに行くのに対し、イスラムは、地域をまるっと押さえに行くのがおもろい

    第4期:アフリカの植民地化が進んだのは、オスマントルコの敗北で、地中海世界から、イスラムのプレゼンスが低下したから。第1次世界大戦後、ウィーン会議で列強はアフリカの分割を行い、それが今日まで継承されている

    第4期:アフリカ諸国の独立とは、部族国家としてなのか、民主国家としてなのか。欧米のように、市民革命を経ずして、国家となったことで、民主主義をささえる、市民階級はそだっていなかった。
    それよりもむしろ、氏族社会であって、族長が話しあいで政治を決める方法のほうが、アフリカでは一般的であった。


    目次

    第一章 アフリカの黎明

     無文字社会のメッセージ
     描かれた緑のサハラ
     クシュとアクスム
     アラブと結ぶ海上の道
     バントゥ族の拡散
     サハラ以南の農耕
     仮面と守護霊
     アフリカの金属加工技術
     技術の進歩と停滞

    第二章 初期国家の形成

     サハラを越える交易
     ガーナ帝国の繁栄と滅亡
     スワヒリ文化の形成
     黄金の帝国マリ
     西アフリカ史を育んだ川
     練り土の城壁が守った手工業都市
     ”地域”の文化を超えるもの

    第三章 黒人帝国と植民地化

     ヨーロッパ人の到来
     ソンガイ帝国の崩壊とハウサ商人の活躍
     東アフリカ大湖地方の王国
     南アフリカへの入植
     狩り出される黒い肌
     マダガスカルの王国
     王権を生まないイボ社会
     西洋世界の衝撃がもたらしたもの

    第四章 新たなアフリカを求めて

     列強の侵攻と抵抗
     ”ヨーロッパの大陸”へ
     「黒人であること」の自覚と連帯
     アフリカという地域から世界史へ 

    あとがき
    文献案内

    ISBN:9784044006914
    判型:文庫
    ページ数:240ページ
    定価:960円(本体)
    2022年05月25日 初版発行

    0
    2026年05月19日
  • アフリカの歴史

    Posted by ブクログ

    アフリカの事知らなかった時は読めなかったけど、今はグイグイ読めて面白い。旅と読書は相性良い。

    川田順造
    1934年、東京生まれ。東京大学教養学部卒業、パリ第5大学民族学博士。西アフリカの無文字社会を中心に調査を重ね、語りや音楽に着目する口頭伝承論を切り開く。現在、東京外国語大学名誉教授、広島市立大学名誉教授。『曠野から』(筑摩書房)、『無文字社会の歴史』(岩波書店)、『口頭伝承論』(河出書房新社)、『レヴィ= ストロース論集成』(青土社)など著書多数。2021年に文化勲章を受章。

    「逆にヨーロッパ語で文学作品を書けば、地理的な意味では読者の範囲は広がるが、階層的にはアフリカの限られたインテリにはじめから可能性が制限されてしまうし、第一、背景となる文化の異なる言語で表現することにともなう、作者の文化の伝統との断絶の問題が生じる。ナイジェリアのノーベル賞受賞作家であるウォーレ・ショインカのように、英語で書くことの有利さを積極的に主張する作家もある。」

    —『アフリカの歴史 (角川ソフィア文庫)』川田 順造著

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    2025年04月30日
  • 〈運ぶヒト〉の人類学

    Posted by ブクログ

    文化の三角測量と称して,西アフリカのモシの文化,日本の文化,西欧の文化を比較しながら,特異な視点でものを見ることを実践している好著だ.それぞれの文化の特徴を人間の道具化,道具の人間化,道具の脱人間化に類別して,それぞれの事例を列挙している.フランスの農業資料館で牛馬にひかせる荷車にブレーキがついていることに驚いたエピソードで(p144),日本では考えられないことに気づいた件を吐露しているのが,とても素晴らしいと感じた.

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    2018年07月09日
  • 〈運ぶヒト〉の人類学

    Posted by ブクログ

    インターネット、航空、鉄道、船、それより前まで遡って、人が物を運ぶという原始的な動作から浮かび上がる、根源的な、忘れられた違い。

    フランス、日本、アフリカを比較することで、人種による身体の違い、違いからくる運び方の違い、そこから見えてくる文化発展の方向性の違い。面白い観点だと感じました。

    やや古めの本なのでグローバルな視点に関してはもう一歩ほしかったなと思いましたが、読みやすく楽しめました。

    0
    2024年08月27日

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