作品一覧

  • 協働型都市開発 国際比較による新たな潮流と展望
    値引きあり
    -
    1巻2,750円 (税込)
    著者らは、ドイツの都市計画契約や、日本の都市再生特別地区の運用等の仕組みについて、20年以上前から調査研究を継続してきました。その後、米国、英国についても調査を追加し、最終的に4か国の国際比較研究として議論を重ねてきた成果をとりまとめました。 本書は、現代の都市開発が多様な主体間の協働によって進められている点に注目して、都市開発の現代的課題や特色を、日本、米国、ドイツ、英国の国際比較の中で考えることを大きな目的としています。
  • ピークレス都市東京
    値引きあり
    -
    1巻1,210円 (税込)
    世界有数の人口集積地であり、様々な経済活動が行われる大都市東京は、様々な機会を生み、豊かなサービスや体験を提供してきました。この集積を支えてきた鉄道網や充実したインフラ、優れた建築や都市空間は、東京の貴重な資産と言えますが、一方で、郊外に暮らし毎日都心に通う従来の一様な働き方は、極端な集中すなわち「ピーク」を生み、朝の通勤ラッシュに代表される弊害も生み出してきました。 本書では、東京に集積する企業の意識の変化、それに伴うワーカーの生活様式の変化によってピークレスな都市が実現するという流れが、コロナ禍を経てある程度具現化できつつあることを提示したうえで、その持続や拡大に向けて、企業やワーカーのさらなる変化を促すためには、開発事業者と鉄道事業者がどのように連携していくことが望ましいのかを考察します。 東京がピークレスな都市へと変革していくために、関係事業者がともに取り組むうえで、本書がその一助となれば幸いです。
  • 不動産テック 巨大産業の破壊者たち
    3.3
    市場規模40兆円、100万人超を雇用する国内不動産業界に、ライバルが迫っている。人工知能やブロックチェーン、IoTなどの技術を武器に、旧態依然とした不動産業界に切り込む内外のIT企業の群れだ。 既存勢力と対立や融和を繰り返しながら業界の変革に挑むスタートアップ企業の数は世界で3000社を超え、日本のソフトバンクは10兆円ファンドを通じたVC投資で盟主の地位を狙う。一方、アマゾン、グーグル、フェイスブックといった先行プレーヤーは資金力を武器に自ら都市改造に乗り出し、自動運転も視野に版図の拡大に乗り出した。 フィンテックに次ぐディスラプション(創造的破壊)として、世界規模のバズワードになりつつある「不動産テック」。その未来について、米ニューヨークで最前線に身を置いた気鋭の研究者とジャーナリストが詳説する。 ■本書の話題 孫正義10兆円ファンドの野望/“黒船”ウィーワークはビルオーナーの敵か味方か?/街づくりに乗り出すテックの巨人たち/アマゾン第二本社計画の実像/グーグル渋谷一棟借りの衝撃/AIは仲介業者を駆逐するか?/生き残り模索する民泊ビジネス/IoTで復活するスマートホームの夢/自動運転は都市を変える?/トランプの娘婿が仕掛ける富裕層向けクラウドファンディング/三井不動産・三菱地所のスタートアップ投資/ブロックチェーンによる新都市建設計画、ほか
  • 社会インフラ 次なる転換―市場と雇用を創る、新たなる再設計とは
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    維持・管理から活用・創造へ 収益性の高いビジネスを生む公共投資の形を提案する 高度成長期に整備された道路や建物などインフラ(社会資本・社会基盤)は今後、急速に老朽化が進む。適切に維持、修繕・補修、更新が行われないと、このままでは大きな事故につながる可能性も高い。 現に先進国のドイツでも老朽化した図書館が崩壊し、多数の負傷者が出たことがあるくらいなのだ。ところが、東日本大震災や原発事故の影響で、今の日本は、この問題に対処する体力がさらになくなってきている。 本書では今後インフラの更新とあわせて日本の国家戦略を担うインフラの構造改革(再構築・創造的破壊)をどう進めるべきかを提案する。また大震災を契機に、今後の公共投資のあり方についても一石を投じ、インフラ構造改革による市場・ビジネスに与える影響を明らかにしていく。

ユーザーレビュー

  • 社会インフラ 次なる転換―市場と雇用を創る、新たなる再設計とは

    Posted by ブクログ

    日本の社会インフラ整備状況は世界的にも先進的で、それをどう管理・再設計していくのかが今後の大きな課題になる。よく「0を1」と「1を10」に人の適正タイプを分けることがありますが、それと似て「つくること」と「維持・再設計」していくことは分けて考える必要があるのかなと思いました。土地を掘り返したりする工事については個別に対応するのではなく、社会インフラ全体としての管理をするべきだなと感じましたね。道路工事だけ、水道管工事だけということでなくて。ヒントの多い、いい一冊だなと思いました。

    0
    2015年06月07日
  • 不動産テック 巨大産業の破壊者たち

    Posted by ブクログ

    世界の市場規模が217兆ドル(約22京円)もありながら、多くの非効率性が残る不動産業界を改善するために無数のテック企業が生まれている状況を調査・解説した本。

    巨大なテック企業を作りたいと思う人にとっては、不動産業界に限らず参考になると思います。

    0
    2020年05月28日
  • 社会インフラ 次なる転換―市場と雇用を創る、新たなる再設計とは

    Posted by ブクログ

    ※メモ

    【きっかけ】
    学びたいことの関心をたどっていったときに。
    インフラ管理の新しい考え方。

    0
    2015年05月26日
  • 不動産テック 巨大産業の破壊者たち

    Posted by ブクログ

    数年前の本を読み、不動産テックの流れはスピードが早い事を改めて感じた。

    この本に書かれているGoogleのスマートシティは挫折、インドの黒船として日本に進出してきたOYOライフはコロナもあり事業継承して日本から撤退。

    このように失敗もあるが、挑戦するたびに課題が見えてきて、同時にITによる不動産業界世代交代がより近づいてきているように感じる。

    取り組みの失敗は、終わりではなく課題が解決すべきより明確になってきている進化であり、不動産業界の破壊(世代交代)は近づいてきている。

    0
    2021年04月29日
  • 不動産テック 巨大産業の破壊者たち

    Posted by ブクログ

    不動産ビジネスは好まなかった自分にとって、それがITとの掛け算によってこんなに魅力的なビジネスになるとは思っていなかった。不動産事業といっても、AM/PM/BM/Developer/プラットフォーマー等、様々な事業に整理ができ、いずれも問題は古い管理方法や情報の非対称性が問題。
    これにメスをいれて新たなビジネスにつながるのがIT。
    エクセルは古い。
    長らく銀行・証券・保険などの金融業、法律・会計・コンサルティングなどのプロフェッショナル(士業)、新聞・出版・放送などのマスメディアと、三つの基幹産業がNYオフィスを占めていたが減少。その減少人口がTAMI( Technology Advertis

    0
    2019年05月12日

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