プロフィール

  • 作者名:NHK広島取材班(エヌエチケーヒロシマシュザイハン)

藻谷浩介と共同著書となる『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』を手がける。

作品一覧

ユーザーレビュー

  • 里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く

    Posted by ブクログ

    これは複雑化、増加するアディクション問題への解にもなりうる気がする。
    マネー資本主義を効率よく維持したメリトクラシーやネオ・リベラリズムがアディクションの下地であるとすれば、その社会構造からの脱却は、アディクションからの脱却をも意味するのではないか。
    言葉にならないレベルでの「対話」が、こういった世界には存在する。その本質的な部分を深掘りしていきたいものだ。
    リハックで取り上げてくれないかな。

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    2025年10月15日
  • 里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く

    ちょっと題と内容が違うかな?という感想を最初持ちました。良い意味で期待を裏切られた内容です。
    オーストラリアや広島の事例をひきながら、マネー資本主義の対立した概念として里山資本主義という言葉を使っています。それ以上に、対立概念であるマネー資本主義の補完システムとして里山資本主義を位置づけているところが、斬新です。
    昔の暮らしをするというとコミューンとして厳しい規律を課してその主義を守るという方向になってしまいますが、本書では、最新テクノロジーを使って快適にかつエネルギーや食糧、水を自給して暮らすことを提案しています。
    また、過疎や人口減少は、こう

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    2025年10月06日
  • 里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く

    Posted by ブクログ

    筆者が唱える里山資本主義(金に依存しないサブシステムを構築しておき、金が乏しくなった際にも水・食料・燃料が常に手に入る仕組み)について理論と実践が書かれている。

    オーストリアの山々は日本のものと同じような形態であり、そこでの自然を利用したエネルギー開発や技術は日本にとって勉強になるという話には驚いた。

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    2025年01月14日
  • 里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く

    Posted by ブクログ

    里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く
    著:藻谷 浩介
    著:NHK広島取材班
    角川新書 D-67

    ところとびとびになっているが、分かりやすかったです

    本旨は、20世紀を象徴する、「マネー資本主義」に対して、過疎地から、あたらしいスマートな、「里山資本主義」を立ち上げようです

    ふんだんに手にする木材がなぜ地域の豊さとつながっていないのか という問いから始まった

    気になったのは、以下です

    ■里山資本主義の原資

    1.木質バイオマス発電

    中国地方の山間部から、里山資本主義は誕生した
     ①製材所でもてあましていた、木くずをつかって、「木質バイオマス発電」を行うこと
     ②製材所の電力を

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    2024年06月01日
  • 里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く

    Posted by ブクログ

    十年前の本だが、今の社会にも通じるメッセージ溢れる内容だった。日本社会の解像度の低い、抽象的な話ではなく、マイクロな視点で、課題やそれに取り組む事例を掘り下げている。
    地方移住の促進や、コロナによる価値観の再考もあって、図らずも里山資本主義者は増加しているように思われる。

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    2023年11月16日

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