作品一覧

  • 自然の歩き方50
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大きな旅も小さな旅も、旅はいつのときでも、ぼくの輝きである。たとえ小さな旅ではあっても、ぼくにとっては大きな輝きの旅としていつまでも心の奥底に残っている。ところが、その数が増えるにしたがって、それぞれの輝きが、天蓋でいっせいに煌く星屑のように、ただ無秩序に散らばる輝きの束のようになってきた。ひとつ一つの旅を思い起こし、整理してみようという気になって書き進めていったのが、この自然旅50編である。
  • ジョン・ミューア・トレイルを行く
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 シエラクラブの生みの親、「森の聖者」と呼ばれたジョン・ミューアその名を冠した山岳トレイル340キロを、ヨセミテからマウント・ホイットニーまで一気に踏破した記録。35キロの装備を背負い、クマに出会い、ゴールデントラウトを釣り上げ、バックパッカーと意気投合!アウトドア魂の真髄がここにある。
  • メインの森をめざして
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アメリカ東部、ジョージア州からメイン州へ、一四の州を貫く三五〇〇キロのロングトレイルがある。自然、文化、歴史から、暮らしや人との交流まで、バックパッカーの第一人者が歩き通して体感したアメリカ。渾身のノンフィクション。
  • 森の聖者 自然保護の父ジョン・ミューア
    4.4
    「自然保護の父」と呼ばれたジョン・ミューアの生涯を描いた伝記。 地球環境がますます悪化していくなかで、ジョン・ミューアの生涯は、それ自体がもうひとつのアメリカ史といわれているほど、その自然哲学が見直されようとしている。 『森の聖者』は8章からなり、その生い立ちからはじまり、国立公園誕生までの生涯が描かれている。
  • ロングトレイルを歩く 自然がぼくの学校だった
    3.8
    登山と聞けば、一般的にはエベレストのような高山をはじめ世界の峻険な山頂を目指す山登りをイメージするのではないでしょうか? 著者が魅せられたのは、それらの登山とは別の価値観をもつ、山麓や山の道を何日もかけてめぐり、自然の、文化の、歴史の一歩一歩を楽しむロングトレイルという山歩き。バックパッカーとして海外の名だたる山の道(トレイル)を歩き、その経験を生かして構想からかかわった日本で最初のロングトレイル「信越トレイル」は、いまでは年間2万人以上の人が歩いているといいます。そのほか、三陸海岸の自然歩道を、復興と防災につながる道として整備する「みちのく潮風トレイル」や九州や北海道の「自然歩道」整備についての構想を語っています。2010年に筋萎縮性側索硬化症を発症後も動ける間は講演を続けましたが、本書は特に若い世代に向けて自然にふれること、自然を保護することの大切さを伝えようと最期まで取り組んだ本です。

ユーザーレビュー

  • 森の聖者 自然保護の父ジョン・ミューア

    Posted by ブクログ

    ジョン・ミューアについて、
    読みながら、ジョンが歩いている情景が目の前に広がり、私も一緒に歩いているかのようだった。とにもかくも、ヨセミテを歩きたくなった。

    楽しい冒険の読書時間だっただけでなく、山とは何かを深く考えさせてくれた時間でもあった。
    今の欧米の国立公園の規則に大きく関わっていたこと、さらに生物多様性とありのままの自然の価値を1850年あたりに見出していたのだ。

    0
    2022年10月29日
  • 森の聖者 自然保護の父ジョン・ミューア

    Posted by ブクログ

    ジョン・ミューアのことは、本著を読むまではその存在を知らなかった。20世紀の大規模自然破壊が進むアメリカの中で、ミューアのその行動力、知識がその流れを食い止め、またミューアの人間性や魅力もあってのことだろうが、大勢の人が共に動き自然保護の流れが生まれた。日本とアメリカでは自然環境もその歴史も異なるが、ウィルダネスへの向き合い方には共通するものがある。私もミューアの言うようにウィルダネスの中に一度でも入り、触れ合うことがなければ、その価値、魅力は分からないと考える。自然保護は各地で取り組まれ、法整備もされているが、都市化が進む中で自然と疎遠にもなっている。ウィルダネスで見たこと、触れたことをその

    0
    2022年06月12日
  • 森の聖者 自然保護の父ジョン・ミューア

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2013/12/7 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
    2015/4/11〜4/22

    アメリカの国立公園制度を現在の形にしたといっても過言ではないジョン・ミューアの評伝。私自身、2005.4~2006.3までシリコンバレーに住んでいたとき、幸いにも計5日間、ヨセミテで過ごすことができた。また、キングスキャニオンやセコイア国立公園にも足を伸ばすことができた。その頃は、今のようなアウトドアが趣味、といえるようなものでは無かったが、素晴らしい自然には圧倒された。そこで、初めてジョン・ミューアの名前を知ったと思う。懐かしい地名なども沢山登場し、当時見た景色が瞼の裏に浮かんでくる。まだ身体が動くうちに、是

    0
    2015年04月21日
  • ロングトレイルを歩く 自然がぼくの学校だった

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「ロングトレイル」という文化について知りたくて手にしました。
    自然やトレイルを愛した加藤則義さんのことはこちらの本で知りましたが、筋肉が動かなくなる難病に罹患された後も、講演会などトレイルについての普及活動を続けられていたと知り、ロングトレイルへの関心が深くなりました。
    最後まで読んでよかったです。

    0
    2024年08月05日
  • メインの森をめざして

    Posted by ブクログ

    読むほどに引き込まれ、情景や心情が思い浮かぶ。自分がトレイルランをしている気持ちになっていく。足の痛みに耐えつつ歩く。でも、何ものにも代え難い至福の時。自然に包まれる心地良さ。最高!

    0
    2019年04月05日

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