磯村毅の作品一覧
「磯村毅」の「親子で読む ケータイ依存脱出法」「「吸いたい気持ち」がスッキリ消える リセット禁煙」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
依存症の仕組みを脳科学と心理学の観点から分かりやすく説明している。
要するに、人間は刺激に慣れる生き物だから、より強い刺激を求めて依存を深めていく。脳科学的にはドーパミンとα派で説明できる。
人間の脳はドーパミンを放出することで快感を感じるようにできている。最初は少量の刺激でもドーパミンが放出されるが、すぐに慣れてしまい、より多くのドーパミンを必要とするようになる。それが依存症であり中毒症状なのだ。
洗脳も一種の依存症であり、罰と褒美を組み合わせることでドーパミンのコントロールが可能になるのだ。
煙草のような物質的な依存もドーパミンで説明ができる。ニコチンはドーパミンを増やすのではない。ニコチン依存が進むと、ニコチンの不足した状態ではドーパミンが減るのだ。そこで不安を感じた脳がドーパミンを欲し、煙草を吸うことで通常の状態に戻る仕組みである。敢えて不足させ、通常の状況に戻ることに快感を感じる仕組みは、宗教の洗脳やDV被害者のマインドコントロールにもつながる方法である。
著者は本書を通して「正体を暴く」ことの効果について説明している。悪い女から離れられない男を例に出し、「彼女の正体を暴く」ことで会いたい気持ちがスッとなくなる、とのことだ。
たしかに改善の方法だけを学ぶより、その問題の状態がなぜ起きているか、も併せて学ぶほうが効果的に洗脳を解けると思った。
★★★★★
失楽園仮説