作品一覧

  • 雨のむこう、きみと
    完結
    3.3
    全1巻722円 (税込)
    文弥はいつも笑っている。 哀しくても辛くても。そうすることで自分を保ってきた。そしてそれは異国の地でも続いている。 だが、そんな演技を見破る青年・レオナール。 心のうちを見透かされ、二人の距離は急速に近くなっていく。 胸の内側に熱を感じつつも距離を埋められない二人に雨とバラが味方をしてくれて… 恋人たちの柔らかく優しい時間を、リリカルに描いた恋物語。
  • 閃光パラドクス
    完結
    4.5
    全1巻711円 (税込)
    名家の出の椿野と花街で育った喜志は、幼い頃からの親しい友人同士。ある日、喜志の元にドイツへ留学中の椿野から荷物が届く。中に入っていたのは実験用の骸骨模型一式。それが突然動き出したかと思えば椿野の声で話し始めて――!?
  • NEVER KNOT
    完結
    3.0
    全1巻711円 (税込)
    空港で出会った怪しい男たち。一方は白姫組をまとめる二代目組長、白姫耀。一方は勢力を拡大しようと来日したマフィア幹部、カールハインツ・ウルリッヒ。自分たちのシマを荒らされて黙っておくわけにはいかないと会合を潰しにかかる耀に、カールは苛立ちを覚えつつ興味を持つ。力に焦がれ、長という立場に固執するカールと長として人の上に立つことを当然とする耀。カールは嫌がる耀を無理矢理押し倒し―― 交わらない直線。譲ることのできない男たち。闘争の、幕があく――

ユーザーレビュー

  • 閃光パラドクス

    Posted by ブクログ

    骨(コツ)攻め(笑)
    留学中死の淵に立たされた攻めはずっと思いを寄せていた受けに一目会いたい、思いを告げればよかったと意識を失う直前に願った。
    攻めが死の淵に立っていたその頃、受けの元に攻めが出していた荷物が届く。その中には人体骨格の模型が入っていて組み立てて見ると攻めの魂が入ってしまって?!
    という新しい攻め(笑)
    骨との楽しい生活(笑)
    みんなには人として見えているのに自分には骨にしか見えないことや、好きになっても相手の家柄を思うと結ばれないんだろうと考えてしまう受けが、切なくも愛しい。
    最後、見たいものがやっと見られてよかった。

    0
    2015年06月23日
  • NEVER KNOT

    Posted by ブクログ

    Soieさん2冊目のコミックス。絵柄も話も相変わらず独特だけど、なんか好きなんだよね~。ヤクザ対マフィアの設定が活かしきれてなくて残念さはあるし、登場人物も多い割に絡みが少なくて中途半端なんだけど。せっかく見目が良くて個性的なキャラをいっぱい作ったのに勿体ない…(涙)
    あとメイン二人の感情も、読み手にはあやふやな印象。カールの耀への執着はわかりやすいけど、「好きだー!」みたいな恋愛ではなくて『相容れないけど惹かれずにはいられない』って関係性萌えなのかも。ラストには一緒に料理するほどの仲になったけど、ずっとこんな感じでお互いの立場故にハッキリとした恋人にはなれないのかな…。白黒つけたいタイプの人

    0
    2014年06月22日
  • 雨のむこう、きみと

    Posted by ブクログ

    Soie(ソワ)さん初コミックス。 表紙絵の丁寧さそのままの、瑞々しい作画で一冊まるまる表題作。
    個人的には好きな作風だけど、欲を言えばエロなしでもっとイチャイチャ・キャッキャして欲しい雰囲気の作家さん。

    主人公・文弥がフランス滞在でお向かいのアパートに住むレオナールと出逢うんだけど。 レオナールの友人達にビズ(頬を合わせる親愛の挨拶)をされて赤面したり、花屋のマダムとのやりとりをする文弥がとにかく可愛い(≧∇≦)
    キャラはみんな魅力的だし絵柄は中性的なので、BLらしさを求めるより群像劇の楽しさを見いだしたいな〜。 読めば読むほどキャラが可愛く思える不思議(笑)
    好きだけどちょっと惜しい!っ

    0
    2013年07月22日

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