安田節子の作品一覧
「安田節子」の「命を守る食卓」「自殺する種子」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
普段何気なくスーパーで手に取っている食材が本当に安全かどうかしっかり自分で知識を持って選択しないと手遅れになってしまう。そんな危機感をもたらす本でした。
人々の視点から外れるような意表をついて、食品表示がどんどん改悪されている。自分が意図せずに口にしたくないものまで取り込んでしまっているものがこんなにもあるのかと気づかされました。
消費者が手に取るものを変えれば、社会も少しずつ変わっていくので、自分たちが何を選択して何を体に取り込んでいくのかというのを、1人でも多くの人が意識するべきだし、そうしないと今後、安全な食卓は守れないそう感じた。
Posted by ブクログ
どんな情報でも、一方からの情報からだけで判断するのはよくないが、関連の書籍は多く、色々読んでいくと全体としてはやはり、かなり世界中でとんでもないことが起きているなという認識になってくる。この本はかなり辛口。非常に広範囲に様々な情報を集めてき、苦労して編まれていて読み応えはたっぷりある。
アグロバイオ企業に関する章では、本書のタイトルにもなっている、次世代のタネを残さず、農家が毎年タネを買い続けるビジネスモデルが登場する。「ターミネーター」と聞くと真っ先に「シュワちゃん」のイメージが浮かぶが、まさにハリウッド映画並みに分かりやすい、とんでもない技術だ。また、特定の病気にだけ「弱い」タネを作り出し、その病気を防除する農薬をセット販売するとか、まるでギャグ漫画のような話も出てくる。
あとはWTOとミニマムアクセスの話は、これまでニュースで見聞きはすれど、なんとなく流していたことが、実はどれほど深刻な問題だったか目から鱗が落ちた。特に大豆など、日本人が本来昔から醤油、味噌、豆腐の原料として普通に作ってきたはずなのに、いつの間にか輸入に頼りまくり?またその輸入も、生産国の都合でいつでも輸出をストップできる条項付とは、どんだけリスクがあるわけ?とちょっと呆然としてしまうぐらい考えさせられる。「和食」がユネスコ無形文化遺産として認められたとか、喜んでる場合じゃない。
本書が指摘するような問題は決してヒステリックに叫んで批判するばかりでは解決しない。農業生産者は消費者が求めるものを作ろうとする。農業生産者も馬鹿じゃないが、消費者が見えなくなっているのが問題。やはり消費者と生産者をつなぎ、サポートする体制の問題が大きいだろうと思われる。
ほんとに生命に関わっていく問題。誰もがもっと正確な情報を持ってしっかりと認識し、自分で正しい判断をしていかないといけないこと。日々、生活していく上で、ちょっとでも関心レベルをあげていくべきだと思う。