漆原ミチの作品一覧
「漆原ミチ」の「ありごけ」「鬼談百景」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「漆原ミチ」の「ありごけ」「鬼談百景」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
今、読み終わって感じた事を素直に言葉とするなら、「すっげえ漫画、読んじまったなぁ」であろう
この『ありごけ』って漫画をストレートに表現するなら、剥き出し、だ
夫婦の仲、男と女の関係、親子の絆、どれもかれも、まとめてひっくるめて、見栄えの良い皮を力づくで剥いで、ありのままを読み手に見せつけてくる感じ
うん、他の読み手に伝わらないのは百も承知。けど、この震えは偽りようもない
二巻完結だからこそ、余計に、そんな感じがするのだと思う
さすがに、『オニマダラ』ほどではないのだけど、「まさか」の連続で、体力のない読み手だと途中で息切れしそうになるかも。ただ、最後まで、このペースに置いていかれなかったら、面
Posted by ブクログ
剥き出しだ
伝わる、伝わらない、は関係なく、それが私の『ありごけ』って作品に対して感じた、端的な印象
ありごけ(この単語も、私は初耳だった)のヒロインが記憶喪失って設定を背負っているからか、個人っつーよりかは、人間って生き物の本性が、読み手の許容量を考えないレベルで曝け出されているな、と感じた
肉体的や精神的にエグい描写が多い訳ではない・・・皆無でもないが
巧く言えないが、ヒロインと関わり合う依頼人らに近しいトコが胸の中にある読み手は、確実にハッとさせられ、思わず、本を閉じてしまうかも知れない
ある日から前の記憶をすっぱりと失い、思い出せない事が多くなり、自分って存在が自分で最も判らなくなるか